Status of the sauce
dj2氏による投稿です。
現在進行中のソース伝説の続きです。私はこの要約の最後の残りを開発状況の速報としてアップデートしていこうと考えています。
まずは前回より更に多くの新しい開発が始まっている、Tuhopuu treeから。
Tuhopuuはソース内に多数のバグの修正があります。それらは願わくば、よりシステムを強靭にするコードと複雑な修正が含まれています。
マルチランゲージサポート
Shizu氏のマルチランゲージの作業を中心に、Tuhopuuツリー内のblenderに対する数多くの努力が行われてきました。Phase氏はその間、パッチ部分の再実装とそれをTuhopuuに対応させることで忙しくなりました。現在、ドイツ語と実験的にアラビア語の翻訳ファイルがここに存在します。それ以外の物については判りません。
マテリアル
Cessen氏はマテリアルエディタについていくつかの作業を行い、マテリアルプラグインシステムへの道を開くため、内部構造のセッティングを行っています。
Game engine
Phase氏とHos氏のgame engineに対する努力のおかげで、ODEライブラリをコンパイルと、正しく実行させるためのテストができました。また、Ton氏の以前に公開されていないgame engine、EnjiのTuhopuuへの統合作業が行われました。
オートスキニング
Hos氏は次世代の解剖学的に適合したオートスキニングアルゴリズム、Skinterlaasの実装をしました。
それでは、メインのbf-commitersについて。
bfツリーではその努力のほとんどがクリーンアップとバグフィクスに注がれていて、どの環境においてもコンパイルを正常に行うシステムの作成に一番時間を費やされています。
Python
michel氏はWillian P.Germano氏による現在のpythonの実験的な改良のための多くの作業について貢献しました。これはLampとImageモジュールの実装とともに、いくつかの改良途中の物も含まれています。
私が監視している唯一のblenderとは別の関連プロジェクトがGHOSTです。
GHOSTのほとんどの作業は、システムを一般的なリリースの準備ができるようにすることでした。そして多くの作業はMakefileとテストプログラムの高速化にまで及んでいます。
フォント
余すところなく、BlenderからのBMFフォントライブラリはGHOSTフレームワークへdj2氏によって移動されました。これは最近の拡張より以前にblenderにあったものに従い、初期のフォントのサポートが行われるでしょう。
要約について
この要約はzero at everburning dot comによって提供されています。これらは完全である保証はなく、実際にそれが無理であることはわかっています。しかし願わくば、現時点でソースに何が起こっているかの情報を提供できる与えることができますように。
もしミスがありましたら私に教えてください。私の知る限り正確だと思いますが、私は単なる人間ですので。
Blender 2.0 manual as pdf download
e-shopにて、Blender2.0マニュアルのPDFダウンロード販売が始まりました。本文が9.5MBに、CD-ROMの内容がダウンロードできます。残念ながらgame関連、そしてNLAなどの解説はありませんが、シーケンスエディタの解説をはじめ、1.8マニュアルより改訂が加えられています。
Japanese Blender Documentation Project
遅くなりましたが、リンクに追加させていただきました。
Blender Projects overview
Ton氏による、Blenderプロジェクトのオーバービュー。すべてwebsiteやIRCでかき集めてきたもので、そのすべてを網羅した訳ではないとのこと。間違いなどがあれば指摘して欲しいとのことです。
また、氏は開発者のために、何が行われているか、そしてどうやって参加するかを示すページを設置することを考えているそうです。
http://www.blender.org/docs/projects.html。翻訳はこちら。
Status of the sauce
dj2氏による、ソースの現在のステータス。
前回からここにはニュースがしばらく投稿されてなかったので、ソースの世界の変化を要約してみました。あまり本来のニュアンスがうまく表現できてないかもです…。
まずはTuhopuuツリーから。悪い事は常に正しい事より楽しいもんです。
Renderman
RenderManのサポートがGreen氏により、かなりの量のバグフィックスとともに続けられています。複数のレンダラサポートのためのコードは統合され、最良の結果となるべく修復、いじくりまわされました。
New Shaders
Cessen氏はOren-Nayar-BlinnとToonシェーダモデルをTuhopuuツリーに統合させたものを公開しました。
Editor work
Phase氏はTuhopuuツリーのtext editorについて作業中で、WIN32クリップボードのサポートを追加しました。コマンドはCtrl+Shift+cとCtrl+Shift+vでコピー/ペーストです。Phase氏はまた文字列をeditor windowから3dオブジェクトへ変換する機能を追加しました。これはeditor windowでalt+mを押します。
さて、おまちかねのbfblender treeに行きましょう。
Python
_michel_氏はblenderの次のPythonの実装について作業を続けていて、その進行具合は良好です。彼はすでに基礎は終了しており、できれば必要なモジュールについて作業を始めたいとのことです。実験的なPythonの機能は、--enable-exppythonフラグにより使用可能です。
FreeBSD
David Yeske氏は2.26のblenderソースの移植を終えました。ビルドはFreeBSDツリーのRELENG_4ブランチとHEADブランチで行って下さい。下記にソースがあります。
pigseye.kennesaw.edu/~dyeske/freebsd/blender-devel.tgz
MacOS X plugins
SirDude氏はMacOS Xでpluginのビルドを成功させました。そしてblenderでロードを行いましたが、pluginに起因する問題がありました。もしOS Xでpluginを使用してみたい人は下記に簡単なサンプルがあります。
www.cs.umn.edu/~mein/test.tgz
Code Cleanup
Timo Mihaljov氏はbuttons.cのリファクタリングを終えました。これは将来のGUIの変更を見越してのことで、ソースはかなり汚かったそうです。
Ghost
亡霊を前に、SirDude氏とMarteen氏はblenderからこの亡霊たちを分離させることを期待して、Ghostライブラリに取り組んでいます。ライブラリは現在コンパイル可能な形で、blenderツリーの外で利用できるようになっているはずです。私は現在まだblenderからの分離が始まっているとは思えません。
とりあえず、これでおしまい。ソースは今後も調理されつづけ、新しい機能が混ぜられて、バグが取り除かれるのです。
Summary Info
この要約はzero@everburning.comの提供でお送りしています。もし上記の要約に間違いがありましたら、emailを下さるよう願います。私はこれを準レギュラーの連載記事として考えています。もしここで何かあなたが見たいものがあれば、もしくは何か私とは違う考えをお持ちであれば、私に教えて下さい。
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