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元記事:blender.org - Smoke Simulation


Smoke(煙)シミュレーション



Blender の新しい煙シミュレーションは Wavelet Turbulence for Fluid Simulation(流体シミュレーション用のウェーブレットの渦)の論文(訳注:元ページが消えているため、Googleの結果)と、関連するサンプルコードを元にしており、Blender への実装を Daniel Genrich氏が行われています。

このシミュレータはボリューメトリック流体ベースのモデルを使用しており、最終結果はボクセルグリッドとして出力されます。このボクセルデータは Blender の3DView内にOpenGLのシェーディングを使用してインタラクティブに表示され、Voxel Data Texture を使用してレンダリングされます。



blender hires smoke from edi on Vimeo.





Inflow(流入)


煙は Paticle によってシミュレーションに追加されます。煙を追加するには、ある Particle システムを持つオブジェクトに Smoke システムを追加し、 Flow に設定します。シミュレーションの各フレーム毎に、Smoke Domain 内の各 Particle によって、初期速度を持った煙がシミュレーションに追加されます。

(訳注:他に Domain に設定いた Smoke システムを追加したオブジェクトが必要です)



Collision(衝突物) と Forces(力場)


煙は 'Collision' オプションを使うことで、Mesh オブジェクトと衝突させることができます。現在静止している Collision オブジェクトのみ対応しています。
Blender の Force Field (Wind や Vortex Field など)も対応しており、Smoke シミュレーションを Particle などのような他の物理演算システム同様に変化させることができます。





左:標準、右:高解像度(ウェーブレット)

High Resolution(高解像度)オプション


High Resolution オプションは、シミュレーションを低解像度で行い、その後ノイズテクニックを使用し、実際に計算せずに解像度を上げます。これにより、アニメータは低解像度のシミュレーションをすばやく作成し、流体の動きに全く変更せずにディテールを追加できます。
様々な方法が利用可能で、デフォルトの Wavelet は次の論文を実装したものです:Wavelet Turbulence for Fluid Simulation




元記事:blender.org - Smoke Simulation
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