X3D エクスポータの作者、Bart氏(注:BF のB@rt氏とは別人)からの Mail です。
Blender用 BS エクスポータは、非常に人気の高いオープンソース3Dオーサリングパッケージ、Blender 用の、フリーのエクスポートプラグインです。この Bitmanagement Software からの新製品は、Blender コミュニティを通じて得た、国際標準のX3Dフォーマットを元にしたリアルかつ、ハイパフォーマンスのインタラクティブな3Dシーンを作成するための力を BS Contact VRML/X3D(訳注:Windows用Web3Dプラグイン)を通じて発揮します。
Blender.org:upport COLLADA
Elysiun: Collada exporter
nfz氏とMaster Tonberry氏による、COLLADA エクスポータスクリプト。
このスクリプトは、COLLADA 1.3.1のスペックとXMLスキーマに準拠してデータを出力するもので、現時点では下記のデータに対応しています。
- Mesh
- Material
- UV
- Camera
- Texture 情報
また、scene エレメントにより、Scene 内の Transform と Parent 情報を保持するとのこと。
このバージョン0.03はまだベータなため、いくつかのロジカルバグなどの問題がありますが、これは次のバージョンで解消されるとのことです。
関連記事:Ogre エンジンと Blender と COLLADA
元記事:MakeHair available
MakeHuman チームによる髪の毛作成スクリプト、MakeHair のアルファ版が GPL で公開されました。
このソフトは、ガイドラインにより、自動的に髪の毛を作成するもので、動作には、Blender と、AQSIS レンダラが必要です。
作業の流れは、Blenderでmakehair.blendを実行、右の TextWindow で[Alt]+[P]などでスクリプト実行後、GUIを操作します。
ガイドライン用の Mesh Object の名前は、Hair〜という名前にする必要があります。単純にサンプル Scene 内にあるものを[Shift]+[D]して下さい。
ちなみに次のリリースで、ガイドライン用 Mesh Object を作成するボタンが付く予定だそうです。
元記事:New MakeHuman version! (a miles stone in MH dev)
Elysiun:New MakeHuman version! (link fixed)
Manuel氏を中心とするMakeHumanチームが開発している、MakeHumanの新バージョンがリリースされました。ベースMesh、GUIが新しくなり、モーフィングエンジンが改良されています。
今回公開されるMakeHumanは'Winter'版と呼ばれるもので、この名称については氏は開発サイクルを四季にたとえ、以下のように解説されています。
なぜ MH'winter'?
安定し機能が完全な版をリリースする前に、主に新機能のテストとユーザからのフィードバックといった多くの作業が必要です。よって私たちはこの慣習を採用することに決めました:それぞれのリリースについて4つのサブバージョンを決め、安定度・使用可能度のレベルを表すことにしました。
AUTUMN: 新しいコアな機能のデモ。開発者のみ。
WINTER: 新機能の50%以下が使用可能なデモ。主にベータテスターと新しいもの好きの人用。
SPRING: 新機能の50%以上が使用可能なデモ。部分的に使用可能ですが、安定していません。
SUMMER: ほとんど使用可能なバージョン。新機能の90〜100%が使用可能。ほぼ完成品。
つまり、このバージョンはMH2.0のベータリリースであり、サブバージョン'Winter'、更にサブサブバージョン01ということです。まだ機能は完全ではありませんが、MHの道標となるべきもので4つのシーズンのうちの一つです。
このWinter版ではインストーラは使用できず、zipでの配布になっており、展開後.blendファイルをダブルクリックすることで動作します。Blender2.36が必要です。
これはテスト版であり、バグなどがあれば以下に報告して欲しいとのこと。ただし機能のリクエストと混同しないで欲しいとのことです。
http://projects.blender.org/tracker/?group_id=16
新機能は以下のとおりです。
1) 新しいGUI
Paolo Colombo氏によりOpenGLを使用し、Blenderと完全に統合されています。
以前のGUIとは全く異なるもので、targetパネル内のtargetアイコン、targetの詳細な情報が見られるtargetプレビュー情報、カスタマイズ可能なスライダ、targetカテゴリタブにより、アクセシビリティが向上しています。
氏のサイトに操作についての動画があります。
2) 新しいMesh
CGTALKでのSteven Stahlberg氏とTamas Varga氏のフィードバックに基づき、Kaushik Pal氏、Manuel Bastioni氏、Z0Newton氏が作成。
顔はフェイシャルアニメーションや皺に必要な綺麗な流れで構成され、眼窩のライン(infraorbital line)に沿っています。
体は男女で構成が別になり、前鋸筋(serratus magnus)、広背筋(Latissimus dorsi)などの筋肉の流れをより意識したものになりました。
3) 新しいライセンス
コードについてはGPLですが、Mesh ObjectにGPLを適用すると、派生したMeshまでGPLになり、プロユースに問題が生じます。そのため、MeshにはMIT(OSI承認のオープンソースライセンス)が使用されることになりました。GPLと違う点は、著作権と免責についての告知のみが含まれており、リリースコードには強制されないことです。これがMESH LICENSEとしてMakeHumanのMeshと、これによって作られたMeshについて適用されることになります。
経緯については以下を参照下さい。
元記事:New texture/sequence plugins.
SirDude氏による記事です。
tonがいつもニュースのネタがないとこぼすので、最近追加された新しいTexture/Sequenceプラグインを少し紹介してみようと思います。
http://www.cs.umn.edu/~mein/blender/plugins
もしこれらをチェックしてなかったのであれば、まさに最近のハイライトとなるでしょう。
Texture: lyapunov and water
Sequence: pixelize
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