元記事:ATi Slowdown Explained at BlenderNation
B@rt氏による記事です。
皆さんは ATi ビデオカードと Windows上で、Blender がちゃんと使えてますか?
Nathan Letwory氏は、ドライバのダウングレードによる解決方法のページを見つけました。
Nathan氏曰く、ATi カードユーザの皆さんは、3Dウィンドウでのオブジェクトの選択に長く待たされることに気づいていらっしゃると思います。最近、私も ATi HD 2600 Pro を搭載した新しいPCを手に入れ、同じことに気づきました。古い通説では「ドライバを更新し、ハードウェアアクセラレーションをOFF、機能をOFFに」でしたが、更なるリサーチを行った結果、Trent Apted氏が作成されたページにたどり着きました。
ここでは、2007年11月の最後から非常に遅かった、Blenderが頼るかなりの部分についてのいくつかの操作を説明しています。また、小さなテストプログラムによってスロー現象を確かめることができます。私も実行しましたが、自分のATiカードでも Blender が再び使い物になるようになり、喜びました。
Vista にしてから、どうにかドライバを更新する方法を動画にできないか考えていました―はっきりしていない部分もありますが、とりあえずご覧下さい。
/Nathan
以前友人のVista+ATiカードのPCを触らせてもらったときはメニューがおかしいぐらいだったと記憶しているのですが、そこから更に悪化していたとは…。
でも、この解決法に加え、前述の Trent Apted氏のページによると、ATiがこの問題に関する修正を行い、数ヶ月以内にリリースするとのことなので、もうこの問題には悩まされずにすみそうですね。
元記事:Blender Problems on Leopard - Solved? at BlenderNation
Leopard上で Blender を動かした時のGUIのスピードの問題の解決策が、ユーザたちによって見つかりそうです。また、原因となるダブルバッファリングを禁止したカスタムビルドが davidlandwehr 氏により作成されているとのことです。
元記事:Blender's 1.5 GB RAM Limitation at BlenderNation
PlantPerson氏による記事です。
Microsoftの32ビットWindowsを使用されているAstute氏が、Blenderが1.5GB以上のメモリを使用できないことを警告されています。Blenderはよく大量のメモリを消費するため、このことは時には非常に厳しい制限となります。この短いチュートリアルでは、ユーザのmpan3氏が、何がこの問題の原因なのか、そしてどう処理すべきかを説明されています。
このバグがBlenderの落ち度ではなく、Windowsの所為と知っても、きっと皆さんはそう驚かないでしょう。Windowsは明らかにプログラムが1.5GB以上のメモリを使用するようにはデザインされていないのです。mpan3氏のチュートリアルでは、ユーザがシンプルな設定ファイルの編集を通じて、Windowsにアプリケーションがもっと多くのRAMを使用できるようにするようにしてくれます。
日本語Windowsでは、システムのプロパティ→詳細設定→起動と回復→編集ボタンを押すと、boot.iniがメモ帳で開きますので、あとはチュートリアルのように、/fastdetectが最後に書いてある行の一番後ろに、/3GB と付け加え、再起動します。そしてLAAフラグでコンパイルされたBlenderへのリンクがありますのでチュートリアルからダウンロードして使用すればOKです。
この問題は1GB以下のメモリしか持っていない人や、レンダリング時にメモリを使い切ってしまう状況でない人には関係ない話です。メモリを増設していて、印刷用の大きい画像をレンダリングする必要のある人は試してみてください。
元記事:Blender 2.42 Security Advisory at BlenderNation
Kernon氏による記事です。
ユーザに任意のコードを実行させてしまう脆弱性が Blender に発見されました。この問題をすべてのプラットフォームの Blender 2.42に影響する疑いがあります。Gentoo Linux セキュリティ勧告
概要
ユーザに任意のコードを実行させてしまう脆弱性が Blender に発見されました。
影響を受けるパッケージ
Package / Vulnerable / Unaffected
1 media-gfx/blender < 2.43 >= 2.43
解説
Secunia Research の Stefan Cornelius氏は、kmz_ImportWithMesh.py 内の "eval()" 関数がセキュアに使用されていないのを発見しました。
影響
外部の攻撃者が特別に作成した .kmz もしくは .kml(訳注:Google Earth と SketchUp のファイル。原文は Blender File ですが恐らく間違いだと思います)をユーザが開くように誘うことで、任意の Python コードを、Blender を動かしているユーザの特権で実行できます。
対処
現時点では対処の方法はまだわかりません。
解決方法
すべての Blender ユーザは最新バージョンに更新して下さい。
# emerge ?sync
# emerge ?ask ?oneshot ?verbose ">=media-gfx/blender-2.43"
オリジナルのレポートは Help Net Security にあります。
前述どおり、.kmz や .kml は Google Earth や、SketchUp のファイルであり、また、すでに Blender は2.43になっていることから、今更感はありますが、一応念のため、2.42で前述のファイルを使用されている人は注意して下さい。
元記事:Blender.org -- View topic - Blender Security Issue
オーバーフローにより、任意のコードを実行できる脆弱性…とのことですが、そもそも blend ファイル自体穴だらけでいくらでも細工できますんで割といまさら感が。
結論からいいますと、出所の怪しい blend ファイルはあまり使用しないことですね。Elysiun や Blender.org にリンクが掲載されているファイルは、管理者がそのユーザのIPなどを保存しているため信頼できると思います。
ちなみに、オーバーフローの件はすでに修正されており、コミットされています。2.40ではこの脆弱性はありません。
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