Blender.jp

これは短い技術デモで、私は楽しく観ました。



François “CoyHot” Grassard氏曰く、

Blender 2.54の Indirect Lighting 機能の単なるシンプルなテストです。シーンにはライトはありません。

Blender 2.5からはアニメーションテクスチャを直接3Dビューで見られることもあり、非常に楽しかったです。

Farsthary氏が氏の Unlimited Clay ツールの完全書き直し版をプレゼンされています。下のビデオをチェックし、ビデオの2つめのパート内の、Mesh 自動適応サブディビジョンに注目して下さい。



Farsthary氏 (キューバ在住)曰く、

これはスクラッチから書き直した、Unlimited Clay の小テストです。表面上では同じですが、これは全く新しいエンジンが水面下で動いており、それが最終形態になりつつあります。

私は現在、自分の通信経路のほとんどが締め出されているという、深刻なコミュニケーションの問題に直面しています。E-mailのみが利用できますが、私の E-mail の質問からは少しの答えしか得られません…私はオープンソースの開発ペースに追い付くのが難しいと感じています…

（中略）

私は一人ぼっちで分断されていると感じていますが、Blender コミュニティの誰かを責めたりはしません。これは単に私に与えられた現実の一部だからです。

氏に拍手喝采とハグを！
リンク
・‘Another quick test and a little rant’

BlenderNewbies ブログで、BlenderArtists の Blender プロジェクトの開発を始める方法についてのスレッドへのリンクを記事にしています。これには Campbell Barton氏（優れた Blender 開発者の一人であり、ideasman42としても有名）の非常に長い返答があり、要約すると、コンピュータ科学者になる必要はなく、おいおい数学を習っていけばいい、ということだそうです！

注意：この Campbell氏の写真は注意の印として選ばれたわけではなく、単にニュースを少しドラマチックにしたかっただけです。

リンク
・BlenderNewbies ブログ
・Campbell氏の Blender 開発者への参加ガイド

非常に長い間、[Ctrl]＋左マウスクリックで簡単に押し出しができていましたが、その見た目はずっとおかしいままでした。しかし、それが修正されました！

最近、Campbell Barton氏が、この挙動についての修正をコミットされ、現在、押し出しの厚みが同じになるよう、直前の Edge を回転させるようになり、常に調整しなくても、すばやく簡単に生物的な押し出しベースのモデリングができるようになりました。

自分を含め、ベテランの Blender ユーザの皆さんは、この修正が非常に重要だと考えていらっしゃるとは思いますが、現在の挙動の方がいい人のために、この修正をオフにすることもできます。
コミットログはこちらにあります。

私たちは以前 Miika Hämäläinen氏の、シミュレーションからテクスチャ上に直接ペイントできる Dynamic Paint システムの作業について記事を投稿しました（日本語版）。ここに Miika氏が作成された、50万のパーティクルを使用し雨をシミュレートした新しい動画があります。また、Dynamic Paint のベータがテスト用にリリースされています。



リンク
・Realistic rain with dynamic paint
・Windows Builds, patch