元記事:bf-blender / Windows (2005/03/04)
gabio氏による3/4付bf-blender Windows版のビルドの配布です。
元記事:Tuhopuu3 / OS X (2005/03/02)
Money_YaY!氏による、Tuhopuu3 OSX版のビルドの配布です。OSXでのSConsによるビルド方法も投稿されていたりします。
2/28までの機能については過去のWindows版を、以降については以下に訳を記します。
Commit
sgefant氏
Log:
負のFrame番号を可能に。キーフレームを負のフレーム番号に動かすことができるのに、なぜStart、End、現在のFrameが同様に負の値にできないのでしょう?
まだタイムトラベルはできません。
Log:
偶然、そこにあるべきでないLogicButtonsのUIに対して行った変更をコミット。
jiri氏
Log:
- sgsfant氏のコミットを少し調整:カーソルがウィンドウの端にある時や、[TAB]キーもしくは中マウスボタンを押して方向が変更できる状態の時の、分割方向を再び変更…挙動に一貫性が少し失われました。
hos氏
Log:
マージ後の衝突の解決。
Log:
おっと、マージドキュメントに今日のマージを反映するのを忘れていました。
sgefant氏
Log:
前回のコミットにすべりこんだ偶然のコミットで行ったUIコードの変更を元に戻しました。
broken氏
Log:
Timeline関連再び。
http://mke3.net/blender/interface/timeline/timelinewip04.png
* Name Makerをサポート。[Ctrl]+[M]もしくはFrameメニュー→Name Makerでテキストフィールドが開き、現在のFrameに、三角形のアイコンの隣に表示される名前をつけることができるように。
* TimelineがデフォルトでFrame番号の表示の初期化をするように。
* ヘッダのサウンドアイコンの修正(blenderbuttons.cにもうアイコンを追加するスペースがありません!)
元記事:Syntax Highlighting (2005/02/28) updated 2005/03/02
antihc3氏による、3/2付bf-blender Windows版と、Tuhopuu3 Linux版に氏のTextWindowの文字ハイライト化のパッチを適用したバイナリの配布です。パッチも同様に配布されています。
このパッチでは、前述のとおり、指定した種類の文字列のハイライトと、UserPreferenceのThemeによる設定を可能にしています。指定できる種類は以下のとおり。(デフォルトでは設定できないので、Roundedなどを選択後、設定して下さい)
- Syntax Statements: Pythonの制御命令
- Syntax Builtin: Python組み込み関数
- Syntax Special: Pythonの制御以外の予約語(?)
- Syntax Comment: コメント
- Syntax Strings: 文字列
- Syntax Numbers: 数値
- Syntax Other: 演算子やパーレン等の記号
これらの指定はTextWindowのヘッダの行番号をON/OFFするアイコンの隣のアイコンで指定できます。同じアイコンを使用しているのはご愛嬌。
他にもimportがSpecialにあったり、fromが強調されなかったりしますが、おいおいこれらは直っていくと思います。
BlenderでPythonをコーディングする人がどれぐらいいるかはわかりませんが、実行⇔結果を見ながら編集、を繰り返す私のような人間にとってはありがたいです。
元記事:New MakeHuman version! (a miles stone in MH dev)
Elysiun:New MakeHuman version! (link fixed)
Manuel氏を中心とするMakeHumanチームが開発している、MakeHumanの新バージョンがリリースされました。ベースMesh、GUIが新しくなり、モーフィングエンジンが改良されています。
今回公開されるMakeHumanは'Winter'版と呼ばれるもので、この名称については氏は開発サイクルを四季にたとえ、以下のように解説されています。
なぜ MH'winter'?
安定し機能が完全な版をリリースする前に、主に新機能のテストとユーザからのフィードバックといった多くの作業が必要です。よって私たちはこの慣習を採用することに決めました:それぞれのリリースについて4つのサブバージョンを決め、安定度・使用可能度のレベルを表すことにしました。
AUTUMN: 新しいコアな機能のデモ。開発者のみ。
WINTER: 新機能の50%以下が使用可能なデモ。主にベータテスターと新しいもの好きの人用。
SPRING: 新機能の50%以上が使用可能なデモ。部分的に使用可能ですが、安定していません。
SUMMER: ほとんど使用可能なバージョン。新機能の90〜100%が使用可能。ほぼ完成品。
つまり、このバージョンはMH2.0のベータリリースであり、サブバージョン'Winter'、更にサブサブバージョン01ということです。まだ機能は完全ではありませんが、MHの道標となるべきもので4つのシーズンのうちの一つです。
このWinter版ではインストーラは使用できず、zipでの配布になっており、展開後.blendファイルをダブルクリックすることで動作します。Blender2.36が必要です。
これはテスト版であり、バグなどがあれば以下に報告して欲しいとのこと。ただし機能のリクエストと混同しないで欲しいとのことです。
http://projects.blender.org/tracker/?group_id=16
新機能は以下のとおりです。
1) 新しいGUI
Paolo Colombo氏によりOpenGLを使用し、Blenderと完全に統合されています。
以前のGUIとは全く異なるもので、targetパネル内のtargetアイコン、targetの詳細な情報が見られるtargetプレビュー情報、カスタマイズ可能なスライダ、targetカテゴリタブにより、アクセシビリティが向上しています。
氏のサイトに操作についての動画があります。
2) 新しいMesh
CGTALKでのSteven Stahlberg氏とTamas Varga氏のフィードバックに基づき、Kaushik Pal氏、Manuel Bastioni氏、Z0Newton氏が作成。
顔はフェイシャルアニメーションや皺に必要な綺麗な流れで構成され、眼窩のライン(infraorbital line)に沿っています。
体は男女で構成が別になり、前鋸筋(serratus magnus)、広背筋(Latissimus dorsi)などの筋肉の流れをより意識したものになりました。
3) 新しいライセンス
コードについてはGPLですが、Mesh ObjectにGPLを適用すると、派生したMeshまでGPLになり、プロユースに問題が生じます。そのため、MeshにはMIT(OSI承認のオープンソースライセンス)が使用されることになりました。GPLと違う点は、著作権と免責についての告知のみが含まれており、リリースコードには強制されないことです。これがMESH LICENSEとしてMakeHumanのMeshと、これによって作られたMeshについて適用されることになります。
経緯については以下を参照下さい。
元記事:Bf-blender / OsX 10.3-CVS (2005-02-28) Experimental XCode
lukep氏による2/28付bf-blender OSX10.3版のビルドの配布です。以下は元記事からの引用です。
重要: このビルドにはApple XCodeが使用されています。対応が完了すれば、開発ツール(これはフリーでOSXに含まれています)をインストールしていれば、プログラマ以外の人でも簡単にCVSからビルドすることができるようになるでしょう。
すべての機能の動作のテストは非常に重要なことです。このビルドはレグレッションテストスィート(機能テスト用ファイル)にパスしていますが、経験上、すべてのバグをこの方法で捕らえることはできないことがわかっています。
Playerはなく、TextureとSequenceプラグインも動作しないでしょう(テスト未)しかし、これが「ノーマル」です。
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