BlenderNationの未翻訳のニュースがいくつかたまってますが、Blender Committers-ML のこの記事に興味を持ったので今日はこちらを。
tonの投稿によると、2.4xの最後の安定版、2.49のリリースを提案している模様で、以下はその引用です。
みんなこんばんは。
何度か議論にあがってきたことだけど…2.50に移る前に、2.4xシリーズ最後の「安定版」を作成することを提案する。2.48リリースから(2.5に比べ)早くリリースすることもできるだろう。
That will also allow a more early release of the work since 2.48.
その他にも、例えばPython APIの変更など、2.49のリリースで、2.50への移行の苦労を少しは緩和できるという利点もあると思う…。
明らかな欠点はもちろん、2.5の作業から時間とエネルギーを奪うことで、現在の BugTracker は山積みになっている! でも、これらはいずれにせよ取り組まなくてはならない。
私は今週 Tracker を見て、Blender 全般のバグ、もしくは2.5には関係ないものがどれぐらいあるかをチェックすることを約束する。もし2.49での修正のほとんどが持ち越せるものならあとでできるからね。
その他に、私たちがリリースする用意があるかどうかを決めるいい方法に、リリースターゲットの定義がある。これはリリース前に達成されると思う。以下に先週の日曜日のIRCミーティングで提案されたものをあげとく。
Blender 2.49での目標:
- Bugtracker の数を納得できるレベル(<50?)に下げる
- ゲームエンジンでのドームサポート
- Texture ノード
- GE Python、新しい Logic プロパティ API
- 新しい GE Actuator
- Video texture (キャプチャサポートはWindowsのみ)
- プロジェクションペイント
- Sequencer での Jpeg2000 サポート
- Etch-a-ton (Martinのリギングシステム(動画))
そしてもちろんスプラッシュスクリーンコンテストも!
時期:毎週ターゲットの状況のチェックをおこない、リリース目標は3月/4月頃。
ただし、SVN がハッピーな状況+プラットフォーム保守者などにより、リリースを作成するのに十分なバックアップを持つことが条件だけど。
フィードバック大歓迎!
-Ton-
で、その反応ですが、割と反対意見が多い印象です。また、Pythonなどのように、2.4系と2.5系で別々に分け、2.5リリース後に2.49をリリースすることを提案している人もいたりします。
おそらく開発者としては、今やってるのを中断してバグ修正するよりは、2.5の作業を続ける方がいいのだと思います。ただ、個人的には2.48aから報告されたバグが修正されず放置状態のままになっているものがいいかげん多くなってきたこともあり(もちろん自分が報告したのも放置状態)、どうにかして欲しいと思っていたところなので、直してくれるなら2.49は大歓迎と思っています。
さてどうなることやら…。
元記事:Blender- BBB in 2008 CG Retrospective! at BlenderNation
B@rt氏による記事です。
Blender と Big Buck Bunny が毎年恒例の CG Retrospective(要は1年を振り返る@CG業界)で12位になりました! 下記はその解説の一部です。ここに、この業界で実際に制作された無私無欲な、技術的かつ芸術的な素晴らしいサンプルがあります。よくぞやってくれました。感謝します。
参加した皆さんにとっては満足のいく、当然受けるに値する称賛です! 全文はこちらをご覧下さい。
というわけで、全文引用してみます。
オープンソース万歳。企業の買収、リストラ、差し押さえが起こる昨今、世の中には大きなクリエイティブコミュニティに送るソフトウェアを、その愛で制作するギークたちがいることを知っていてもいいでしょう。
そして、彼らの飽くことのないクリエイティブな情熱と欲求を証明するために、彼らのベストを尽くしたショートフィルムの制作に彼らのスキルを奉げる一団が世の中にはいるのです。
ここに、この業界で実際に制作された無私無欲な、技術的かつ芸術的な素晴らしいサンプルがあります。よくぞやってくれました。感謝します。
元記事:Blender 2.5 Progress! at BlenderNation
banor氏による記事です。
大ニュースです! Ton が Blender 2.5の更新について投稿しました! そお内容は素晴らしいものです!(教えてくださった Tim Suess氏に感謝!)以下はその抜粋です。要は、以下が Blender 2.5xのハイライトということです。
[wiki]-新しいウィンドウマネージャ。マルチウィンドウ設定が可能に。
-新しいエリアマネージャ。特殊な各タスク(ツールバーやボタンリストビュー、チャネルビューなど)により、柔軟な分割ができるように。
-新しいエリアマネージャは(Python もしくは C の API により)、カスタムエディタが非常に簡単にできるようになる予定です。
-「ハンドラ」ベースの新しいイベントシステム、キーマップもユーザ定義可能に。さらにイベントはマルチタッチなど、その他のデバイスのサポートも大場はに向上される予定です。
-この新しいイベントシステムは、マクロや基本的な作業履歴(construction history)、そしてイベントが(描画処理とは別に)正確に処理されるため、編集中、UIを完全に反応(更新)させ続けることができるようになりました。
-汎用「データAPI(Data API)」。Blender のUI のデータプロパティへのアクセスが Python 用、特にアニメーションカーブや Driver 用に標準化されました。これにより、機能を「すべてをアニメーション」させることができるようになります。
-汎用「ツールAPI(Tools API)」。これは Blender の持つすべてのツール(オプション)へアクセスが標準化されています。"Data API" とともに、Python でスクリプトが非常に簡単に作成できます。UI(ツールバー、ヘッダ、メニュー、ボタン)のカスタマイズもこの方法で簡単にできます。[/wiki]
全文はこちらでどうぞ!
Blender 2.5 TaskForce では、Blender 2.5の進行状況をより詳しく知ることができます。
元記事:Yo Frankie! - Online for Download at BlenderNation
Alex Delderfield (AD-Edge)氏による記事です。
Yo Frankie DVD のほぼすべてが全世界に到着した今、プロジェクトの(ほぼ)全てがオンラインに公開され、ダウンロードできるようになりました。
こちらから Apricot ブログの記事の閲覧とコメントを行うことができます。また、Pablo (venomgfx) 氏が BlenderArtists.org に議論スレッドを作成されました。
このプロジェクトは 'Blender Projects' にも追加されました。Pablo氏の文によると、「大きな新しい物、Yo Frankie! が、Blender Projects の一部となりました。つまり、皆さんが自分でレベル、キャラクタ、その他なんでも作成・共有ができるということです! また、このゲームの開発や保守もでき、私たちは将来のバージョンの Blender でも Yo Frankie! をプレイできるのです」
チュートリアルとビデオファイルはまだオンライン上にありませんが、近日中には公開される予定です。
エキサイティングで素晴らしい Blender プロジェクトを完成させた Apricot チームに祝福を!
追記:
非常にわかりにくいので、少し追記します。
[wiki]-Levels/start_menu.blend をダブルクリック、もしくはBlender2.48aで読み込み、3Dウインドウ上で[P]キーを押します。非常にメモリを食うので、メモリ容量の低いPCでは%%後述の、Options で Low を選択して下さい%%。あまり変わりませんでした。ビデオカードのメモリと本体メモリを共有している場合には有効かもしれません。
-Crystal Space 版は Vista ではインストールできないようです。また、ゲーム内容が違います。というか、単なるデモにしか見えないのは気の所為でしょうか…。
以下は Blender ゲームエンジン版の解説です。
-キー操作はゲーム中[F1]キーを押すか、メニューの Options をみて下さい。ジョイパッドも使用できますが、当方のPCでは片方に入力が入りっぱなしでした。
-ゲームスタート後、フィールド上で行きたいレベルの場所に移動します。
-最初のステージは橋状の地形の上に行くのが目標です。最初にでてくるばねを適切な場所に移動し、ジャンプして上がります。くぐり抜けられるところの右側の低くなったところがよさげです。
-攻撃後、跳ね上がったところをつかむと物を持ち上げることができます。
-次のステージでは浮き上がった石に飛び乗れ、ってことでしょうか…あまりにも難しいのでまだ成功していません(汗)
[/wiki]
元記事:The 2008 Blender Conference Animation Festival and Suzanne Awards outcome. at BlenderNation
B@rt氏による記事です。
今年の Animation Festival は最高でした! まとめ役の Dolf (Macouno)氏のレポートをご紹介します。今年の栄誉ある受賞者の皆さん、おめでとう!
・ベストデザインショーとフィルム:Gamelad(Yohann Mepa氏)
・ベストキャラクタアニメーション:Interviews from the future(Spark Digital Entertainment)
・ベストショートフィルム:Hangar no 5(Nathan Matsuda氏)
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