技術・開発関連
技術・開発関連 : 内部レンダラのフォトンマッピング
元記事:Photon Mapping - Internal Renderer at BlenderNation
Alex Delderfield (AD-Edge)氏による記事です。
Farsthary氏(ボリューメトリックをもたらした一人)と Broken氏が裏で Blender にフォトンマッピングをもたらす作業を行っています。これは Blenderの未来において非常にエキサイティングな可能性です。両プログラマは自身のバージョンのフォトンマッパーを持っていますが、現在彼らは近いうちに実現できるよう協力しています。コーディングはまだ非常に初期の段階であり、まだ何か驚くようなことは期待できません。しかし、これは Blender にフォトンマッピングをもたらす最初の第一歩なのです。
フォトンマッピングとは、高度なレンダリングテクニックで、初期レンダリングフェイズでカメラと光源の両方から光線を追跡し、次のフェイズでその二つを組み合わせ、正確なレンダリング画像を生成します。ちょっと複雑ですが、もっと情報が欲しい人には、フォトンマッピングの詳細な説明がこちらの Wiki ページにあります。
Farsthary氏曰く、「こんにちは!
今、空き時間の空き時間(空き時間はボリューメトリックの作業をしているため)に、Blender の内部レンダラにフォトンマッパーの実装を始めました。基本的にはグローバルイルミネーションとコースティクスがサポートされるようになります」
上記メーリングリストのエントリの残りはこちらから読めます。
また、BlenderArtists にも非常に長いスレッドがたっており、多くの意見とフォトンマッピングに関するあらゆる興味深い画像があり、詳しい情報と Farsthary氏と Broken氏との質疑応答もあります。こちらに、レンダーデモ画像(Broken氏のバージョンのフォトンマッピングレンダラ)がいくつかあります。
- Cycles 誕生から10年、そして Cycles X (2021年04月24日)
- 2020年の Blender 開発者 Top20 (2021年01月06日)
- 大幅に高速化した実験的ビルドの Cycles のデモ (2017年04月08日)
- Blender 2.8 ワークフローリリース計画 (2015年08月17日)
- Blender 2.71でのゲーム開発支援 (2014年06月13日)
- Google Summer of Code 2014 (2014年05月17日)
- OpenSubdiv による GPU テッセレーションの WIP 動画 (2014年05月14日)
- 20年前の Blender コードが公開 (2013年12月28日)
- Blender内部レンダラ改良プロジェクト:BEERと、アンケートのお願い(動画追加) (2013年11月01日)
- Garlicブランチの国際化プロジェクトご協力のお願い (2011年07月20日)
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