Blender.org
Blender.org : Development digest #3, August 2004
元記事:Development digest #3, August 2004
jesterKing氏による記事です。
最後のダイジェストから大分間が開き、前回から何が起こったかをお伝えするときがやってきました。私たちはすでにBlender2.34のリリースに立ち会っており、これが再びLSCMやimproved particle、SubSurf用Weighted Crease、プラグインによるYafRayアクセス、などのような多くの新しくクールな機能をもたらしています。
2.35ステータス
リリース後の休息とアイデア段階
クイックリンク
参加方法
新しい画像
プロジェクト
開発
2.33からの変更
FAQこのリリースではまた、bittorrent trackerの使用をテストし、小さな成功を収めています。
Blender 2.35の開発は再び色々なものを取り入れはじめ、すでに現在のCVSにはいくつかの新機能があります。
Python
Gameengine用Gamelogicドキュメント
Kester氏はBlender2.34をカバーしたgamelogicドキュメントの更新をしました。その次にまた、Tuhopuu2のGamelogicのドキュメントについても現在進行中です。特に興味深いものとして、Vertexとフラグメントシェーダのサポートがあります。ドキュメント自身はblender.orgのdocumentationセクションにあります。
Soundモジュールの追加
Chiris Keith氏は新しくSoundモジュールをBlenderのPython APIに実装しました。
その他Python APIの改良
Joseph氏はSceneスクリプトイベント、onLoad()を追加、Satish Goda氏は6つの新しいGLU関数をBGLモジュールに追加しました。Joilnen氏とNathanはTextureモジュールの拡張の作業をし、新しいTextureタイプのMusgrave、Voronoi、Distorted noiseを作成しました。
さらなる新機能と改良
Nathan LetworyはAppendをしたObjectにAutoselectを追加、これは大きなシーンに複数のObjectを追加したときにそれらが選択済みになるため、本当に便利です。また、RVKの上限を31から63に増やしました。
Ton Roosendaal氏はUndoシステムの改良のため、システム全域で働く、ファイルベースのUndoシステムの作業を行いました。この機能は何ができるか、何ができないかを見るためのテストです。Undoの取り扱いにメモリ上のバイナリの差異を使用するか、他の方法を使用するかを議論中です。
Ton氏はCurve Taperingを提出しました。 http://www.blender3d.org/cms/Taper_curves.385.0.html に詳しい説明があります。
更に、開発チームは多数のバグ修正の取り入れとクリーンアップをしました。クラッシュを防ぎ、他にもレンダリングとAmbient Occlusionのスピードアップを行いました。
projects.blender.org
開発者にいいツールを与え、blender.orgが高い負荷にあってもサービスを維持できるかどうか確かめるため、projects.blender.orgは自身のサーバに移転しました。それについては何度か変更があり、開発者にとって一番目覚しい変化はCVSへのSSHによるアクセスでした。ただし、anonymousアクセスはまだpserverを通じて可能です。 http://www.blender3d.org/cms/CVS_Access_Protocol.171.0.html と http://www.blender3d.org/cms/CVS_SSH.383.0.html. もお読み下さい。
移住は私たちの望むようにスムーズにはいきませんでしたが、最終的にはもし私たちが遭遇した問題のほとんどをどうにか解決しました。もっともハードワークをこなしてくださったシステム管理者氏には多大な感謝を送ります。
移住とともに、私たちはまた、Wikiをproject.blender.orgユーザアカウントに統合しました。これは開発のWebと実験Webを分割して欲しいというリクエストによるものです。開発に携わる開発者にデザインとその作業の文書化の能力を与え、同時に、ユーザにも提案を作り上げることによる参加のチャンスを与えます。
その他
2.35プロジェクトリストは概観をとりはじめ、多くの興味深い機能や改造について話し合われています。まだはっきりしたリストは実際にはできていませんが、いくつかのポインタの提示をするのも面白いだろうと考えました。次のダイジェストではおそらくBlender 2.35のはっきりしたプロジェクトリストがだせると思います。
Matt Ebb氏はUI改造を終了させるための作業のため、チームを集めました。
またEmilie McDavid氏とChris Burt氏はAlfredo de Greef氏の助けとともに、氏らのハイパーテキストプロジェクトについて話し合いました。
Ton Roosendaal氏は軟体物理演算(Soft body)を実現するための、物理エンジンのフレームワークを作業中です。これは3DViewでインタラクティブに利用できます(例えば、Soft bodyのcubeを3DViewでゆらすと、ぐらぐらします)。
Blender Architecture documentがとうとうTon Roosendaal氏の手によって完成しました。すべての開発者達がこれを読むことになっています。それにともない、他の人にもソースの構造とソースの依存性についての明快な一覧図を提供します。必読。
フォーラムではまた、Simon Harvey氏によるocean simulator(海洋シミュレータ)のような興味深い新プロジェクトがあります。不幸にもプロジェクトは時間の制約により止まっていますが、進行すると保証しています。
Vania Smrkovski氏はBlender Project Management Toolkitなる、氏が作成したPythonスクリプトのデータベースで大きなプロジェクト群を管理するためのフレームワークを操るという、面白いプロジェクトを始めています。Nathan LetworyのDbBlenderと確かにかぶっており、二人は強制的にこれらのプロジェクトを統合させようとしています。Vania氏はVerseがこのプロジェクトに間違いなく関係するだろうと話しています。
Johnny Matthews氏はedgeの回転機能について作業中です。これは二つのFace間のedgeに対し力が及びます。
さらに多くのことが進行中ですが、そのすべての名前を挙げるとダイジェストは小説のようになってしまいます。来月の次のダイジェストで再びエキサイティングな新しい機能の報告ができれば、と思っています。
校正をして下さったMatthew Plough氏に、そして読んでくださった皆さんに感謝します。次のダイジェストでお会いしましょう。
/Nathan Letwory
- 2023年に期待されるプロジェクト (2023年01月12日)
- 2022年のトップ27コミッター (2023年01月03日)
- Ton 氏の BC2022での基調演説(11/18追記) (2022年10月29日)
- Blender Conference 2022始まる (2022年10月27日)
- 数年ぶりに Blender Conference の開催が告知される (2022年04月21日)
- Blender.org と他いくつかのサイトに改ざんの恐れ (2021年03月16日)
- BCON20のお知らせ(とお詫び) (2020年10月16日)
- Blender Foundation 最高責任者の Ton 氏がしばらく療養を宣言 (2020年03月10日)
- 2020-2025のリリースプラン (2020年03月04日)
- Blender.org のサーバーが DDos 攻撃でダウン (2020年01月31日)
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。
ログイン
クイックリンク
2021/07/01版
●Blender.org
BlenderFoundation
- Blenderのダウンロード
- 公式チュート等
- 公式マニュアル(和訳)
●ニュース(英文)
BlenderNation
●Blenderコミュニティ
blenderartists.org
●Blender Q&A
- Blender Stack Exchange
●テストビルド
Buildbot(自動生成)
●開発関連
公式開発サイト
Blender開発blog
Blender Wiki
●Blender.org
BlenderFoundation
- Blenderのダウンロード
- 公式チュート等
- 公式マニュアル(和訳)
●ニュース(英文)
BlenderNation
●Blenderコミュニティ
blenderartists.org
●Blender Q&A
- Blender Stack Exchange
●テストビルド
Buildbot(自動生成)
●開発関連
公式開発サイト
Blender開発blog
Blender Wiki