本家Blenderのスクリプト掲示板でVIRTUALIGHT関連のお話で話題に上が
っていたJava系ソフトです。
現在のヴァージョンは、1.9になります。
Art of Illusion
モデリング･ソフトとしては、少々きついと思いますが、
注目点はレンダリングで、レンダリング形式が2種類選択できるほか、
照明オプションで、GlobalIluminationとして、モンテカルロ法、Pythonマッピング、ハイブリッドの3種が選択できます。
以下がそのモンテカルロ法でレンダリングした画像です。
サンプルがやや荒めのデータですが、そこそこの画像が得られました。

インポート形式はOBJ、エクスポート形式としては、POVやVRML形式
など3種が選択可能です。
またテクチャーや材質設定などの機能も備えていますので、
ちょっとしたシーンエディターとしても使用可能です。
必要環境としては、VirtualMachineがインストールされているか、
あるいはJavaFrameworkがインストールされている環境で動くそうです。
最初に説明しましたように、それほど扱いやすいソフトではありませんが、VirtuaLightの代わりのソフトとして使用してもいいかもしれません。

Java Framework入手先：
http://java.com/ja/download/manual.jsp

ダウンロードしようと思ったのですが、AOIのサーバが落ちてるようですね。
ずっと以前にチェックして以来なので、なんだか懐かしいです。その時はまだ大した機能もなかったのですが、今も進化しているようで嬉しいです。

ほんとだ、サーバー落ちしてる
どうも私がDL出来たのとタッチの差だったみたいですね。
yamayamさんは、すでにチェック済みのソフトだったのですね♪
前回の投稿で省略しましたが、今回参照したeysuin.comでの投稿記事
はこちらでした。
http://www.elysiun.com/forum/viewtopic.php?t=22489
Art of Illusionのインターフェイス自体はそれほど以前と変っている
ようには思えないのですが、レンダリング画像は、かなりいけそうな気がしたので･･･。
今回使ったデータはWings３Dのものなんですが、色指定や質感なども
結構忠実に渡せるようなので、扱いなれれば便利かもしれません。

yosiさんが書かれたElysiunの記事に掲載されていた下記のURLからいけるようです。あとで試してみようと思います。
http://aoi.sourceforge.net/

それにしても、PCの速度向上により、JavaやPythonベースでもこういったソフトが十分使えるようになったということになんだか感慨深いものを感じますね。

おお！もうお答えが！！
いま、AOIのサイトに直にアクセスしたら、回復してたみたいですね。
よかったよかった
ほんとですね。ネットの方も早くなった分、大容量のデータでも
それほどストレスを感じないで、入手できますので、いろいろなトライ
ができて、今までとは昔日の感があります。
あと･･･。
ついでに関連サイトとプラグインを調べましたら、
ここにAOI用のテクスチャー･ライブラリーが
http://www.housepixels.com/gallery/categories.php?cat_id=4
こちらに３DS他インポートできる追加用のプラグインがありました。
http://www.visi.com/~klynn/Downloads/aoi.html
ちなみに、インポート･フォーマットにあるPOV-TREEというのは、
こちらのことです（java系ソフト、PCスペックは相当良くないと
という限定つき）。
http://propro.ru/go/Wshop/tools/tools.html
また、AOIのオフィシャル･ページにあるギャラリー画像も綺麗なので、
それだけでも楽しめるのではないか、と思います。

> ３DS他インポートできる追加用のプラグイン
Blenderからのデータの読み込みが楽になりそうです。
助かりました。ありがとうございます。

2005/11/06にArt of Illusionが更新されています。
http://www.artofillusion.org/index
★今回の変更点等は
The Raytracer is now multithreaded, allowing it to take advantage of multiple processors.
Scattering materials can now be rendered with photon maps, allowing accurate simulation of multiple scattering.
Added Ambient Occlusion as a new global illumination method.
When rendering global illumination, the raytracer can use more than one ray to sample the environment.
Various changes to the model for defining materials to make it more intuitive: renamed "material color" to "emissive color", added "transparency" parameter, changed various default values.
Added "Project Control Mesh Onto Surface" feature to the triangle mesh editor.
Texture previews can now be zoomed and panned using the standard keyboard shortcuts.
Added Exposure Correction camera filter.
The Camera Filter window now allows you to configure the preview rendering options.
The Camera Filter window now updates the preview automatically when any filter changes.
Dialogs for loading image files now show a preview of the image.
Tolerant selection mode in the triangle mesh editor now accepts edges/faces that overlap the selection region in any way, even if no vertex is inside (implemented by Csaba Nagy).
Many options in the mesh editor are now persistent between sessions.
Upgraded to Buoy 1.5.
Upgraded to Beanshell 2.0b4.
Upgraded to JOGL 1.1.1.
このほか沢山のバグフィックスとのこと。