bf-blender / Windows (2004/01/09)
JesterKing氏による1/9分の更新ログです。
* (改良)インタフェイス ボタン部分のコードの再構築開始。
* (改良)YafRay Pluginに代わり綺麗なエクスポートを行うようコードが再構築されました。
* (改良)ディスプレイスメント AutoTexSpaceボタン使用時のサイズX/Y/Zの扱いが正しくなるように修正。
* (改良)ソースコードがより綺麗に。
bf-blender / Windows (2004/01/08)
JesterKing氏による今日のわんこ昨日のビルドのチェンジログの翻訳です。
2004/01/07分のチェンジログです。ちなみにSubSurfされたオブジェクトのシェーディングにバグがあるようです。目を通しておいた方がいいかもしれません。
* (改良)Render ton氏はレンダリング前の四角形分割の改良と、レイトレースの更新を行いました。
* (バグ修正)YafRay PATHからyafray.exeを見つけるコードの修正。
* (改良)Source コードのクリーンアップ。
* (バグ修正)インタフェイス TopHeaderから消えていた?マークボタンの復活。
* (バグ修正)インタフェイス DELキーのパッチによる修正(恐らくは拡張ASCII文字が正しく削除されなかった? red氏)
* (バグ修正)モデリング Subsurfのorcoの修正(ton氏)
* (改良)YafRay Eeshlo氏により、もしユーザが正しいPATHをYFexportに設定しなかった際、Yafrayのインストールディレクトリ内に一時ファイルを作るように。これにより、現在すべてのWindowsのPATH問題は解決されるでしょうが、Windowsをなめてはいけません。
* (改良)YafRay raytransの値を元にコースティクスの設定を書き出すように。これらはGI(PATHLIGHT)から発射するための設定です。新しいコントロール、'CDepth'はオブジェクトを通り抜ける際の最大反射数の設定ができます。
それでは!
/jesterKing
Jamsession Show Graphics
steve氏作。イベントCMの動画とのこと。非常にカッコいい作品です。
Bf-blender displacement sea
nozzy氏作。早速ディスプレイスメントマッピングを使用した動画が登場しています。従来のwaveと比べ手間はかかりますが、オブジェクトの一部にのみ変形が適用できる点や、好きなパターンを利用できるのが利点といえるでしょう。
Zoox and Pingy game trailer (Blender and LW)
endi氏のキャラクターがPC用アクションゲームになったとのことです。残念ながらTrailerなどはLWですが、それでもTrailerの一部とゲーム制作に使用されたことは間違いありません。興味のある方はどうぞ。
lol Another Monkeys ;)
DreamMaster氏作。Yafrayでしょうか。こういった明るい画像はblenderのレンダーではあまり得意ではないため、非常に新鮮に見えます。もちろん、画像自体も美しいのは間違いありません。
New Ovoships and the Golden Planet
env氏作。旧作からディスプレイスメントを適用したもののようです。昔の記事からは残念ながら画像が消えていますが、お持ちの方は比べてみるのもいいかもしれません。
*UPDATE* Maybe it's time for vacations?
先日のgrzybu氏の作品がアップデート。フォトリアルにもほどがあります。(意味不明)
bronze woman sculpture (nudity)
Nayman氏作。最近の流行なのでしょうか。なんとなく倒れそうな気もしますが(汗)、それを気にせず制作できるところに意義があるのかもしれません。
symbolical metarealism:Undivided
kos氏作。ヌード画像。ただし、あまり猥褻さを感じさせない、芸術色(?)の強いものです。
Sebulba - DL The Blend File
BgDM氏作。氏はここで力尽きたとのこと。Blendファイルは続き(マッピングなど)を他の人にして欲しいということなのかもしれませんが、その意思はなくても、見ての通り素晴らしい氏の作品からは学べることは多いと思います。
Realtime Rose
steve氏が去年彼女に贈ったというgameBlenderで作成されたリアルタイムムービー。インタラクティブな要素はありませんが、くるくる変わる花びらの色あいに見とれるのもいいかもしれません。
Blender/Yafray supported features summary
先日少し触れましたが、BlenderとYafrayとの統合が作業中です。実際にはYafrayに作業用XML作って渡す形になり、Blender以外にもYafrayが必要です。
バイナリはこちらから探してください。Yafrayのバイナリはこちらから。くれぐれも自己責任でお願いします。
BlenderとYafrayをインストール後、後述のeeshlo氏の解説のとおり、YFexportにYafrayのディレクトリを設定します。ただ、環境によっては上手く起動してくれないバグがあります。その対処として、下記のようにバッチファイルを作って下さい(参照元記事)。
1. blenderのあるフォルダに新規テキストファイルを作り、名前を'yafray.bat'に変更。
2. 内容を以下のように変更する。デフォルトだと下記をそのまんまコピペして保存。
インストール場所を変更している場合は、'c:\Program Files\YafRay\'の部分を適宜変更して下さい。c:\Program Files\YafRay\yafray.exe %1 %2 %3
以下はeeshlo氏による解説です。
最初のYafrayエクスポートコードが現在CVSにあり、私はいくつかの混乱を解決するため、現在サポートする機能の要約をした方がいいと考えました。最初に、現在この機能は一時的にXMLをエクスポートしており、そのため、Blenderを最初に起動した時に、存在する正しいエクスポート用ディレクトリをユーザデフォルトウィンドウ(一番上のheaderバーをプルダウン)の'YFexport'に設定してやる必要があります。
Yafrayでレンダリングするには、Render Buttons Window(F10)内の'YafRay'ボタンを押し、もしGIが必要なら、'YafRay GI'パネルで追加・調整をしてやることにより、F12もしくはRenderボタンを押すだけでレンダリングできます。アニメーションも同様です。
アニメーションについて、モーションブラー(Blur)はまだサポートされていません。
Blenderオブジェクト(新しいディスプレイスメント機能も含め(訳注:Material Buttons Windowをチェックしてみて下さい))はMeshでなくても、パーティクル以外はすべてレンダリング可能です。
ライティング
- 現在はLamp/Spot/Sunのみをサポートしています。
ライティングのレベルはほぼ間違いなくYafRayの物とはマッチしないので、多くを調整する必要があります。
Material
Yafrayは特別な'blendershader'をBlenderの現在のMaterial・シェーディングシステムを実現するために使用しています。
現在サポートしているものは下記の通りです。
- Col/Spe/Mirカラー。
Mirカラーはまた反射カラーの定義にも使用されています。- Ref/Spec/Hard/Emit/Alphaパラメータ。
- RayMir/IORパラメータ。
- RayMirror/RayTransp/ZTranspモード。
- VColLight/VColPaint/Shadelessモード。
下記はまだサポートされていません(いくつかはサポートされることはありません)。
- 違う種類のスペキュラ・ディフューズシェーダ。Yafrayでは現在は常にLambert/Phongのみを使用します(これらは実際にはBlenderと物とは同じではありません)。
- TexFace/Wire/ZInvertモード。
UVテクスチャは使用できますが、通常のテクスチャとして設定する必要があります('Map Input'Buttons Panel内のUVボタン)。- Halo/Traceable/Shadow/Radio/OnlyShadow/NoMist/Envモード。
- Translucency(Alpha)/Ambient/SpecTra/Addパラメータ。
Textures
サポート済の物
- 'sticky'以外のすべてのマッピングモード。
- Flat/Cube/Tube/Sphereマッピング。
- テクスチャ投影軸(X/Y/Zボタン)。
- offsetとsize(OfsX/Y/Z&SizeX/Y/Z)。
- Translu以外のすべてのテクスチャモード。
- Mix/Mul/Add/Subモード。
- Stencil/Neg/NoRGBモード。
- Textureカラー。
- DVar/Col/Nor/Varパラメータ。
バンプマッピングについてはNorパラメータを調整する必要があり、yafrayでは多くをテクスチャに依存することができます。
テクスチャタイプはImage/Wood/Marble/Clouds/Stucciをサポート。
画像のタイプはYafrayではjpegとtgaのみです。
Colorbandsもconstrast/brightnessとcolor'filter'パラメータ同様にサポートしています。
'SkyDome'のGIタイプ(これは本当のGIではなく、影のみを計算します)では、BlenderにWorldを設定する必要があり、Horizonカラーをバックグラウンドに使うカラーとして決定します。
もしレンダリング結果が暗いと思ったなら、GI Panelの'power'を高い値にして下さい。
最後に、これは実際にはまだ正式にリリースされたものではないため、バグや恐らくそれ以外の「予想できない」ふるまいに遭遇することを忘れないで下さい…。
これがあなたの助けになりますように。
Alfredo
bf-blender / Windows (2004/01/04)
jesterKing氏によるビルドの配布です。
* Armatureのスピードアップ
* レイトレーサのスピードアップ
* NLA Headerメニューの準備
* UV/Image Headerメニューの準備
* Mesh EditModeの'Select random'(Selectメニュー)
* Mesh EditMode内の3つの新しい選択モード(Selectメニュー)、'select non-manifold geometry(多様体でないジオメトリの選択)'、'select more(選択追加:ある頂点に繋がる頂点を選択)'、'select less(選択減)'
* 'Delay deform(遅延変形)'
* posemodeでのboneを(非)隠蔽
* いくつかのバグフィクス
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