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元記事


設定可能なUI


ナイフモデリングツール


Subdivision Surfaceハンドル
 

Blender 2.30


リリースノート

2.3xシリーズ最初のリリースにようこそ! 過去数ヶ月のフィードバックとリサーチを元に、私たちはついにBlenderのインタフェイスの更新と改良を始めました。作業のほとんどは旧コードのクリーニングと再編成、実用的でまったく新しいUIの追加、そしてBlenderの操作と習得を楽にするプロセスの徹底的な情報デザインでした。見た目も同様に変わり、現代のデスクトップ環境にマッチするものになりました。このすべての作業はまだ進行中ですが、まもなく公開されるリリースでより進化するでしょう。

しかしこれがすべてではありません! 私たちは今モデラに本当のUndoを、Grabber/Rotate/Scaleツールの機能向上、3Dモデルの描画の改善、ナイフツール、新しいMesh内の選択と分割の対話的なツール、PythonAPIの修正と新しい機能、その他色々…。

このバージョンのチェンジログは膨大なので、いくつかのセクションに分割し、下記からリンクできるようにしました。

-> UIプロジェクトドキュメント

-> ナイフツール

-> Mesh Undo

-> Mesh 描画モード

-> 新しい変形(移動・回転・拡縮)機能


1. 変形の1軸制限
これはGrab(移動)、Rotate(回転)、Scale(拡縮)のようなツールのすべてに適用されます。
- 従来どおり、中クリック1回で変形の制限モードに切り替えられます。Blenderは現在のマウスポジションから有効な軸を計算します。
- 新しいモード:[X]、[Y]、[Z]キーを一度押すとグローバル軸を元に制限します。
- 新しいモード:さらに[X]、[Y]、[Z]キーを押すと、ローカル軸を元にします。
- 三度目に[X]、[Y]、[Z]キーを押すと通常に戻ります。
- 制限モードに入ると、現在の制限する軸を示す補助線が描かれます。ローカル軸制限モードでは軸が追加して描かれます。

2. 数値入力
数値入力はGrab、Rotate、Scale、Warp(歪み)、Shear(せん断)、Shrink/Fatten(法線方向に拡大・縮小)に適用されます。

- 変形モードに入ったとき、単に数値をキー入力、もしくは[N]キーで数値入力を呼び出します。
- 3DウィンドウのHeaderに現在の値が入力のためにアクティブになっています。
- [TAB]で次の値へフォーカスが移ります。
- [N]キーで通常に、もしくは再び数値入力に入ります。
- [ENTER]で値の確定。
- [ESC]で変形をキャンセルします。
- [Backspace]で値を0にクリアします。
- フルキーボードのマイナス([-])キーで値を負にします。
- フルキーボードのピリオド([.])キーで小数点の入力ができます。テンキー側では現在数値のみが入力可能です。

3. サイズの反転
古い慣例ではScaleモード中に[X]、[Y]、[Z]を押して軸を反転させていました。二つの新しいオプションによりこれを解決します。
- EditMode中、[M]キーを押すことにより、メニューから選択できます。
- ObjectMode中…(訳注:原文ママ。あとで補完されるでしょう。多分)

>-> Faceループ選択と分割

MeshのEditModeで[Shift]+[R]を押すと、モデルをループ状に選択するモードになります。マウスカーソルをMeshの上で移動させるとループとして使用されたアクティブなEdgeをみることができます。左クリックまたは[Enter]で選択を追加します。[ESC]で変更をキャンセルして抜けます。

MeshのEditModeで[Ctrl]+[R]を押すと、モデルをループ状に分割するモードになります。マウスカーソルをMeshの上で移動させると分割する場所が表示されます。左クリックまたは[Enter]で分割します。[ESC]で変更をキャンセルして抜けます。
(訳注:両方とも右クリックでもキャンセル可能です)

-> Python API

修正:
-- Objectクラスのobj.nameのアクセス
-- Armature/Boneクラスのbone.getParent
-- sys.pathにsitedirが追加された時に不正なポインタが渡されるのを修正
-- obj.shareFromにタイプを追加

追加:
-NMesh:
-- vertex group関連のメソッド
-- face.normal、.Modes dictionaryの拡張、.get/setModeメソッド
-- nmesh.get/setMaxSmoothAngleとnmesh.get/setSubDivLevelsメソッド
-Ipo:
-- ipo.getCurve(string)
-Object、Camera、Material、World:
-- .get/set/clearIpoメソッド

Docs:
-- すべての追加部分の変更といくつかの修正
-- BGL関数の膨大なリファレンスの追加

新しいバージョンのドキュメントは新しいBlenderリリース後すぐに利用できるようになるでしょう。


-> ラジオシティレンダラ

- radioフラグがないMaterialをレンダリングすると時々スキャンラインエラーが発生するのを修正
- 'Radio Tool'を使用時に本来の色と合わないのを修正。
- 新しいRadiosityブロックを追加したとき、'max iterations'が120にセットされます。これは新しいユーザが長いループ時間でラジオシティ計算を行うのを防ぎます。


-> AudioWindowが「フレームスライダ」に

- Blenderでは極端に小さい、もしくは薄いウィンドウはマウス入力を受け付けませんでした。これではheaderのない幅広く薄い'Audio Timeline'ウィンドウで(スクリーン幅の)「フレームスライダ」を作成することができなかったのです。
スタートアップファイルの、デフォルト.B.blendの最初のscreenにサンプルがあります。
- AudioWindowでフレームをスライドさせると、マウスポインタの隣に現在のフレーム番号が表示されるようになりました。
- AudioWindowで右クリックすると秒数表示とフレーム表示の選択ができます。
- RenderButtonsWindow(F10)の'frames per(1秒毎のフレーム数)'に正しい値を設定して下さい。連動します。


-> 小さな修正

- Shaded 3D view([Shift]+[Z])で頂点の法線を利用したスムージングが正しく表示されるように。

- 3D Windowのデフォルトのグリッドの表示が改良され、どんなにズームイン・アウトしても表示されるようになりました。
- 通常の'Solid'描画モードは完全に設定可能となり、ライトが3つまで追加できます。User Setting Menu(一番上のWindowの端をプルダウン)をチェックしてみて下さい。
(訳注:'System & OpenGL'の、左端にあります。左上からライトの名前、On・Off、Vector(方向)、Color、Speculer(スペキュラ))。下の3つはその値です)
- OSX: Render outputウィンドウを閉じることができるようになりました。
- Material Editorのテクスチャチャネルをそれぞれ独立してOn/Offできるように。
これは'SepTex'ボタンの代わりです。
- Material TexturesのStencil機能の使用時、normalマッピングも同様に操作できるように。
- レンダリングのvertices/faces/halos/lampsの最大数をなくしました。現在は動的にテーブルを取得します。メモリに注意!
- Unified Renderのオーバーフローがスペキュラの値を極端なものにしていたのを修正。
これはアンチエリアス悪化の原因でした。
- MS Windows版: 新しいフォント描画ライブラリにより引き締まったアンチエリアスがかかったフォントになり、クラッシュして終了してしまうのを解決しました。
(訳注:ttcフォントでは相変わらず表示が壊れ、落ちる場合があります)

- Sequencer: 音量が適用中のものから合成されたWAVに移行されなかったバグを修正。
- Meta Balls: ParentしたLatticeによる変形が正常に動作するようになりました。

-> まだ修復されていないもの:

- ButtonsWindowで[N]キーを押すことにより、16進で入力できる機能。
- EditModeで、ToolBoxが他のタイプのObjectの追加をする機能がない。

このリリースで貢献してくださった皆さん(順不同)

Joseph Gilbert, Michel Selten, Jacques Guignot, Stephen Swaney, Willian
Padovani Germano, Martin Poirier, Roel Spruit, Robert Wenzlaff , Alexander
Ewering, Matt Ebb, Simon Clitherow, Jiri Hnidek, Kent Mein, John Walton,
Rob Haarsma, Wouter van Heyst, bf-funboardメーリングリストの皆さん、
あと一人を忘れてました。あなた方のつつましい使用人、

Ton Roosendaal

2003年10月30日、アムステルダム
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