技術・開発関連
技術・開発関連 : 2012に Bullet ライブラリが使用される
元記事:2012 uses Bullet - BlenderNation
B@rt氏による記事です。
この digitalcontentproducer.com の記事には、2012の特殊効果の興味深い内部の様子が紹介されています。驚くことに、彼らがシミュレーションソフトウェアの一部を、なんとオープンソース物理シミュレーションエンジンであり、Blender の一部でもある Bullet を中心に構築したとのこと。
Eibriel氏曰く、
これはオープンソースコミュニティにとって素晴らしいニュースです。
この挑戦が、DD(Digital Domain)の新しいシミュレーションシステム、Drop の開発を導きました。「私たちのソフトウェアチームは、高速かつオープンソースのエンジン、Bullet を中心にしてこれを構築しています」とは Leo氏の言。「Bullet はコアのソルバですが、私たちは別に Constraint の生成と破壊と、オブジェクトに材質の性質を適用するためのシステムを構築しました。これは例えば、凹形オブジェクトや、衝突する場所が非常に複雑になる有機形状など、剛体力学ソルバにとって非常に難しいことを可能にしてくれました。Drop はとんでもなく速く、アーティストたちが途方もなく長いシミュレーションを1〜2時間繰り返すことを可能にしました。何万ものオブジェクトの衝突のシミュレーションが可能になりました」
リンク
・2012 Step by Step
・BulletPhysics.org: 2012 uses Bullet
・Digital Domain
- Cycles 誕生から10年、そして Cycles X (2021年04月24日)
- 2020年の Blender 開発者 Top20 (2021年01月06日)
- 大幅に高速化した実験的ビルドの Cycles のデモ (2017年04月08日)
- Blender 2.8 ワークフローリリース計画 (2015年08月17日)
- Blender 2.71でのゲーム開発支援 (2014年06月13日)
- Google Summer of Code 2014 (2014年05月17日)
- OpenSubdiv による GPU テッセレーションの WIP 動画 (2014年05月14日)
- 20年前の Blender コードが公開 (2013年12月28日)
- Blender内部レンダラ改良プロジェクト:BEERと、アンケートのお願い(動画追加) (2013年11月01日)
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