Blender.jp

Jahka氏が Blender Wiki に新しい Particle システム(パッチ)のドキュメントの執筆を開始されています。まだ始めたばかりで、すべてをカバーしてはいませんが、新しいシステムをテストビルドで試したい人にとっては情報を探すのにいい場所であります。

この柔軟性の高い、新しい Particle システムがリリースされた暁には、ドキュメントも詳細になり、すぐに利用できるようになるでしょう。

Wikiのページはこちらです。

Jahka氏自身がこの Wiki ドキュメントに関連して立てられた BlenderArtists のスレッドはこちら。

そして、Windows 用の方には、新しく更新された Particle ビルドが Graphicall からダウンロードできます。

内部レンダラでのグロッシーな反射と屈折は、長い間、多くのユーザに待ち焦がれていました。現在開発中の新しいパッチは、これを実現しようとしています。Matt Ebb(broken)氏はこのパッチを、Blender 2.44のサブサーフェススキャッタリングの開発者である Brecht氏の助けを借りて開発中です。現時点での成果は非常に興味深い物になっています。

新しくエキサイティングな Texture タイプが Blender で開発中です！
もちろん、ビルドもあります。是非チェックしてみて下さい。
A new and exciting type of texture is being developed for Blender! And yes, builds are available so you can check it out…

"Wizard" として知られている、この開発者曰く、

これは新しい Texture タイプで、"Tiles" といいます。新しい Texture を追加する時、Clouds、Musgrave などのような他の Texture と同様に選択できます。現時点では、輝度とバンプマッピングのみをサポートし、色はサポートしていません。

私は現在プリセットのタイリングパターンを生成する方法を検討しています。ただし、しばらくこの機能が使用できなくなるかもしれません。私は人々にビルドを手にとって使用してもらって、フィードバックやバグ報告をもらえるといいなと思っています。

おそらく、皆さんは次の Blender リリース用に開発されている新機能の噂を色々と聞かれていると思います。多く言及されているものの一つが、内部レンダリングエンジンに作られたいくつかの更新に伴う事、具体的にいうと、コントロールが追加されたレンダリングエンジンで、コースティックエフェクトの作成が可能となった事です。

近日公開の2.44リリースは2.43のアップグレードであり、ほぼ二ヶ月間に報告された問題の修正と、素敵な新機能がいくつかあります。現時点でご紹介する価値のある物は以下の二つです。

- 64 ビットセーフコード＆ファイル
- SSS サブサーフェススキャッタリングレンダー(日本語ページ)

このリリースの後、2.50リリースへと繋がる、大規模な Event/Tool/UI コード再構築プロジェクトがスタートします。

2.44リリース候補(RC)ビルドはこちらからダウンロードできます。

注1：SSS は RC2 のみです！
注2：このページ(訳注：元記事)は WIP であり、フルリリースログとなる予定です。
注3：Windowsビルドは、もしかすると マイクロソフト Visual C++ 2005 再頒布可能パッケージ(x86)が必要になるかもしれません(Vista は必要ありません。その他の古い Windows 版で Blender 起動時にクラッシュした場合はこれをインストールして下さい)。