bf-blender / Windows (2004/05/27)
Gabio氏によるbf-blender5/27分ビルドの配布です。
本日の新しいビルドです。
scons、msvc7でコンパイル、virusは多分ありません。
概要
- Bugの修正
- game engine
- Python API
- GUI
- Image/uvWindowのUVsメニュー内のPythonスクリプト
Commit:
ton氏:
選択ルーチン内のbezierのポイントとマウス位置間の距離の計算に使用される、二つのshortをintに変更。
これにより、極端なズームインでは選択されないようになりました。
(OOPz氏に感謝!)
kester氏:
Game Python Reference Manual。
このマニュアルにはGame Object、Sensor、ControllerなどのすべてのPythonクラスとモジュールがリストアップされています。
ActuatorとControllerのリファレンスは欠けています。
broken氏:
メニューにBevelのホットキーを追加。
ascotan氏:
(Python API)
- Boneクラスのサポートを追加。
- bone座標系/World座標系のBone matrixを取得可能に。
- ikフラグを取得できるように。
- addBone()用のMatrix更新のための調整。
- Documentationに新しい関数を更新。
- NLAの辞書に関するエラーの修正。
broken氏:
* PythonスクリプトのUV・ImageWindowの'UVs'メニューへの自身による登録をサポート。
スクリプト作者への解説:
Group: 'UV'
スクリプトのヘッダーにこのメニューへの宣言をいれておきます。
* UV Face Layoutスクリプトを(正しくない)[File]-[Export]メニューから、UVsメニューに属するよう更新。
ianwill氏:
BPython:(python api)
- Campbell Barton氏による別の関数(もう一度感謝します)、Image.reloadメソッド:
このスクリプトで外部プログラムで編集・保存されている画像をBlenderで更新できるよう保持することができます。
blendix氏:
UV Editorのtransform関数の潜在的バグ、tfaceがedge一つだけかどうかのチェックがループ中で見過ごされてしまうのを修正。
ImageWindowのHeaderにあるTexture Paint Buttonをクリックした際、時々クラッシュしてしまうのを修正。static変数のheaderbuttons_packdummyをもう一度作成しました。uiDefButの呼び出しで、Texture Painting Buttonへの参照がこれに代入されるため、メモリ内に保持されることになるでしょう。
guignot氏:
(python api)
addCurve関数のパラメータの名前を変更しました(Paolo氏による指摘)。
DLoc* → dLoc*
DRot* → dRot*
DSize* → dSize*
ドキュメントの更新(Ipo.py)
stiv氏:
バグ修正#1322: Drawモジュールのドキュメントの小さな変更。
Blender.Draw.Button()が表示されていませんでした。おそらくepydocの問題がButton()によって、モジュールのメソッドとクラス名の両方に発生したようです。
私はButtonをButton_に変更し、使用方法を追加しました。
もちろんこれでは不十分ですが。
kester氏:
バグ修正#1309: ActorをOFFにしてもGhost、Dynamic、RigidBodyなどが有効になってしまっていました。
半透明ポリゴンのデプスソート。MaterialのZTranspをONにすれば利用できます。
これでObject内のポリゴンがソート(アルファポリゴンを背面から前面に、ソリッドポリゴンを前面から背面にソート)されます。
SceneGraphからPhysicsへのUpdateTransformコールバックの追加。
SceneGraphのPhysics Object毎の更新のプロファイルを見ると、それが動いていようとなかろうと、Physics Objectは正しい位置にありました。これがSOLIDにそのバウンディングボックス、オーバーラップテストの実行と更新を行わせていたようです。
このコールバックはPhysicsシーンでScenegraphの変更が通知される必要がある特別なケース(ParentされたObject)を取り扱います。
Pythonアトリビュート(mass、parent、visible、position、orientation、scaling)をKX_GameObjectモジュールに追加しました。
KX_GameObjectをKX_PyMathを使用してPython⇔Motoのコンバートをするようにしました。
Pythonの修正:
Python ControllerのsetScript/getScriptメソッドを再び使用できるように。
Rayの開始位置をMouseFocusSensor.getRaySourceに設定できるように。
追加:
Python → MT_Quaternion
錐台バウンディング球の中心点をワールド座標に正しく変換するように。
ton氏:
Solid Objectの描画("Solid" Draw mode)時、Materialの切替(glMaterial)がglBeginとglEndの間にありました。しかし、glShadeModelによる切替との組み合わせでは、最近のnVidiaのカードでは面が描画されない現象がありました…これが公式に従うことになるのかどうか知りませんが、単なる修正は複雑ではないでしょう。
sirdude氏:
Tom Musgrove氏のWindows上で正しくコンパイルできるようにするパッチ。
(理由不明のままそこにある\を削除)
これを押し通すのに長い時間がかかってしまい、Tom氏には申し訳なく思います。
bf-blender / Windows (2004/05/22)
Gabio氏によるbf-blender5/18分ビルドの配布です。
いくつかの新しい機能がCVSにあります。今週(訳注:5/22なので先週)に私たちが何を得たかを見てください…。
SCONSとMSVC6でコンパイル。ウィルスは検知されていません。
概要
- [Ctrl]+中マウスドラッグによる新しいズーム方法。
- 新しいPythonAPI関数。
- バグ修正。
- gameエンジンの改良。
- 新しいPython UIの統合作業。
Commit:
ton氏:
Matthew Plough氏提供による[Ctrl]+中マウスドラッグによる改良版視界ズームのパッチが実装されました。
個人的にはこれはいい代替で、より直感的かつ互換性もあります。現在リアクションの嵐を待つことにしましょう…。
ianwill氏:
BPython:
- 二つの新しい関数がDrawモジュールに追加、intとfloatのポップアップボタンの表示を行います。
両方ともCampbell Barton氏の投稿です。感謝!
- 二つのWarningを修正。
ton氏:
bzeroをオクトツリーのフィルから削除、クリアに必要な正確なコードで置き換えました。消費時間が少なくなりました。octree new 2.33a ---------------------- 128 0:04.2 0:07.5 256 0:06.5 0:20.0 512 0:18.0 2.06.9時間はレンダリング面の初期化などを含む。100k四角形ポリゴン。
theeth氏:
UV_Exportスクリプトの更新。誤字の修正とtga拡張子を自動的に付加するように。
バグ修正#1289: MirrorメニューがEditMode時にほとんどのObjectタイプのHeaderメニューから抜けていました。
stiv氏
バグ修正#1212: Objectのレイヤを変更しても効果がありませんでした。
broken氏
Toolboxと3DViewメニューのいくつかのホットキーが追加・修正。
[Shift]+[C]'Center Cursor and View All(カーソルを中心にしてすべてを視界内に)'をAlign Viewメニューに追加。
kester氏
AlphaのMeshを持つObjectのデプス(深度)ソート。
- Mesh Objectは深度(Objectのcentre(中心点)を元に)ソートされます。Objectのcentreを使用するのは、ユーザがソートをコントロールできるようにするためです。
- ポリゴンはソートされません。
- ポリゴンは分割されません。
- 消費時間はO(nlog(n))です。
Camera ObjectとPythonの修正:
バウンディング球テスト用に平面を正規化クリップ。
錐台-球⇔球テスト。
すべてのPython Objectの参照のカウント(!)
球の錐台カリング。
球⇔Camera球と球⇔錘台を立方体⇔錘台テストの前に行います。
gameエンジンのBlender Pythonモジュールの改造 ― 単にgame実行前にunloadしなくなっただけです。
ianwill氏:
BPython:
- 最近追加された関数のドキュメントを更新。
- 動的メニューエントリがソートされるように(もちろんアルファベット順に)。
- 新しいスクリプトメニューカテゴリが追加:Wizards、Modifiers、Generators、Materials、Animation:
オプションのリストに追加されただけで、BlenderのHeaderに混乱はありません。これらはすでにScript Windowの"Scripts"メニューで使用可能でしたが、他では使用できませんでした。
- 'datadir'オプションがBlender.Get(オプション)に追加。
これにより、スクリプトは.blender/bpydataをデータファイルの読み書きに使用できるようになります。
WINDOWS tuhopuu LSCM sneak previev
Money_YaY氏(youngbatcat氏)のLSCMパッチがbjornmose氏の手によりWINDOWS版Tuhopuuに組み込まれてビルド、配布されています。
LSCMとはLeast Squares Conformal Maps(最小二乗法による等角マップ)で、一つのテクスチャに自動的にUVを割り振り、インタラクティブにテクスチャを描くためのシステムです。今回はUV割り振り部分のみが実装されている模様です。詳しい説明などはMoney_YaY氏のオリジナル(OSX)のスレッドのpdf文書などを参照下さい。
なお、利用にはpython22.dllが必要になります。適当に古いバージョンのBlenderバイナリから解凍したTuhopuuのディレクトリへコピーして下さい。
bf-blender / Windows (2004/05/19) w/ weighted creases
jasontally氏がChris McFarlen氏のweighted creases(重みつきcrease)のパッチをbf-blenderに組み込みビルド・配布されています。使用方法はEdgeを選択後、[Shift]+[E]を押します。マウスの縦方向でweightが変更されます。
bf-blender / Windows (2004/05/18)
Gabio氏によるbf-blender5/18分ビルドの配布です。
Kester氏に感謝。CVSは私のMSVC6コンパイラで再びコンパイルできるようになりました。
概要:
- gameEngineの動作
- OSAレビュー
- バグ修正
broken氏:
メニューの修正をいくつか:
* 3DViewのメニューに軸の制限を新しくTransformとして追加(とバグ修正)、そのため、toolbox.cからコピーされていたコードを削除。
* 文字列の表示をクリーンアップ。
ヒント:
メニューが他のPanelもしくはpupmenu()のような他の新しいダイアログを開いている時、メニュー項目のためにTitleフォントを使用し、省略(…)だけが使用されているのを思い出して下さい。省略は「ここにはさらに何かがきます」かと、何も起こらないか、モード変更、直接実行される何かを示します。(訳注:すみません。多分後で直します)
Ton氏:
FLT_EPSILONにより、極端な値による商からの保護を行いました。これにより、最適化Windowsビルドのハングアップを防ぐことができるでしょう。これは今テスト中です!
aphex氏:
バグ#1217(LinuxでAAフォントがアクセスできない)をすばやく修正。
kester氏:
ゲームを作るユーザに朗報です。
外因速度(訳注:力によって生じるもの以外の速度)には摩擦は適用されなくなりました。これはlinVを設定したMotion Actuatorを動かすとき、信号を何度も送る必要はなくなったということです。
jiri氏:
- バグ#1268のチェコ語の翻訳を修正。
guitargeek氏:
'Paint'フローティングパネルをImage Windowに追加。TexturePaintMode時のブラシの設定が可能に。
また、'Paint'と'Properties'をImageWindowのViewメニューに。
ascotan:
- バグ修正#998:ObjectのMatrixが異常でした。
- ObjectのMatrixはRedraw()まで更新されません。pymatrixの返値は現在の値が反映されます。
- setBorder()をrenderingContextに追加。Pythonからborderレンダリングの範囲(rect)を設定できるように。
- sizePreset()をborderを扱えるように更新。
ton氏:
機能凍結のふりをするのはやめて、2.34へ向けて動き出しましょう:これはBlenderのOSA(アンチエリアス)のレビューと改良のための最初のcommitです。
http://www.blender3d.org/cms/Rendering_engine.320.0.html
最も関連する変更は:
- 周辺ピクセルのサンプリング位置を完全にチェックするように。
- すべての周辺ピクセルが完全にレンダリングされるように(スペキュラ、プロシージャルテクスチャのアンチエリアス)
- また、Unified Rendererもこれを使用するように。
- Unified Renderer用に二箇所で使用されている重複コードを削除。
これは選択式にするにしろしないにしろ(画像は高品質になりますが、いくつかのケースでは遅くなります)、更なる評価が必要です。レイトレースを例にすると、新しいサンプリングシステムがレイトレースコードを非常にシンプルにしてしまったら、このことは簡単には行えません。
kester氏:
- バグ修正#1245:gameBlenderで色に異常がありました。
Vertex Paintルーチンが赤を青のチャネルに、青を赤のチャネルに入れていました。
視錐台カリング:
- 視錐台に向かっているすべてのObjectをチェック。
- ツリーベースのカリングツリーがあり、ツリーを構築する必要があります。
cameraをPythonでフックできるように。
Python用Python util ⇔ MT_Vector、MT_Point&MT_Matrix
SceneGraphがバウンディングボックスをサポート。
ひとつのバケット内に格納する三角形の上限が上がりました。
現在のGPUはもっと多く処理できます。
Tuhopuuから最近点の修正の移植―正の距離を返すべきです。
cylinderとconeのバウンディングオブジェクトが物理演算シミュレーションでどう動くかにしたがって描画されるように。
バグ修正#1245:gameBlenderでのVertex Colorの異常その2。
MColのメンバ名が不正なため、私たちはblenderのその他の物のように、unsigned char*に変更するでしょう。
MSVC .NETが、クラス内でのstatic constの宣言を取り扱えなかったために修正。SM_Object.cpp内のものをstaticもしくはdefineに変更。
同じく、MSVC++のためにstatic constを変更。
broken氏:
Tooltipの表示と位置を、マウスポインタに隠れないように調整。
これはバグ#952を指しています。
kester氏:
コンパイラ間のポータビリティの修正(MSVC 6)
ianwill氏:
BPython:
- とうとうBlender.Load関数を.blendファイル読込用に追加しました。例えばデモなんかに便利です。
- Blender.hからBlender.cへデータを移動。私たちはあてはまる場所にこの作業を続け、いつか一度、すべての未使用ファイルを削除するでしょう。
ログイン
クイックリンク
●Blender.org
BlenderFoundation
- Blenderのダウンロード
- 公式チュート等
- 公式マニュアル(和訳)
●ニュース(英文)
BlenderNation
●Blenderコミュニティ
blenderartists.org
●Blender Q&A
- Blender Stack Exchange
●テストビルド
Buildbot(自動生成)
●開発関連
公式開発サイト
Blender開発blog
Blender Wiki