コンテスト
コンテスト : Blender によるリアルな人間のポートレートコンテスト
元記事:Blender Contest- Create a Realistic and Life Like Human Portrait at BlenderNation
Tim Formica [Room335]氏による記事です。
私(Len West)と Jonathan Williamson氏(www.montagestudio.org)、Derek Marsh(Blenderartists.orgの BgDM)氏は、実にエキサイティングなコンテストを Blenderartists.org に立ち上げました。要はリアルで生きているような人間のポートレートを、我らが愛する Blender 3Dで制作するコンテストなのです。私は皆さんに、特に最近の SSS や新しい Hair Particle システムなどの開発によって、Blender がそれを制作する能力が有するといいたいのです。
素晴らしい賞品もあります。3d.skに、1290ユーロ相当のプレミアムメンバーシップ1年分を優勝賞品としてご提供いただきました。また、参加者が利用するための7セット(1セットにつき3つの画像)の高品質な参照用ポートレート・テクスチャ用画像もご提供いただいています! 更に、アーティストはその後、3d.sk の "User Works" セクション下で作品が公開され、多くの人の目に触れることとなる可能性もあります。
また、3d.skの Peter氏が審査員として加わります。氏の専門知識はこのチームにとって頼もしい物となるでしょう。「Montage Studio の Jonathan Willamson氏は、非常に多くの素晴らしいトレーニングビデオを提供されています。私の個人的な経験からいわせていただくと、これらは一流のクオリティです。また、Montage Studio は3DTotal から、"Total Textures Humans and Creatures texture" DVD も提供されています」
多数のエントリーが見られることを心から望んでいます! ただ、万が一これらの素晴らしい賞品だけではアーティストたちの参加の動機に至らなかった場合を考え、これをお知らせしておきます。
「誰かさん」によると、プロジェクト Durian(ドリアン)がこのコンテストを見ているそうです…。
コンテストの詳細は以下でどうぞ。
http://blenderartists.org/forum/showthread.php?t=137000
皆さん頑張ってください。
Len
記者(Tim氏)注釈:
Durian(ドリアン)は、この果物を愛する Ton Roosendaal氏による、次のオープンムービープロジェクトの「コードネーム」です。SIGGRAPH での Ton氏との話を思い出したところでは、これは基本的には騒がしく、特殊効果と弾薬、多くのアクションで彩られた映画とのこと。「暖かくふわふわな」Peach プロジェクトとは正反対なのです。
BlenderArtists のスレッドにある、コンテストの詳細を少し解説します。
まず、カテゴリが二つに分かれています。
カテゴリA
フォトリアルな人間のポートレート(肖像画)のみ。Blender でモデリングからレンダリングまですべて行なうことが条件で、テクスチャ作成のみ外部アプリの使用が許可されます。カラコレなどの基本的なポスプロもOK。背景画像は最終的に Blender で合成するなら、自作であればなんでもいいとのこと。
カテゴリB
ノンフォトリアルのポートレートもしくは全身。Photoshop や Gimp などで髪の毛などを追加してもかまいませんが、3Dは Blender のみ。YafRay や Indigo などのような外部レンダラも使用可能です。
この二つはそれぞれ賞品も違い、上のほうにあった3D.SKのプレミアムメンバーシップ権はカテゴリAのみとのこと。詳しくは前述の BlenderArtists のスレッドをご覧下さい。
エントリは前述のスレッドでまず Placeholder(場所取り)の投稿をしておきます。そして編集で同じ記事に最終画像を投稿して下さい。
もしWIPスレッドをたてる場合は、WIPフォーラムのスレッド名に "Realistic & Stylized Human Challenge" という名前を入れて下さい。
期間は9週間。モデリング・テクスチャリング・ライティングに3週ずつ与えられているとのこと。公式スタートは2008年10月6日、締め切りは12月7日午後12:00まで。
また、いくつかのルールがあります。
1. 一つのテクスチャや写真を単にモデルに投影したようなものは禁止。ちゃんと回転したり、横から見られるようにすること。
2. カテゴリAではモデリングとレンダリングを Blender で行なうこと。カテゴリBでは外部レンダラも使用可。
3.ワイヤフレームのスクリーンショットと、違うアングルの簡単なレンダリング画像をエントリに入れること。
4. カテゴリAではポスプロはカラコレのみ。白黒化も可。ただし別の色のバージョンも一緒にアップロードすること。カテゴリBは何を追加してもかまいませんが、Blender内部レンダラの物が好ましいとのこと。
審査はそれぞれのカテゴリで審査員が判定します。
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