元記事:blender.org - Blender 2.48
訳注:構成の都合上原文のレイアウトは再現していません。タイトルに■のついたものが翻訳済です。
Blender 2.48aには、ゲームのロジックの編集の大幅な改良、キャラクタアニメーション、Blender の Material を元にしたリアルタイムシェーダといった、Blender ゲームエンジンと Apricot のオープンゲーム、"Yo Frankie!" に行われた作業のすべてが含まれています。そして最後の最後に Bullet 物理エンジンによる SoftBody サポートというサプライズもあります。
このリリースには他にも多くの新機能が含まれています。Windows 64ビットサポート、注釈をスケッチできる Grease Pencil、Sun/Sky/Atmosphere レンダリング、新しいモディファイア、Python API をサポートした Text エディタの改良などがあります。最後になりましたが、膨大な量の公開バグレポートの処理済リストもあります。
2008年10月
Blender.org チーム
Blender 2.48a に更新
いくつかの重要なバグ修正が、特にゲームエンジンと GLSL にリリース後行われました。詳細はこちらです。
Blender の Material の多くが、3Dウィンドウとゲームエンジン上にシャドウバッファとともにリアルタイムで描画されます! ハードウェアシェーダサポートを受けるには、比較的新しい3Dカードが必要です。
ゲームロジックとゲームレベル編集の多くのツールで改良が行なわれました。最も大きなものが Logic States で、LogicBrick をシンプルに「ステートエンジン」でまとめることができ、Activate、Deactivate、もしくはその間の遷移をスムーズにします。
Blender のゲームエンジンは、Bullet 物理演算ライブラリを使用しています。このライブラリが最新バージョンに更新され、軟体力学(ソフトボディ)が使用できるようになりました。平面の布と、立体のソフトボディをサポートしています。Bullet で SoftBody と Rigid Body、すべての種類の動かない衝突判定領域との相互作用が行なえるのです。
ゲームエンジンが以前より改良されて復活しました! このセクションでは、その背景と、その他のゲームエンジンのリリースノートを読むことができます。
RGB カラーを Lamp の影に適用することができるようになりました。これは「現実世界」ではサポートされていない機能ですが、アーティストたちが(GIなしで)よりリアルなシェーディングやライティングを作品の中で表現できる、クールなツールです。
Google Summer of Codes プロジェクトの一つとして、あるオブジェクトを、他のオブジェクトの形状にぴったりフィットさせることができるようになりました。このモディファイアは VertexGroup を元にし、モデルの一部を縮小もしくは投影することができます。
この新しいモディファイアは、シンプルなデフォームを提供します。Mesh と Curve オブジェクトで働き、ひねる、曲げる、次第に細くする(Taper)や引き伸ばしを行なうことができます。
Grease Pencil は、Blender に注釈をスケッチしたり、メモやアニメーションのモーションを提案するのに使用できます。ディレクターからの注釈や、キャラクタのキーフレームポーズを描きこむなど、共同作業にも最適です。
キー挿入の管理を改善する、多くの作業が行なわれました。更にリギング、Bone のロックや整列(Align)などのノートも読めます。Mancandy リファレンスリグも更新されました!
この新しい "sun/sky" 機能で、Sun Lamp を使用し、空の色と大気の光の散乱をシミュレートすることができます。多くのオプションとブレンドモード、カラースペースにより、興味深い、芸術的な結果を生成できます。
新しい SculptMode オプションがいくつか追加されました。ブラシの Falloff カーブがカスタマイズ可能になり、テクスチャブラシのオプションも増えました。
Google Summer Of Codes プロジェクトの一つが、我らの Text エディタの Python IDE 機能による改良で、非常に多くの高度な編集機能と API 参照がスクリプト作者をサポートします。
Fluid(流体)シミュレーションが、ローカルな Force Field を定義する Particle を使用したコントロールや、物理シミュレーションと一連のターゲットシェープのいずれかからの自動的な生成ができるようになりました。一方、できるだけ自然な流体の動きも維持されています。
Wind Force Field が、"Noise" オプションを持つようになりました。また、Deflector が Force をさえぎったり、吸収することができるようになりました。
訳注:構成の都合上原文のレイアウトは再現していません。タイトルに■のついたものが翻訳済です。
Blender 2.48a
Blender 2.48aには、ゲームのロジックの編集の大幅な改良、キャラクタアニメーション、Blender の Material を元にしたリアルタイムシェーダといった、Blender ゲームエンジンと Apricot のオープンゲーム、"Yo Frankie!" に行われた作業のすべてが含まれています。そして最後の最後に Bullet 物理エンジンによる SoftBody サポートというサプライズもあります。
このリリースには他にも多くの新機能が含まれています。Windows 64ビットサポート、注釈をスケッチできる Grease Pencil、Sun/Sky/Atmosphere レンダリング、新しいモディファイア、Python API をサポートした Text エディタの改良などがあります。最後になりましたが、膨大な量の公開バグレポートの処理済リストもあります。
2008年10月
Blender.org チーム
Blender 2.48a に更新
いくつかの重要なバグ修正が、特にゲームエンジンと GLSL にリリース後行われました。詳細はこちらです。
■リアルタイム GLSL Mateirial
Blender の Material の多くが、3Dウィンドウとゲームエンジン上にシャドウバッファとともにリアルタイムで描画されます! ハードウェアシェーダサポートを受けるには、比較的新しい3Dカードが必要です。
■ゲームロジック
ゲームロジックとゲームレベル編集の多くのツールで改良が行なわれました。最も大きなものが Logic States で、LogicBrick をシンプルに「ステートエンジン」でまとめることができ、Activate、Deactivate、もしくはその間の遷移をスムーズにします。
■Bullet による SoftBody
Blender のゲームエンジンは、Bullet 物理演算ライブラリを使用しています。このライブラリが最新バージョンに更新され、軟体力学(ソフトボディ)が使用できるようになりました。平面の布と、立体のソフトボディをサポートしています。Bullet で SoftBody と Rigid Body、すべての種類の動かない衝突判定領域との相互作用が行なえるのです。
ゲームエンジンノート
ゲームエンジンが以前より改良されて復活しました! このセクションでは、その背景と、その他のゲームエンジンのリリースノートを読むことができます。
■カラーシャドウ
RGB カラーを Lamp の影に適用することができるようになりました。これは「現実世界」ではサポートされていない機能ですが、アーティストたちが(GIなしで)よりリアルなシェーディングやライティングを作品の中で表現できる、クールなツールです。
■Shrinkwrap モディファイア
Google Summer of Codes プロジェクトの一つとして、あるオブジェクトを、他のオブジェクトの形状にぴったりフィットさせることができるようになりました。このモディファイアは VertexGroup を元にし、モデルの一部を縮小もしくは投影することができます。
■Simple Deform モディファイア
この新しいモディファイアは、シンプルなデフォームを提供します。Mesh と Curve オブジェクトで働き、ひねる、曲げる、次第に細くする(Taper)や引き伸ばしを行なうことができます。
■Grease Pencil
Grease Pencil は、Blender に注釈をスケッチしたり、メモやアニメーションのモーションを提案するのに使用できます。ディレクターからの注釈や、キャラクタのキーフレームポーズを描きこむなど、共同作業にも最適です。
■アニメーションツール
キー挿入の管理を改善する、多くの作業が行なわれました。更にリギング、Bone のロックや整列(Align)などのノートも読めます。Mancandy リファレンスリグも更新されました!
■Sun、Sky、Atmosphere
この新しい "sun/sky" 機能で、Sun Lamp を使用し、空の色と大気の光の散乱をシミュレートすることができます。多くのオプションとブレンドモード、カラースペースにより、興味深い、芸術的な結果を生成できます。
■SculptMode の改良
新しい SculptMode オプションがいくつか追加されました。ブラシの Falloff カーブがカスタマイズ可能になり、テクスチャブラシのオプションも増えました。
■Python エディタ
Google Summer Of Codes プロジェクトの一つが、我らの Text エディタの Python IDE 機能による改良で、非常に多くの高度な編集機能と API 参照がスクリプト作者をサポートします。
■Fluid コントロール
Fluid(流体)シミュレーションが、ローカルな Force Field を定義する Particle を使用したコントロールや、物理シミュレーションと一連のターゲットシェープのいずれかからの自動的な生成ができるようになりました。一方、できるだけ自然な流体の動きも維持されています。
■Wind と Deflector
Wind Force Field が、"Noise" オプションを持つようになりました。また、Deflector が Force をさえぎったり、吸収することができるようになりました。
■その他の2.48の機能と修正…
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Blender 2.47リリース |
1. Blenderリリースノート翻訳 |
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