Blender 2.61リリース候補(RC1)が公開!
少し遅れてしまいましたが、リリース候補(RC1)が公開されています。
リビジョンは、Trunk:42494、Scriptsが2751となっています。
こちらにリリースログとダウンロードへのリンクがあります。リリースログの翻訳はまだ途中です。ご了承ください。
予告から少し遅れましたが、Blender 2.61公式のテストビルド(ベータ)が公開されています。正式な公開はまだですが、すでにファイル自体はアップロードされています。
2.61では、モーショントラッキングシステム、新しいビルトインレンダラ、Cycles、飛沫の汚れなどをシミュレートするダイナミックペイント、海をシミュレートするオーシャンシミュレータといった新機能が追加されています。
なお、MLでの呼びかけた際の公式な各リビジョンは SVN:r42132、アドオン:r2553でしたが、Windows版で OpenMP と CUDA で問題が生じたため、実際に Windows 版で確認されたリビジョンは42137になっています。他のOS・環境用のビルドでは違うかもしれません。
ダウンロードは下記からどうぞ。
http://download.blender.org/release/Blender2.61/
リリースログはまだ途中です。翻訳も追々行う予定です。
http://wiki.blender.org/index.php/Dev:Ref/Release_Notes/2.61
Blender Foundationが Blender 2.60RC2を公開しています。リビジョンはr40968。バージョンは以前のRCと同様、まだ2.59.4のままで、スプラッシュも2.59の物です。
リリースノートはこちら(日本語版)。
チェンジログはこちら(日本語版・途中)。今回からwiki.blender.org にて日本語訳を公開することにしました。
まだ正式リリースではないため、これらは変更される可能性があります。
ご注意ください。
現在、Blender 2.59RC版の公開の告知がすでにBlenderArtistsのスレッドで行われています。リビジョンはr39167。
http://download.blender.org/release/Blender2.59rc/
ただしまだ正式公開ではなく、各環境の保守者の都合により、一部の環境のバイナリがありません。また、Windows用インストーラ版はありません。
後方互換性テスト用のレグレッションファイルはこちら。
http://download.blender.org/demo/test/test257.zip
リリースログはこちら。追加部分などの日本語版は追って行います。
さっと見た限りでは、ヘッダにスプラッシュを表示するアイコンが追加され(ただしスプラッシュはまだ2.58のまま)、NDOFデバイスに対応した模様です。
追加:こちらから追加部分のみ翻訳します。
Blender 2.59 アップデートログ
[wiki]
**追加
-キーマップのリファクタリング(コミットログ参照) - [[r39084:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=39084]]
(訳注:ユーザ編集したキーマップビルトインのキーマップを上書きしなくなり、代わりに変更点だけを保存するように。これにより、キーマップが次のバージョンで変更されても反映されるように。ただ、これにより新しいバージョンで保存したUserプリファレンスを前のバージョンで使用してもキーマップの変更は使用できなくなったので注意してください。
また、[Edit]ボタンを押さなくても直接編集可能になりました)
-Material パス(Objectパスとよく似た物)。 (See commit log for details) - [[r38090:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38090]]
(訳注:Renderプロパティ→▼Layers→Passes→Material Indexで利用可。使用するインデックス番号は、Materialプロパティ→▼Options→Pass Indexで指定します。Compositorでは "IndexMA" というソケットになります。
使用方法のサンプルが[[こちら:https://svn.blender.org/svnroot/bf-blender/trunk/lib/tests/compositing/composite_materialindex.blend]]にあります)
-Multires モディファイアの新オプション:Subdivide UVs - [[r38783:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38783]]
-Bake時にUV境界での継ぎ目をなくす Bleed オプションの改良 - [[r38654:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38654]]
-ノード:Nodeメニュー→Delete with reconnectが追加(訳注:削除時にリンクを別のノードに自動的につなげる機能。[Ctrl]+[X])。 - [[r38344:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38344]]
-ノード:Curvature設定が追加(訳注:リンクの曲線の曲率。Userプリファレンス→Themes→Node Editor→Noodle Curving)。- [[r39015:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=39015]]
-ノード:つながっていないノードをリンク線上にドラッグすると、そこに挿入されるように。- [[r38609:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38609]]
-UV Straighten ツール(訳注:UVをX軸・Y軸ではなく、一直線上に並べるツール)- [[r38598:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38598]]
-Py-API: Object.closest_point_on_mesh()関数 - [[r38449:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38449]]
-Py-API: bpy.path.basename。"//" 接頭辞が os.path.basename を壊すため。- [[r38528:http://projects.blender.org/scm/viewvc.php?view=rev&root=bf-blender&revision=38528]]
**Blender アドオン
''新規追加''
-[[Sapling Tree Generator:http://wiki.blender.org/index.php/Extensions:2.5/Py/Scripts/Curve/Sapling_Tree]] - r2119
-[[Ivy Generator:http://wiki.blender.org/index.php/Extensions:2.5/Py/Scripts/Curve/Ivy_Gen]] - r2200
-Grease Scatter object placement script(訳注:アクティブMesh上に同名のGroupのオブジェクトをGreseペンシルのラインを使用して散乱するらしいです…)- r2125, r2126, r2127
[/wiki]
元記事:Ocean Sim: First Public Builds Now Available
B@rt氏による記事です。
Ocean Sim は、コミュニティによる資金援助を受けた開発プロジェクトです。最初のビルドがすでに寄付者に公開されていますが、現在、一般の人もアクセスできるようになりました!
Todd氏曰く、
皆さん、私たちはマイルストーンに到達しました! Blender 2.56 OceanSim ビルドのほとんどの問題とバグを取り除き、もっと広く Blender コミュニティに見てもらう準備が整いました!
寄付から得た資金を元に、私たちは OceanSim ブランチの機能完全版にこぎつけました。フェイズ1/2以上の作業はバグ修正になる予定です。
現在、私たちのビルドダウンロードページから、Win32/64、Linux32/64、OSX 10.5以上用のビルドが利用できます。また、ビルドしたい方のため、コードのパッチもあります。新しいバグもしくは問題は私たちのバグトラッカーページで報告できます。
機能リストのチェックとビルドのダウンロードをしてみてください!
上記のページの機能のクイックレビューより。
・波のディスプレイスメント Meshの生成と、Foam マスクを計算する、新しい Ocean モディファイアモジュール。
・Ocean Texture ツールの更新。Ocean Simデータを Material/Texture で使用できます。新しい Sync 機能により、Ocean Texture と Ocean モディファイア を同じ OceanSim データで処理できます。
・Ocean モディファイアが離散アニメーションを含む、波の先端の Material と Texure用に生成した Foam マスクデータを Ocean Texture で使用できるようになりました。
・Ocean モディファイアがディスプレイスメント、Foam マスク、ノーマルデータ用のテクスチャをフレーム毎のベイキングできるように。
ログイン
クイックリンク
●Blender.org
BlenderFoundation
- Blenderのダウンロード
- 公式チュート等
- 公式マニュアル(和訳)
●ニュース(英文)
BlenderNation
●Blenderコミュニティ
blenderartists.org
●Blender Q&A
- Blender Stack Exchange
●テストビルド
Buildbot(自動生成)
●開発関連
公式開発サイト
Blender開発blog
Blender Wiki