元記事:YafRay Support

Blender 2.32: Yafray



Yafrayはオープンソースの高品質なフォトリアルレンダリングシステムで、www.yafray.orgにて開発が行われています。2.32Blenderのリリースとともに、これから二つのプログラムは綿密に協力し合うでしょう。

BlenderのRender Buttons(F10)の中央の"Render"パネルのプルダウンメニューにより、Yafrayレンダラも選択できるようになりました。

Yafrayレンダリングは現状では作業用ディレクトリへ中間xmlファイルをエクスポートします。Yafrayは最初に正しくインストールされている必要があります。Windowsユーザはすぐエクスポートできますが、他のプラットフォームの場合は最初にエクスポートディレクトリをBlenderユーザデフォルトセクションに設定する必要があります。Windowsユーザもエクスポートディレクトリを設定できますが、必要ではありません。
レンダリング後、結果の画像はBlenderに送られます。これはユーザが単にF12を押してblenderによって結果が作られるまで待てばいいことを意味します。アニメーションも同様です。

MaterialはBlenderの大部分のMaterialの機能をエミュレートした新しいBlenderシェーダを使用してエクスポートされ、テクスチャマッピングといくつかのプロシージャルマッピング、そしてレイトレースの設定も含まれます。いくつかのバンプマッピングレベルやレイトレース設定のようなものはユーザによって調整を加える必要があります。

こちらに、現在YafrayでサポートしているBlenderの機能が記載されています

ライトはまだ別物として調節が必要です。ライトのパワーレベルはYafrayとはまったく違うため、ユーザはYafrayで望みのライティングレベルを得るためには調整が必要になります。Blenderの'Sphere'モードが恐らく調整の必要が最小なものでしょう。

また、SpotとAreaライト(quad)はフォトンの発生源として使用できます。しかし、それはグローバルフォトンであり、旧Photonlightとは違うため、pointlightからの(直接の)コースティクスのサポートはまだされていません。
Pathlight(GIメニューの'Full'オプション)はGI(間接光、他のオブジェクトに反射した光)、天空光、Areaライトからのコースティクスをサポートしています。

グローバルイルミネーションには普通の天空球方式(hemilight)、完全なGI(Pathlight)、そして、キャッシュモードとフォトン(グローバルフォトンライト)を設定できる新しいパネルがあります。

これを開発中、多数のPathに関する問題がありました。現在はほとんど解決済ですが、恐らく、まだWin32もしくはOS X上の問題を体験することになるでしょう。

これはまだ主としてベータテストということを心に留めておいて下さい。より改良をほどこすため、フィードバックをお待ちしています。Yafrayは現在www.blender3d.orgからもダウンロードできます。
 
Stefano Selleri氏作。


Render Buttonsの新しいパネル


yafray.org galleryより。Richie氏作


yafray.org galleryより。Pucks氏作



チュートリアルとサンプル


- YafrayのグローバルイルミネーションTutorial。Alejandro氏作
- 二つのサンプル.blendファイル(下の二つの画像)(zip 50k)(訳注:08/03/18現在、リンク先がないため、ミラーでアップロードしています)


Alejandro氏作
 
Alejandro氏作
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