元記事:blender.org - Animation Editors
Blender のアニメーションエディタがすべて新しいアニメーションシステム用に書き換えられ、内部が更新されただけでなく、機能の追加や一貫性の向上がなされています。
アニメーションエディタ(と、その様々なサブモード)はすべて、内部の機能(フィルタリング、チャネル領域など)を共有するようになりました。そのため、これらの能力と相互作用の方法が全体的に同じようになりました。
Graph エディタと Dopesheet でシーン内の複数のオブジェクトの Curve と Action が表示できるようになり、すべてのエディタに、データブロックタイプもしくや選択を元にフィルタリングする機能があります。
Blender 2.5の Graph エディタには新機能がたくさんあります。シーン内のアニメーションさせる全プロパティについて、すべてのアニメーションチャネルの表示と編集が一度にできる機能に加え、そのチャネル自体にもロック(Lock)、隠蔽(Hide)、ゴースト化(Ghost)のような機能を新たに持つようになりました。
また、ワークフローも大幅に向上し、すべてのカーブは直接変更できるようになり、キーフレームを編集する前に 'curve edit mode' に入る必要もなくなりました。
よりスムーズなアニメ制作が行えるよう、多くの煩雑な挙動が取り除かれました。
移動・回転・拡縮をもっと便利にする、2Dカーソルが追加されました。カレントフレームインジケータ(縦線)と値のラインで構成されており、Rotate や Scale 用のピボットポイントとして使用したり、キーを並べたり、水平にするのに役立ちます。
また、チャネル毎に値のスライダが追加されました(View → Show Sliders)、これには現在の各カーブの値が表示されており、編集すると自動的にキーが打たれます。
従来のフローティングパネルが新しい 'curve properties' リージョン(View → Properties)に置き換えられ、アクティブ F-Curve のプロパティを編集できます。
ここで新しい Graph エディタのカーソルの ON/OFF もできます。これはキーフレームの Rotate、Scale、ミラー化用のピボットポイントとなります。
また、F-Curve モディファイアも使用でき、元となるキーフレームを壊すことなく、アニメーションカーブを extrapolation や noise などで変形したり、さらに音声からカーブを生成することもできます。
Dopesheet は、旧Action エディタを置き換えるもので、Graph エディタのように、複数の Action やキーフレームを同時に表示・編集できるようになりました。
新しく追加された 'Summary View' は、タイムライン上のすべてのキーフレームのチャネルのオーバービューを示すもので、タイムライン上のすべてのキーフレームを一度に表示、選択、操作できます。
また、キーフレーム描画が大幅に最適化され、2.49bに比べ、7000%の高速化(従来では使い物にならなかった BVH データからのインポートによって得られた数値)され、大量のキーフレームの表示や編集が可能になりました。更に、キーフレームが完全に OpenGL を使用して表示されるようになり、ポーズのキーフレームがひとめですばやく理解できるよう、いくつかのキーフレームに 'breakdowns' や 'extremes' などのタグ付けができるようになりました。
この新しい ノンリニアアニメーション(NLA)システムは、2009 Google Summer of Code の一部として、 Joshua Leung氏により設計・実装されました。氏は残りの多くのアニメーションシステムの再開発による実績がある人物です。
従来の Blender の NLA システムのようにオブジェクトのみに限定されておらず、アニメーションに対応しているすべてのデータブロックに NLA を使用できるようになりました。
元記事:blender.org - Animation Editors
アニメーション用エディタ
Blender のアニメーションエディタがすべて新しいアニメーションシステム用に書き換えられ、内部が更新されただけでなく、機能の追加や一貫性の向上がなされています。
アニメーションエディタ(と、その様々なサブモード)はすべて、内部の機能(フィルタリング、チャネル領域など)を共有するようになりました。そのため、これらの能力と相互作用の方法が全体的に同じようになりました。
Graph エディタと Dopesheet でシーン内の複数のオブジェクトの Curve と Action が表示できるようになり、すべてのエディタに、データブロックタイプもしくや選択を元にフィルタリングする機能があります。
Graph エディタ
Blender 2.5の Graph エディタには新機能がたくさんあります。シーン内のアニメーションさせる全プロパティについて、すべてのアニメーションチャネルの表示と編集が一度にできる機能に加え、そのチャネル自体にもロック(Lock)、隠蔽(Hide)、ゴースト化(Ghost)のような機能を新たに持つようになりました。
また、ワークフローも大幅に向上し、すべてのカーブは直接変更できるようになり、キーフレームを編集する前に 'curve edit mode' に入る必要もなくなりました。
よりスムーズなアニメ制作が行えるよう、多くの煩雑な挙動が取り除かれました。
移動・回転・拡縮をもっと便利にする、2Dカーソルが追加されました。カレントフレームインジケータ(縦線)と値のラインで構成されており、Rotate や Scale 用のピボットポイントとして使用したり、キーを並べたり、水平にするのに役立ちます。
また、チャネル毎に値のスライダが追加されました(View → Show Sliders)、これには現在の各カーブの値が表示されており、編集すると自動的にキーが打たれます。
Curve プロパティ
従来のフローティングパネルが新しい 'curve properties' リージョン(View → Properties)に置き換えられ、アクティブ F-Curve のプロパティを編集できます。
ここで新しい Graph エディタのカーソルの ON/OFF もできます。これはキーフレームの Rotate、Scale、ミラー化用のピボットポイントとなります。
また、F-Curve モディファイアも使用でき、元となるキーフレームを壊すことなく、アニメーションカーブを extrapolation や noise などで変形したり、さらに音声からカーブを生成することもできます。
Dopesheet
Dopesheet は、旧Action エディタを置き換えるもので、Graph エディタのように、複数の Action やキーフレームを同時に表示・編集できるようになりました。
新しく追加された 'Summary View' は、タイムライン上のすべてのキーフレームのチャネルのオーバービューを示すもので、タイムライン上のすべてのキーフレームを一度に表示、選択、操作できます。
また、キーフレーム描画が大幅に最適化され、2.49bに比べ、7000%の高速化(従来では使い物にならなかった BVH データからのインポートによって得られた数値)され、大量のキーフレームの表示や編集が可能になりました。更に、キーフレームが完全に OpenGL を使用して表示されるようになり、ポーズのキーフレームがひとめですばやく理解できるよう、いくつかのキーフレームに 'breakdowns' や 'extremes' などのタグ付けができるようになりました。
NLA エディタ
この新しい ノンリニアアニメーション(NLA)システムは、2009 Google Summer of Code の一部として、 Joshua Leung氏により設計・実装されました。氏は残りの多くのアニメーションシステムの再開発による実績がある人物です。
従来の Blender の NLA システムのようにオブジェクトのみに限定されておらず、アニメーションに対応しているすべてのデータブロックに NLA を使用できるようになりました。
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