Blender.org
Blender.org : B@rt氏の Siggraph 設営記
投稿者 : yamyam 投稿日時: 2006年08月03日 (1917 ヒット)

元記事:
1日め:Siggraph Journal- Day One- Arrival at BlenderNation
2日め:Siggraph Day Two - Birds of a Feather Meetings at BlenderNation
3日め:Siggraph Day Three - Final Preparations at BlenderNation

遅れました()が、Siggraph のブース設営レポートが B@rt氏により、BlenderNation に掲載されています。
以下はその引用です。

1日め:元記事



土曜日の午後、私(B@rt氏)はボストンに着きました。オープンソースパビリオンの状況の確認とそのクルーと会うため、Boston Convention Center へ直行しました。

まだ公式な活動の予定が何もなかったので、私は設営されているブースと一般エリア周辺の公開用の撮影を少し行おうと思いました。

exhibition フロアのすべてのブースはまだ設営中で、私たちも例外ではありませんでした。骨組みは終わっていましたが、コンピュータとネットワークはまだ設定の必要があり、プレゼンテーションの準備もしなければならず、みんなに作業スケジュールを知らせる必要もあります…まだ、すべきことはたくさんあります。

とはいえ、大きな難題のひとつが、巨大なエレファンツドリームの幕(4.5×4.5m!)のしわの除去ですが。私たちはすべて火曜日前には解決するだろうと思います。

現在、私は Blender Birds of a Feather ミーティングから書いており、皆さんと共有できるよう、できるだけ多く撮影を行っています。今日明日には、もっと多くのニュースを提供できるでしょう!

(訳注:元記事からビデオがダウンロードできます。以降の日程も同様です)


2日め:元記事

日曜日、私は一日を Blender Birds of a Feather(BBoF:Blender ファンの集い)に費やしました。これは Blender がますますポピュラーな物になったことを示しはじめるもので、非常に多くの参加者が集まり、10〜20人は部屋の後ろで立ち見でした。多分、100人以上はいたと思われます。

その日は Ton氏の昨年を振り返るプレゼンで始まりました。彼は2.41と2.42のリリースを検討し、エレファンツドリームと、その Blender のプロフェッショナル化のプロセスへの効果、そして将来の2.43(これは恐らく2.5と呼ばれるでしょう!)のことについて話しました。

以下にTon氏が語った驚くべき話題を少し。
  • プロジェクト Orange は Orange Telecom の弁護士から手紙を受け取りました。そこには彼らの商標を侵害していること、そしてWebサイトに使用されているオレンジ色と、「Orange」の名前の使用と使用停止の要求が記載されていました。
    この手紙は、ヨーロッパで非常に大きなイベントであるワールドカップ期間中に到着していました。オレンジはオランダのナショナルカラーで、この期間中、国中のあちこちがオレンジ色で塗られていました。皆さんは上記の要求が非常に馬鹿げたものだと容易に想像できるでしょう。

  • 彼は新たなアニメーションプロジェクトの開始について考えており、Orange と同じ方法(ただし、おそらくもっと大きいプロジェクトで、他のオープンソースプロジェクトの場所で行われます)、もしくは人々がオープンソースを使用してアニメーションプロジェクトの作業ができる、もっと恒久のスタジオで行います。

それと、皆さん全員にいいニュースがあります。私たちは Andy 氏と Bassam 氏による‘the Making of Elephants Dream’の全てを録画し、オンラインに置きました。このすべてを私の PowerBook ラップトップで圧縮するとなると、非常に苦労するでしょう。いつ終わるかは見当もつきません…。


3日め:元記事

月曜日は今までで一番いい日でした! 私たちは朝9時から夜11時までブース完成まで働きました。やっと私の BlenderNation パートナーである、Eugene氏、David氏とも会え、素晴らしいピザディナーを私たちのブースのフロアで食べました。

コンピュータの設営と起動(間違ったスクリーンが配達されました。オーダーした1900×1200のモニターの代わりに、テレビが来たのです)、いくつかのハードウェアとネットワークの問題の解決に多くの時間が費やされました。

また、Eugene氏と Colin氏が午後の大半を費やし、ベストを尽くしてイーモとプルーグの幕の修正と、しわの除去を行いました。

最後に「大スクリーン」でのデモンストレーションの、一連の練習セッションを通しで練習しました。

明日ショーが始まります。その時にもっとニュースをお伝えすることができるでしょう。お楽しみに!


印刷用ページ このニュースを友達に送る

投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。

投稿者 スレッド
藤堂
投稿日時: 2006/8/5 9:20  更新日時: 2006/8/5 9:20
長老
登録日: 2005/1/11
居住地: moriya
投稿数: 522
 Re: B@rt氏の Siggraph 設営記
SIGGRAPHの会場の様子は以下のサイトで動画で見れます。英語が分からなくても動画なら見れる人も多いのではないでしょうか。いつかは参加してみたいですね。

http://features.cgsociety.org/siggraph2006/part_three/

投稿者 スレッド
yamyam
投稿日時: 2006/8/5 12:45  更新日時: 2006/8/5 12:45
管理人
登録日: 2004/4/27
居住地: そうや、うちはおおさかやー
投稿数: 4336
 Re: B@rt氏の Siggraph 設営記
情報ありがとうございます。熱気が伝わればいいな、と思います。

投稿者 スレッド
T@tsuya
投稿日時: 2006/8/8 6:20  更新日時: 2006/8/8 6:20
長老
登録日: 2004/7/11
居住地:
投稿数: 155
 Re: B@rt氏の Siggraph 設営記
自分がどっかに出ていないかどうか、ビデオを早速見てみました。 どこにも映っていませんでしたが。

会場の熱気が伝わるかどうか分かりませんが、自分の感想を少し。

ブレンダー関連

 去年は出ていないので比較は出来ませんが、一昨年と比較すると、明らかにより多くの人がBOFに来ていました。特に、ブレンダーを使っているというよりも、オープンソースで映画をつくったということに興味を惹かれてきた人が多かったように見えました。オレンジチームのメイキングそのものについては、DVD収録素材を使っての説明がメインでしたが、個人的にはもうちょっと実際の制作の進行具合や問題点なども聞きたかった気がします。特にコミュニティ以外の人には、その方がおもしろいものになったのではないかと思います。
 アーティストショーケースは発表者が6、7人いましたが、どれもおもしろいものでした。なかでも、中学生に3日間ブレンダーを教えてつくったアニメーションは、予想をはるかに超えた出来で、あらためてブレンダーを教育に使う意義を教えてもらった気がします。
 オープンソースのパビリオンには時間の都合上、2日間(設営時と展示中)しか立ち寄ることができませんでしたが、デモには多くの人が集まっていました。やはり大きいスクリーンを使ってプレゼンできることの効果は絶大です。ブースも堂々としたもので、来年以降もこの規模で続けられることを祈ります。

ユーザミーティング関連

AutoDesk(Maya, Max)とPixar(RenderMan)のに行ってきました。前者では映画「パイレーツ(以下略)」のメイキング、後者では同「カーズ」で使われたシェイダーのテクニックがおもしろかったです。特に「パイレーツ」のメイキングでは蛸足船長(デイビー・ジョーンズ)の顔の周りの足をどう動かしているかを、比較的分かりやすく解説してくれました。簡単に説明すると、専用のIKソルバーとリジッドボディ・ダイナミクスの組み合わせだそうです。

その他

かれこれ5回目のシグラフでしたが、規模はここ4年ぐらい変わらず、一方でブレンダーは大きくなってきています。展示会場では、あまり時間がなかったのでコレと言ったものは見つけられませんでしたが、今年の夏は3Dアニメーション映画が多かったせいか、ブースはアニメーション関係の会社が目立ちました。日本人らしき人もいっぱいいました。ボストンは徒歩で地下鉄を使って街を観光できる、とても雰囲気のいい街だったので、参加者の満足度は高かったのではないでしょうか。

投稿者 スレッド
yamyam
投稿日時: 2006/8/8 14:15  更新日時: 2006/8/8 14:15
管理人
登録日: 2004/4/27
居住地: そうや、うちはおおさかやー
投稿数: 4336
 Re: B@rt氏の Siggraph 設営記
お疲れ様です。そして非常に興味深いレポートありがとうございます。
次回はビデオカメラを見つけたらぜひともピースサインを。
引用:
個人的にはもうちょっと実際の制作の進行具合や問題点なども聞きたかった気がします。特にコミュニティ以外の人には、その方がおもしろいものになったのではないかと思います。

当方もそう思います。ただ、問題点が出たときの対処方法が「ton にいってなんとかしてもらう」だったらと思うと(笑)。まあ、そこはオープンソースの強みという展開にすることもできそうですが。

結局、あまり管理の話とかはでてこなくて、むしろモデリングとかコンポジットとかそういう話が中心だったということですね。

引用:
やはり大きいスクリーンを使ってプレゼンできることの効果は絶大です。ブースも堂々としたもので、来年以降もこの規模で続けられることを祈ります。

そうですね。問題は来年は映画がない可能性があるということでしょうか。ton自身はBF(Orange)内ではなく、オープンソースの枠組みで新しい映画を作る構想を持っているようですが。

投稿者 スレッド
T@tsuya
投稿日時: 2006/8/9 6:03  更新日時: 2006/8/9 6:03
長老
登録日: 2004/7/11
居住地:
投稿数: 155
 Re: B@rt氏の Siggraph 設営記
引用:
次回はビデオカメラを見つけたらぜひともピースサインを。


みんなカメラ持ってますからねー。ピース以外何もできなくなってしまいますから。

引用:
結局、あまり管理の話とかはでてこなくて、むしろモデリングとかコンポジットとかそういう話が中心だったということですね。


制作上の話もあることはありました。例えば「プロジェクトが始まった時に脚本が出来上がっていなかった」とか。 これは脚本を書く予定だった人が辞めてしまったからだそうですが、こういうのも含めた苦労話をもう少し聞きたかったな、と思いました。(もちろん、やってる本人たちからすれば、全てを覚えているわけではないし、その場で思い出せるわけではないことは理解できますが。)メイキング内容はストリーミングの形で発表される可能性がある(もうどこかにアップされているのかも知れません)ので、実際にはもっといろんな話が含まれていたかもしれないことを一応、記しておきます。

引用:
ton自身はBF(Orange)内ではなく、オープンソースの枠組みで新しい映画を作る構想を持っているようですが。


また新たなプロジェクトを立ち上げたい、ということはBOFでも言ってましたし、それで興味を持った人もいると思います。時間帯が、展示会の始まる前の日曜日だったのも、集客に一役買ったのかもしれません。そのことも含めて考えれば、まずまずの成功だったとは思います。

投稿者 スレッド
yamyam
投稿日時: 2006/8/10 8:40  更新日時: 2006/8/10 8:40
管理人
登録日: 2004/4/27
居住地: そうや、うちはおおさかやー
投稿数: 4336
 Re: B@rt氏の Siggraph 設営記
引用:
みんなカメラ持ってますからねー。ピース以外何もできなくなってしまいますから

あ、見つけた瞬間だけでいいんですよ。ピースっ!て。

…多分みんな編集でカットされちゃうでしょうけど。

引用:
例えば「プロジェクトが始まった時に脚本が出来上がっていなかった」とか


興味深い話をありがとうございます。なんというか、こういうゴタゴタは宿命みたいなもんですね。

ユーザとしてもこういうゴシップみたいなのは面白いんですが、やはりton的にはあまり話したくないのかもしれませんね。

ログイン

ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

クイックリンク

2021/07/01版
●Blender.org
BlenderFoundation
- Blenderのダウンロード
- 公式チュート等
- 公式マニュアル(和訳)

●ニュース(英文)
BlenderNation

●Blenderコミュニティ
blenderartists.org

●Blender Q&A
- Blender Stack Exchange

●テストビルド
Buildbot(自動生成)


●開発関連
公式開発サイト
Blender開発blog
Blender Wiki