技術・開発関連
技術・開発関連 : Tube の 群衆シミュレーションと自動歩行デモ
投稿者 : yamyam 投稿日時: 2011年01月31日 (3723 ヒット)

元記事:Tube: Crowd Simulation and Auto-walking | BlenderNation


Josh Wedlake氏は Tube用にカスタムの Boid(人工生命)の挙動をコーディングされました。



Fateh氏曰く、

Josh Wedlake氏はイギリスに帰り、Tube プロジェクト用の非常にクールな作業を続けられています。
制作ブログ上の氏の記事によると、

こんにちは皆さん、これがイギリスに帰ってきてはじめての投稿です!
この冬の真っただ中、僕はアメリカで過ごした夏の Bit Film のインターンが本当に恋しくて仕方がありません。いい天気、いい食べ物、素晴らしい仲間たち。アメリカを去って以来、僕は大学で、別のさまざまなプロジェクトにて忙しい日々を過ごしていましたが、やっとまた Tube の作業をする余裕ができました。

Blender Conference からの自分の ToDo リストにある、群衆シミュレーションと自動歩行、そしてこの二つのコンビネーション用のために実現できるかどうかのテストです。







僕はいつも、地面を歩く生物(ここでこの映画についてネタバレしないようにするのが大変!)用に Blender の Boids シミュレーションを自分のニーズにぴったりあわせて設定するのに苦労しています。特に、二つの体がくっつかないことが重要な、衝突が重大な意味を持つシミュレーションのような場合に。

これに加え、僕たちはTube 用に「Boid」のもっと直接的なコントロールや、明示的な彼らへの指揮がいずれ必要になり、「Boidの頭脳」のオーバーライドを行うべきだと考えています。さらに、単に飛ぶ以外にも、歩いたり、寝たりするアクションも必要です。

恐らく、Blender ビルトインの Boid の後ろに何かをくくりつけるより、何かもっと特定の(そしてより範囲の狭い)僕たちが動かすいくつかのシーン用のコードを書いた方が簡単じゃないかと思いました。
ということで、僕は非常に WIP な群衆シミュに着手したのでした。

Blender 2.4x用の自動歩行スクリプトを使用しています。僕は検索する前に自分のアルゴリズムを発見していましたが、結局いくつかの機能(足のシーケンスなど)を模倣したものの、自分の他のコードの部分の動作の都合で、自分の実装とは完全に違う物にする必要がありました。これは歩くだけで、当然走りません…。

数週間前、僕はコードのテストと群衆ショットのデモを二、三レンダリングしました。その後、僕は完全に有頂天になり、PILと ‘scribbler’ アルゴリズムを使用した特別なエフェクトを少し実装し、大量のクモの行進の FCurve から音声を生成しました。このプロジェクトはいくつかの穴をふさいでおらず、この群衆シミュを制作に使用する前に作業しないといけないことがまだありますが、心配はご無用。ここにデモビデオがあります!(訳注:前述のビデオ)


続きは Tube ブログにてどうぞ。(訳注:あとはコメントしかありません)




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