あれは後のbasse氏の記事にもあるとおり、昔のintrr氏のネタスレの類似ネタですので、多分深い意味はないと思います。というか誰かがやるだろうな、と思っていたのですが、結局セルフプロモーションをあまりする必要のない氏がやってしまったのだろうと。

テクニックに議論が集中するのは、やはりわかりやすいからだと思います。方向性や作風などに関することは各自の文化や価値観、好き嫌いに左右されるため、批判が難しいのです。

フォトリアルに作品が集中するのは、ある意味3DCGの存在意義的な意味合いが強いと思います。人間では難しいフォトリアルな画像を、コンピュータを駆使し、現実の光の挙動などをシミュレート(かなりウソが多いのですが(笑))して作成することができるのは3DCGならではと思いますし、技術も主にこの方向に向かって進んできたのですから。

また、実写がお手本になるので、イラストなどのように、方向性や作風を模索をする必要がなく（代わりに技術的な試行錯誤はしなければいけないかもしれませんが）、楽な面もあると思います。

さらに、多民族でコンセンサスが得られるのがフォトリアルということもあるのかもしれません。英語がほとんど世界共通語になってしまっているのと同様に、やはり多くの人にとって理解できるものを作って賛同を得たいという動機もあると思います。


というわけで、当方は基本はノンフォトリアルで、でもたまーにリアルをやったりしていこうと思いますのでCapliconさんも頑張って下さい。