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昨夜、私はユトレヒトで行われた Dutch Film Festival での Sintel のプレミアに行きました。非常に素晴らしい体験でした！

Durian チームがいるロビーでの、チームと少数の Blender ユーザたちとの会合のあと、素晴らしいリムジンへの乗車が計画されていました。しかし、オランダの街の中心街までにはたいてい非常に狭い道があり、結局このリムジンは曲がれず、しばらく徒歩で行きました。

劇場は予約でいっぱいでした。結局、一枚のチケットで二つの映画に入れるため、私はどれぐらいの人々が Sintel のみを観に来たのかわかりませんでした。ただ、大量の観客がいて、イベントは思ったより素晴らしいものでした。Tonを含むチームメンバーの大半は明らかに緊張していました。Ton によるこのプロジェクトの独特の背景の説明と、この映画の最後（DVDをプレオーダーされた2000名のコミュニティのメンバーの名前）のネタバレ により、このイベントは始まりました。

その後、この映画が始まりました。私は少ししかお伝えしません。今週後半、みなさんの目で確かめて下さい。
まず最初に、数分後、私は自分がアニメーション映画を観ていることを完全に忘れていました。ストーリーは激しく―皆さんを吸い込み、驚かせ、心を動かします。私は最後に涙がでるのをこらえていました。今でもいくつかのシーンを思い出しては鳥肌がたちます。編集とサウンドトラックも両方とも大胆かつ上品で、特に最後の歌は美しいものでした。Sintel は多くの人たちに影響を与えることでしょう。一つだけ気に入らないことは、私の3才の息子には見せられないことでしょう ― いくつかのシーンではかなり怖いからです。

映画が終わった後、私たちは皆 ‘Filmcafe’ に向かい、シャンパンやスナック、酒などを楽しみました。私が聞いたところによると、このパーティはその後も非常に長い時間行われていたそうです。

今日は素晴らしい夜でした。私は今まで以上に Blender を自慢に思う異様になりました！

もしすべて計画通り順調にいけば、Sintel は木曜日にリリースされる予定です。お楽しみに！

テンションは最高潮に：プレスリリースによると、次週の9月30日、Blender Institute は Sintel をオンライン上にリリースするとのこと。公式映画ポスターも公開されており、Pablo Vazquez氏が制作ステップを Durian ブログで紹介されています。

恐らくご存じだと思われますが、Sintel が 3D World の10月号にお目見えします。James Finnery氏は私たちに実際の雑誌の写真を送ってくださいました！（もしくは氏自身でレンダリングされたのでしょうか？）

これについて、Ton の Durian サイトへの最近の投稿から一部引用します。

“Return of Blender” は、いいアオリ文句として3D World 側で選ばれたものだと思っています。別に私たちが終わってしまったことなどないことは皆承知していますが、私たちは本当に忙しいので（仕方ないので）す！

さらに一部の読者が、メディアでBBBを発見しているようです。

• Peach プロジェクトを、BBC のニュースサイトの "Tablet and clamshell PCs join crowded market" のところに発見


• Miro Video Converter。Big Buck Bunny を Android や iPhoneなど用に MP4、WebM (vp8)、Ogg Theoraなどに変換する非常にシンプルな方法。


• YuiXX メディアプレイヤー、自分だけの Big Buck Bunny を体験しよう

リンク
・3D World Magazine
・3D world magazine cover (Durian webサイトより)

多くの読者の方たちが、読心ハードウェアのデモの中で Sintel のトレーラーが使用されているという報告をされています。



EEG (Electroencephalography（脳波記録）)は、脳の活動を記録する処理です。この動画によると、彼らは Emotiv 14-electrode ヘッドセットを、EmoRate というソフトウェアとともに使用しています。Robert Oschler氏は氏の Sintel トレーラー視聴時の感情をインデックス化とカタログ化ができることを示しています。その後 Sintel のクリップの中のホットスポットを探していきます。

将来的にこの技術が Blender コミュニティで何に使用できるでしょう？ Blender がクラッシュした時や、オートセーブフォルダが閲覧されている時、そしてそのファイルが見つかり、開かれた時のユーザの感情を集めるのはいかがでしょう？
皆さんはどんなアイデアをお持ちですか？

リンク
・Electroencephalography (EEG) (Wikipedia)（日本語版（脳波））
・Sintel、Blender で制作されたオープンムービー
・Emotive、このヘッドセットメーカー