元記事:Blender 2.28 released!
ton氏による記事です。
2ヶ月間に渡るハードワークとともに、新鮮な2.28のリリースをお届けします! 以前も書きましたが、プログラマたちからリリースを強奪してくるのは困難で、誰もが準備OK、もしくはこれで十分と認めようとしませんでした。
ならば今、ユーザがそれを決めましょう!
Blender 2.28のダウンロードはこちらから
下記に変更点のログがありますが、私は本当にPythonチーム、そして同期用の音声を再生できるという素晴らしい機能を追加した人たちが大変な作業だったことを示しておきたいと思います。
このリリースに寄与したプログラマの皆さん(順不同):Aphex、LarstiQ、Hos、Sgefant、JWalton、intrr、Michel、Guignot、IanWill、phlo、SirDude、Phase、Bischofftep、Goofster、Hans、Casey、Cessen、そして私自身。
もし誰かを忘れていたら言って下さい。
― 全般
- 新しいデフォルト.B.blend file(訳注:起動時の状態を保存するファイル)に、Material、Texture、Worldと'draw faces'そして'draw edges'オプションを設定して同梱。
- もしButtonsWindowにMaterialオプション(F5)が表示されていた場合、Lampを選択すると自動的にLampシェーディング設定に変更するように。そして逆も可能です。
- ウィンドウヘッダのツールチップが更新されました。
- スウェーデン語キーボードの''が入力可能に。
- vertex deform groupを含むファイルの読み込みが遅いのを修正。
- バグ修正:FileSelectのプリセットディレクトリメニューが空の場合、描画が壊れてしまうエラーを修正(典型的な例として、Blenderを立ち上げてまだ一度も保存をしていないときなど)
- バグ修正:VRML1.0ファイルを保存時にUV座標がおかしくなるのを修正。
- MS Windowsのすべてのバージョンで正しくインストールできるように。
- ボタンのTooltipのポップアップが0.3秒待った後されるように。
- TextEditorでのマウスホィールのサポート。
― 音声(NEW!)
- Blenderで音声が再生可能に。3DWindowで音声同期が、そして同様にSequence Editorでも可能に。
- Sequence editorでAudioストリップを編集可。
- 音声に同期してアニメーション可。(フレーム落ちします)
- また、音声はすべてのウィンドウ(3DWindow含む)で再生可。
- このシステムの完全な機能の説明は、下記の記事を参考にして下さい。
http://intrr.org/blender/audiosequencer.html
- 確認済の問題:音声のIpoがフェードするのはSequencerのみ。
- 音声付き動画の出力はまだ未サポートです。代わりに'Mixdown'機能がファイルへ混合して書き込むために提供されています。
― Python(NEW!)
- すべての実装が純粋にCだけで、新しいコードの混入と旧bpythonファイルの一部の更新として終わりました。
- NMeshのMaterialの更新のような、いくつかのバグは修正済みです。
- 今、すでに存在するモジュールについてはより多くのデータ、変数やメソッド関数が公開されるようになりました。
- Windowモジュールのfile selectorが再び使用可能に。
- 新しいモジュール:Armature、Effect、MetaballそしてWorldが追加。
- 活発な開発をしている、BlenderのPythonスクリプトに興味がある人のためのメーリングリストが参加者を招待しています。
http://www.blender.org/mailman/listinfo/bf-python
- APIリファレンスがbetaで利用可能に。
- 2.28以降にはより多くの興味深いimport/exportモジュールが―2.29にはプルダウンメニューを利用するスクリプトが予定されています。
― 3DWindowの編集
- Meshエディットモードで[Alt]+右マウスクリックでエッジの両端の頂点を選択可能に(これは本当のエッジ選択ではありませんが、肉薄しています!)
- 'draw edges'モードをF9メニュー(EditButtonsWindow)に追加。選択されている頂点のedgeを表示します。
- 見づらかった'draw face'モードを半透明に。
- 'draw faces'や'draw edges'のような設定がファイルに保存されるように。
- "insert Mesh key(Meshアニメーションキーの挿入。[I])"がRelativeかAbsolute(通常)かの選択が可能に。
- [Shift]+[O]の振るまいを逆に変更。
・edit mode内: [O]キーをでプロポーショナルエディティングのON/OFF。
・edit mode内: [Shift]+[O]でSharp/smoothプロポーショナルエディティングの切替。
・edit mode外では[Shift]+[O]でSubSurfのON/OFF。
- バグ修正:なにもオブジェクトが選択されていない状態で[Shift]+[O]を押すと落ちるのを修正。
- 新しく"Group selection"メニュー([Shift]+[G])が追加。下記のオプションが選択可能です。
1- Children
アクティブなオブジェクトの直接の子をすべて選択。
2- Immediate Children
アクティブなオブジェクトの子の子までをすべて選択。
3- Activate Parent
現在のオブジェクトの親をアクティブに。
4- Objects on shared layers
アクティブなオブジェクトと少なくとも1つでもレイヤーが共有されているオブジェクトをすべて選択。
- 'Textured Solid'をDraw modeポップアップ([D])に追加。
-「ターンテーブル」な視点の回転が可能に(中マウスボタンの上下ドラッグ)。竜巻状の回転も同様に可能です。これは軸のずれを引き起こす#364のバグの修正によるものです。ただし、この機能のフィードバックによっては別にユーザオプションをつけることになるかもしれません。
- 現在、オブジェクトの選択中は違うfrontバッファで描画の管理をされています。全ウィンドウですべての物を再び描画する代わりに、アクティブなものと前回アクティブなオブジェクトに制限しています。もっと多くのオブジェクトが再描画される時には、通常のswapバッファで行われます。結果的に複雑なシーンにおいて、すべての再描画と選択がより速くなりました。
- バグ修正:特殊文字を3D Textオブジェクトに入力したときに動作しなかったのを修正。
- #149のバグ修正。Solid drawモードで現在のビューのレンダリング(view 3D header、render)がされないのを修正。
- FaceSelectモードのSphericalマッピング([U])が再び動作するように。
― Actionウィンドウ
- 'HOME'ボタンが全く動作しなかったのを修正。
- ズームアウトがより遠くできるように。
- バグ修正:新しくActionウィンドウを開いた時、もしくはスケーリングした時に間違ったウィンドウの行列が表示されるのを修正。
- Relative Vertex Key(RVK)が他と同様に表示されるように。以下はオプション。
・RVKスライダ。チャンネル名の中の'sliders'の隣の小さな三角を押して開きます。
・キーブロック名のエリアで[N]を押すことによりキーブロックの名前、そしてRVKスライダのmaxとminの値を変更することが可能です。
・オブジェクトが選択された時にIpoCurve用にキーフレームを視覚化します。
・[A]ですべてのキーの選択・非選択の切替。
・[G]と[S]で選択したキーのgrab(移動)もしくはscale(サイズ変更)。
・[X]で選択されたキーの削除。
・[D]で選択されたキーの複製。
・[V]、[H]、そして[Shift]+[H]で選択されたキーのベジェハンドルの変更。
― NLAウィンドウ
- バグ修正#178、Actionストリップの削除により、メモリが不正になり、読み込めない.blendファイルができてしまうのを修正。
- バグ修正#152、[Shift]+[A] "add action(Actionの追加)"でdata-browseが使用できないのを修正。
― レンダリング
- Lampにディフューズとスペキュラを与えないオプション(No Diffuse, No Specular)が追加。([F4]メニュー)
- Tuhopuuの新しいシェーダがBlenderに統合:
- MaterialButtons: レイアウトが少し変更され、'shader'オプションが集まって配置されました。
- シェーダオプションは'diffuse'と'specular'に分けられており、自由に組み合わせ可能です。
- Diffuse Lambert: 古いシェーダ
- Diffuse Oren Nayar: 新しいシェーダで砂地、布地、皮膚のような質感を与えるのに適しています。
- Diffuse Toon: カートーンレンダリング用
- Specular Phong: 新しい"spec"、伝統的な70年代のspecです。
- Specular CookTorr: cook torranceシェーディングの縮小版で、スペキュラのピークを適切に抑えています(Blenderの古いspecです)。
- Specular Blinn: 新しいspecで、機能はCookTorrと同じですが、'refraction'の設定があります。
- Specular Toon: カートーンレンダリングのための新しいspecです。
- デフォルトのBlenderは互換性のあるレンダリング設定で開始します。また、古いファイルも同様です。
- shaded viewとpreview-renderが正常に働くように。
- バグ修正:レンダーウィンドウにおいて、[Z]キーでズームできなくなっていたのを修正。
- バグ修正:2.27がbackgroundモード(blender -b)でレンダリングできなかったのを修正。
- backgroundレンダーモードが再び[Ctrl]+[C]に反応するように。あなたは2回押す必要があるでしょう…1回目の[Ctrl]+[C]は内部的な中断です(レンダーループから抜ける)。
- 新機能:大きな画像をレンダリングしてもrenderウィンドウで縮小して表示するように。縮小しないとさまざまなシステムで予測できない速度低下を招きます。
- [F11]はrenderウィンドウのポップ・プッシュを再び心地よくしてくれるようになりました。
- DispViewモード(3d windowのレンダリング)はもはやレンダリング後に消えたりはしなくなりました。
- レンダリング中、[ESC]を押すとすぐにレンダリングを中止します。現在でもバージョン2.23より以前のものは動作していましたが、レンダリングが遅くなりません。
- バグ修正:長いアニメーションのレンダリングにおいて、メモリーリークによりBlenderがどんどんメモリを食らい尽くすことがあるのを修正。(古典的!)
― Quicktimeサポート
- Quicktimeコードの更新で設定がblendファイルに保存可能に。OSXとWindowsで互換性があります。これによりBlenderができることは…br>
・違うcodecの設定をしたシーンを持つこと(avicodecと同じです)。
・ダイアログなしで直接レンダリングすること。
・Quicktimeムービーのバッチ・backgroundレンダリング。
― ラジオシティ
- バグ修正#370:16を超えたMaterialが'collect meshes'で使用されると、不正なインデックス番号となってレンダリング時にエラーが起こるのを修正。
― OpenGL関連:(主にOSXとnVidiaカード)
- Materialプレビュー([F4]、[F5])のスキャンラインのレンダリング進行が綺麗に表示されるように。
- 'glFlush'の適切なキャッシュとswapバッファの呼び出しにより、全般においてGUIが大幅に速くなりました。
- Geforceの「フルスクリーンアンチエリアス」モードがBlenderインタフェイスを変に表示することがなくなりました。(Windows)
- Windowのアイコン化がフォーカスを奪うことがなくなりました。(X11)
― OSX関連
- VertexペイントとFaceSelectModeが正常に動作するように。
- バグ修正:ImageWindow (UV座標)で選択された頂点が表示されなくなるのを修正。
- 手のカーソルがウィンドウの端を動かすことができるのを示すように。
- Blenderのスクリーンショットの保存が[Alt]+[Ctrl]+[F3]に(通常では[Ctrl]+[F3]ですが、OSXが使用しています)。
- 移動・回転・拡大縮小時に、カーソルが矢印キーで動かなくなるように戻しました。
- バグ修正:レンダリング後、そして[ESC]または[F11]が押された時、メインウィンドウが入力に反応しなくなるのを修正。
― ソースコード
- interface.cに広範囲のAPIドキュメントが、BlenderのGUIシステムの完全な説明とともにあります。bf-blender/blender/docs/にあります。
- Soundsystemライブラリが'intern'に (game engine外へ)
- コンパイル用の新しい付属物がSDLライブラリに。二つのシステムSDL(sdl-configも)と/lib/にあるSDLライブラリが動作します。
- Windowsでのgccによるコンパイルが可能に。
- heapsとMakefile/projectfile/automakeのheapが改良されました。
ton氏による記事です。
2ヶ月間に渡るハードワークとともに、新鮮な2.28のリリースをお届けします! 以前も書きましたが、プログラマたちからリリースを強奪してくるのは困難で、誰もが準備OK、もしくはこれで十分と認めようとしませんでした。
ならば今、ユーザがそれを決めましょう!
Blender 2.28のダウンロードはこちらから
下記に変更点のログがありますが、私は本当にPythonチーム、そして同期用の音声を再生できるという素晴らしい機能を追加した人たちが大変な作業だったことを示しておきたいと思います。
このリリースに寄与したプログラマの皆さん(順不同):Aphex、LarstiQ、Hos、Sgefant、JWalton、intrr、Michel、Guignot、IanWill、phlo、SirDude、Phase、Bischofftep、Goofster、Hans、Casey、Cessen、そして私自身。
もし誰かを忘れていたら言って下さい。
― 全般
- 新しいデフォルト.B.blend file(訳注:起動時の状態を保存するファイル)に、Material、Texture、Worldと'draw faces'そして'draw edges'オプションを設定して同梱。
- もしButtonsWindowにMaterialオプション(F5)が表示されていた場合、Lampを選択すると自動的にLampシェーディング設定に変更するように。そして逆も可能です。
- ウィンドウヘッダのツールチップが更新されました。
- スウェーデン語キーボードの''が入力可能に。
- vertex deform groupを含むファイルの読み込みが遅いのを修正。
- バグ修正:FileSelectのプリセットディレクトリメニューが空の場合、描画が壊れてしまうエラーを修正(典型的な例として、Blenderを立ち上げてまだ一度も保存をしていないときなど)
- バグ修正:VRML1.0ファイルを保存時にUV座標がおかしくなるのを修正。
- MS Windowsのすべてのバージョンで正しくインストールできるように。
- ボタンのTooltipのポップアップが0.3秒待った後されるように。
- TextEditorでのマウスホィールのサポート。
― 音声(NEW!)
- Blenderで音声が再生可能に。3DWindowで音声同期が、そして同様にSequence Editorでも可能に。
- Sequence editorでAudioストリップを編集可。
- 音声に同期してアニメーション可。(フレーム落ちします)
- また、音声はすべてのウィンドウ(3DWindow含む)で再生可。
- このシステムの完全な機能の説明は、下記の記事を参考にして下さい。
http://intrr.org/blender/audiosequencer.html
- 確認済の問題:音声のIpoがフェードするのはSequencerのみ。
- 音声付き動画の出力はまだ未サポートです。代わりに'Mixdown'機能がファイルへ混合して書き込むために提供されています。
― Python(NEW!)
- すべての実装が純粋にCだけで、新しいコードの混入と旧bpythonファイルの一部の更新として終わりました。
- NMeshのMaterialの更新のような、いくつかのバグは修正済みです。
- 今、すでに存在するモジュールについてはより多くのデータ、変数やメソッド関数が公開されるようになりました。
- Windowモジュールのfile selectorが再び使用可能に。
- 新しいモジュール:Armature、Effect、MetaballそしてWorldが追加。
- 活発な開発をしている、BlenderのPythonスクリプトに興味がある人のためのメーリングリストが参加者を招待しています。
http://www.blender.org/mailman/listinfo/bf-python
- APIリファレンスがbetaで利用可能に。
- 2.28以降にはより多くの興味深いimport/exportモジュールが―2.29にはプルダウンメニューを利用するスクリプトが予定されています。
― 3DWindowの編集
- Meshエディットモードで[Alt]+右マウスクリックでエッジの両端の頂点を選択可能に(これは本当のエッジ選択ではありませんが、肉薄しています!)
- 'draw edges'モードをF9メニュー(EditButtonsWindow)に追加。選択されている頂点のedgeを表示します。
- 見づらかった'draw face'モードを半透明に。
- 'draw faces'や'draw edges'のような設定がファイルに保存されるように。
- "insert Mesh key(Meshアニメーションキーの挿入。[I])"がRelativeかAbsolute(通常)かの選択が可能に。
- [Shift]+[O]の振るまいを逆に変更。
・edit mode内: [O]キーをでプロポーショナルエディティングのON/OFF。
・edit mode内: [Shift]+[O]でSharp/smoothプロポーショナルエディティングの切替。
・edit mode外では[Shift]+[O]でSubSurfのON/OFF。
- バグ修正:なにもオブジェクトが選択されていない状態で[Shift]+[O]を押すと落ちるのを修正。
- 新しく"Group selection"メニュー([Shift]+[G])が追加。下記のオプションが選択可能です。
1- Children
アクティブなオブジェクトの直接の子をすべて選択。
2- Immediate Children
アクティブなオブジェクトの子の子までをすべて選択。
3- Activate Parent
現在のオブジェクトの親をアクティブに。
4- Objects on shared layers
アクティブなオブジェクトと少なくとも1つでもレイヤーが共有されているオブジェクトをすべて選択。
- 'Textured Solid'をDraw modeポップアップ([D])に追加。
-「ターンテーブル」な視点の回転が可能に(中マウスボタンの上下ドラッグ)。竜巻状の回転も同様に可能です。これは軸のずれを引き起こす#364のバグの修正によるものです。ただし、この機能のフィードバックによっては別にユーザオプションをつけることになるかもしれません。
- 現在、オブジェクトの選択中は違うfrontバッファで描画の管理をされています。全ウィンドウですべての物を再び描画する代わりに、アクティブなものと前回アクティブなオブジェクトに制限しています。もっと多くのオブジェクトが再描画される時には、通常のswapバッファで行われます。結果的に複雑なシーンにおいて、すべての再描画と選択がより速くなりました。
- バグ修正:特殊文字を3D Textオブジェクトに入力したときに動作しなかったのを修正。
- #149のバグ修正。Solid drawモードで現在のビューのレンダリング(view 3D header、render)がされないのを修正。
- FaceSelectモードのSphericalマッピング([U])が再び動作するように。
― Actionウィンドウ
- 'HOME'ボタンが全く動作しなかったのを修正。
- ズームアウトがより遠くできるように。
- バグ修正:新しくActionウィンドウを開いた時、もしくはスケーリングした時に間違ったウィンドウの行列が表示されるのを修正。
- Relative Vertex Key(RVK)が他と同様に表示されるように。以下はオプション。
・RVKスライダ。チャンネル名の中の'sliders'の隣の小さな三角を押して開きます。
・キーブロック名のエリアで[N]を押すことによりキーブロックの名前、そしてRVKスライダのmaxとminの値を変更することが可能です。
・オブジェクトが選択された時にIpoCurve用にキーフレームを視覚化します。
・[A]ですべてのキーの選択・非選択の切替。
・[G]と[S]で選択したキーのgrab(移動)もしくはscale(サイズ変更)。
・[X]で選択されたキーの削除。
・[D]で選択されたキーの複製。
・[V]、[H]、そして[Shift]+[H]で選択されたキーのベジェハンドルの変更。
― NLAウィンドウ
- バグ修正#178、Actionストリップの削除により、メモリが不正になり、読み込めない.blendファイルができてしまうのを修正。
- バグ修正#152、[Shift]+[A] "add action(Actionの追加)"でdata-browseが使用できないのを修正。
― レンダリング
- Lampにディフューズとスペキュラを与えないオプション(No Diffuse, No Specular)が追加。([F4]メニュー)
- Tuhopuuの新しいシェーダがBlenderに統合:
- MaterialButtons: レイアウトが少し変更され、'shader'オプションが集まって配置されました。
- シェーダオプションは'diffuse'と'specular'に分けられており、自由に組み合わせ可能です。
- Diffuse Lambert: 古いシェーダ
- Diffuse Oren Nayar: 新しいシェーダで砂地、布地、皮膚のような質感を与えるのに適しています。
- Diffuse Toon: カートーンレンダリング用
- Specular Phong: 新しい"spec"、伝統的な70年代のspecです。
- Specular CookTorr: cook torranceシェーディングの縮小版で、スペキュラのピークを適切に抑えています(Blenderの古いspecです)。
- Specular Blinn: 新しいspecで、機能はCookTorrと同じですが、'refraction'の設定があります。
- Specular Toon: カートーンレンダリングのための新しいspecです。
- デフォルトのBlenderは互換性のあるレンダリング設定で開始します。また、古いファイルも同様です。
- shaded viewとpreview-renderが正常に働くように。
- バグ修正:レンダーウィンドウにおいて、[Z]キーでズームできなくなっていたのを修正。
- バグ修正:2.27がbackgroundモード(blender -b)でレンダリングできなかったのを修正。
- backgroundレンダーモードが再び[Ctrl]+[C]に反応するように。あなたは2回押す必要があるでしょう…1回目の[Ctrl]+[C]は内部的な中断です(レンダーループから抜ける)。
- 新機能:大きな画像をレンダリングしてもrenderウィンドウで縮小して表示するように。縮小しないとさまざまなシステムで予測できない速度低下を招きます。
- [F11]はrenderウィンドウのポップ・プッシュを再び心地よくしてくれるようになりました。
- DispViewモード(3d windowのレンダリング)はもはやレンダリング後に消えたりはしなくなりました。
- レンダリング中、[ESC]を押すとすぐにレンダリングを中止します。現在でもバージョン2.23より以前のものは動作していましたが、レンダリングが遅くなりません。
- バグ修正:長いアニメーションのレンダリングにおいて、メモリーリークによりBlenderがどんどんメモリを食らい尽くすことがあるのを修正。(古典的!)
― Quicktimeサポート
- Quicktimeコードの更新で設定がblendファイルに保存可能に。OSXとWindowsで互換性があります。これによりBlenderができることは…br>
・違うcodecの設定をしたシーンを持つこと(avicodecと同じです)。
・ダイアログなしで直接レンダリングすること。
・Quicktimeムービーのバッチ・backgroundレンダリング。
― ラジオシティ
- バグ修正#370:16を超えたMaterialが'collect meshes'で使用されると、不正なインデックス番号となってレンダリング時にエラーが起こるのを修正。
― OpenGL関連:(主にOSXとnVidiaカード)
- Materialプレビュー([F4]、[F5])のスキャンラインのレンダリング進行が綺麗に表示されるように。
- 'glFlush'の適切なキャッシュとswapバッファの呼び出しにより、全般においてGUIが大幅に速くなりました。
- Geforceの「フルスクリーンアンチエリアス」モードがBlenderインタフェイスを変に表示することがなくなりました。(Windows)
- Windowのアイコン化がフォーカスを奪うことがなくなりました。(X11)
― OSX関連
- VertexペイントとFaceSelectModeが正常に動作するように。
- バグ修正:ImageWindow (UV座標)で選択された頂点が表示されなくなるのを修正。
- 手のカーソルがウィンドウの端を動かすことができるのを示すように。
- Blenderのスクリーンショットの保存が[Alt]+[Ctrl]+[F3]に(通常では[Ctrl]+[F3]ですが、OSXが使用しています)。
- 移動・回転・拡大縮小時に、カーソルが矢印キーで動かなくなるように戻しました。
- バグ修正:レンダリング後、そして[ESC]または[F11]が押された時、メインウィンドウが入力に反応しなくなるのを修正。
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2021/07/01版
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