Blender.jp

Development fund が過去数ヶ月で大幅に伸びました。自動更新の寄付が着実に月25kユーロに届いたおかげで、コア開発者チームのサポートが継続でき、新しいプロジェクトも検討できます。

助成金

Development Fund はまず最初に、Blender 開発の中核で次の6人がフルタイム勤務できるよう使用される予定です。
Bastien Montagne 氏、Brecht Van Lommel 氏、Campbell Barton 氏、Clement Foucault 氏、Jacques Lucke 氏、Sergey Sharybin 氏。

そしてパートタイマーとして、Dalai Felinto 氏と Philipp Oeser 氏も。

Development Fund が30kユーロ/月にまで届いた時は、さらに多くの人を支援できます。少なくとも8人の開発者に参加資格があります。

キープロジェクト: 2.80-stable

全員がメインで注力すべきことは、2.80のリリースであることは明らかです。つまり、安定化とコードのクリーニング、バグ修正、パッチのレビュー、未完成の機能の完成、フィードバック収集と取り入れ、ユーザーファイルでのテストなど…要は Blender を安定版リリースにするための準備に必要なことすべてです。
これは developer.blender.org サイトでの報告の取り組みというニュアンスだけでなく、チームの一部は Spring オープンムービーチームと共に、日々の制作における Blender の安定化と、有用性の証明のためにも働いています。

公式の2.80-stableは、春に用意できることを目標にしています。できれば4月に。

新プロジェクト

以前のロードマップ記事へのフィードバックを元に、数年間はプロジェクトに大量の開発者でも足りないほど、やるべきことがあります。
つまり、優先順位付けが必要になるということです。Q2に取り組み開始可能な物は以下があります。

オーバーライドとアセットマネージメント

巨大なシーンや複雑な環境のサポートの強化

モディファイアーノード

物理演算＆リアルタイムモード（シミュレーションとベイキング用）

Cycles: パッチのレビューと追加

もし Development Fund が30kを超えた場合：

パーティクルとヘアーノード

テクスチャリングツールとプロシージャルテクスチャ用ツール

ペインティングとスカルプティングの改良

スナッピングと正確なモデリングの改良

Cycles: デノイジング

コンポジター

新しいプロジェクトの優先順位はまだ未決定で、Dev Fund メンバーフィードバックと、開発者の都合に左右されます。皆さんの意見をお聞かせください。もし皆さんが支援してくださるなら、Development Fund への参加もお忘れなく！

他にも Blender Institute や、ボランティア、他の企業に勤める開発者のおかげで、多数のプロジェクトが実行中であることに注意してください。例えば、Blender パイプラインツールへの取り組みや、ビデオシーケンサー、AMD OpenCL、Nvidia RTX レンダリングへの取り組みなど。

皆さんが幸せな休日と、素晴らしい2019年を迎えることを願います！

Ton Roosendaal
Chairman Blender Foundation