bf-blender / Windows (2004/06/28) and YafRay Windows
jesterKing氏によるbf-blender6/28分とYafRay.dllの配布です。
こんにちは。
jandro氏はWindowsのプラグインインタフェイスを通じたYafRayとBlenderの、素晴らしい協力関係が抱えるバグの発見と修正といった偉大な仕事を終えました。
http://www.letwory.net/cvsbuilds/bf_blender_windows_20040628_yafray.zip
(今回はzipですが、私はあまり好きでないため、次回の私によるビルドは再びtar.gzで圧縮しようと思います)。
このパッケージはすべてが最新のCVS(私のところで28日に変わる数分前の更新)で、jandro氏の修正が含まれています。パッケージにはまた、実行可能なYafRayがサブディレクトリに入っており、これも28日になる数分前に私がYafRay CVSからMSVCでビルドしました。
これを使用するにはすでにYafRayがインストールされていなければなりません。あなたの現在YafRayがインストールされたディレクトリからバックアップコピーをとり、このパッケージのyafrayディレクトリの内容をあなたの現在のyafrayディレクトリへとコピーして下さい。その後blenderを使用し、YafRayをレンダラとして指定後、XMLをOFFにします。そして驚くべき更新をしているYafRayレンダラでは、フォトンのフェイクパスなどをみることができます。
話は変わりますが、これではひとつのプロセッサのみサポートしているため、マルチプロセッサで試しても動作しないでしょう。
それでは!
Development Digest, 1st of June - 20th of June
Jesterking氏による記事です。
今回もBlenderの世界の開発と出来事、特にBlender自身の開発についてお送りする時間がやってきました。2002年以来、Blenderはオープンソースとなり、とんでもない量の進歩をして来ました。今日もそのスピードは衰える様子すらみせず、逆に、新しくエキサイティングな機能が世界中の偉大な開発者により、さらなるBlenderの改良のために加えられ続けています。SoftBodyの作品がどこかにあるかどうかちょっとわかりませんでした。こちらあたりかと思っていたのですが。こちらにも見当たらないし。ちなみに前者のスレッドによるとRipSting氏も作っていたらしいです。にしてもセルフコリジョンと、もっと簡単で確実な頂点固定は是非ともほしいところです。
このダイジェストはForumやいくつかの別のメーリングリストの投稿などを検索する必要なく、人々がその情報を得る助けになるでしょう。ダイジェストは少なくとも月に一度に公開されます。
2.34ステータス
決定リリースターゲット
- Particleシステム
- Yafray plugin
- 重み付きsubsurf creases
クイックリンク
- 参加方法
- 新しい画像
- プロジェクト
- 開発
- FAQGame engine
今月が始まって以来、Kester Maddock氏はGame Engineに多くの修正と改良をcommitしてきました。これはPython部分(Sceneモジュールの追加などのような)の改良やライティング(テクスチャの後にスペキュラを加えるように、別のライトプロパティ)の更新も含みます。また、彼はBlenderPlayerをSConsビルドシステムにターゲットとして使用可能にしました。
Python API and scripts
Stephen Swaney氏、Jacques Guignot氏、Joseph Gilbert氏、Willian Padovani Germano氏はPythonAPIとスクリプトの活動をされてきました。別々のモジュールにあるいくつかのバグが(Philip Wainwright氏によるパッチを通じ、#1347や#1345のような)修正され、いくつかのモジュール(Campbell Barton氏のパッチを通じ、ObjectとMetaball)は新しい機能を得ました。Willian氏は特にスクリプトを集め、CVSにcommitするといったスクリプトの活動をされ、そして各スクリプトの作家からのパッチを受けていました。
UI
Matt Ebb氏はUIの別々のパートをクリーニングし、ほとんどメニューに関して、より直感的かつ一貫性を増すための作業を行いました。Ton Roosendaal氏はSolid Draw時のアウトライン描画を導入し、また、Tooltip描画の改良も行いました。ATIカードの所有者はBlenderのインタフェイスがだんだん遅くなっていく体験をされていると思いますが、Kester Maddock氏がその治療法を発見されたようです。すでにうまく動作しているという多くの報告が寄せられています。さらにnVidiaカードでもスピードアップされます。
フローティングパネルが現在[N]キーで閉じることもできるようになり、トグルになりました。また、パネルはユーザ設定により、オプションで前回の場所に開くことができるようになりました。、[N]キー-[N]キーによるトグルができるので、マウスカーソルがはずれたときのフローティングパネルのクローズは実装されていません。
YafRay
Alejandro Conty Estevez氏はYafRayをBlenderのプラグインとして利用できるようにしました。トグルでXMLを禁止することで、最初のXMLファイルのエクスポートの代わりにYafRayをプラグインとして使用します。レンダリングは現在プロセスを見ることができるようになり、[Esc]でキャンセルできます。これは実際にはまだWindowsでは動作しないのですが、Alejandro氏は解決に近いところまで近づいている、と話しています。
Sequencer
新しいSequencerエフェクト"Sweep"はRoel Spruit氏によって追加されたもので、シーケンス間に22種類の違う種類のスイープを提供します。彼はまたSequence Stripの命名も可能にし、Stripに名前が表示されるようになっています。
その他の情報
Ton Roosendaal氏はBlenderのアーキテクチャのドキュメントと特定の部分の背景にある目的について執筆を始めました。ドキュメントはBlenderの少ししか解明されていなかった部分に光を放ちます。すべての開発者は必読です。
LCSM UV展開はまだ作業中で、Testing Buildsフォーラムのスレッドに進行状態が公開されつづけています。Jens Ole Wund氏とBrecht Van Lommel氏はここで素晴らしい仕事をされています。
Nathan Letwory氏はSoftBodyの機能をAlexander Ewerig氏のInstinctive BlenderフォークからBlenderへの移植を始めました。最初のビルドはTesting Buildsフォーラムにあり、ユーザはすでにこの機能をジェリーキューブ、クロスシミュレーション、SFエフェクトなどのエキサイティングな方法に使用しています。
DbBlenderはNathan Letwory氏によって始められたプロジェクトで、バックエンドでデータベースを使用することにより、Blenderにリモートレポジトリ(倉庫)機能を作成する方法を研究中です。最初のMeshはすでにリモートデータベースから保存と読込がされています。
Campbell Barton氏はTuhopuuにcommitされた、OOPS View用の興味深いパッチをみせてくれました。彼はまたInterface & Toolsフォーラムに静止画レンダリング用のエキサイティングなレンダーファームスクリプトを作成されています。
終わりに
私はできるだけ多くの正確な情報を集めようとしていますが、多分興味深い寄与の、一、二名の名前を忘れている恐れがあります。よって、これらの人々への感謝の文も消えてしまっています! もし次のダイジェストの情報をお持ちの方は、題名を[DIGEST]で始めて、jesterking[at]letwory(dot)netへ送って下さい。また、もし新機能を使用した素晴らしい作品をお持ちであれば、送っていただければ次の回に掲載することができます。
次のダイジェストまでごきげんよう。
Nathan Letwory
tuhopuu windows (04/06/18) CVS plus UV texture paint
CVSより。
1. LSCM seamのサブディバイドの問題を解決。
2. 緑にレンダリングされるのを修正。
加え、
UV EditorでのTextureペイントを少し改良:
エアブラシのように使用できます。
左マウスボタンでスプレーします。
そしてマウスをブラシサイズの1/4だけ動かすことで、半透明ペイントが少し簡単に行えます。
うーん…もう少しブラシが必要ですね。
1. フルペイント
2. エアブラシ
3. ぼかし・先鋭化
4. 輝度アップ・ダウン
bf-blender / Linux (2004/06/18) - Patched with Softbodies
先日分で漏れていました。instinctive版で満足していた人にはあまり用のないものかもしれません。
bf-blender / Windows (2004/06/17)
Gabio氏による、bf-blender6/17分ビルドの配布です。
今週も終わり、新しいビルドが来ました。
概要
- 新しいエクスポートスクリプト:DX8。
- バグ修正。
- 新しいPythonAPI。
- 新しいインポータスクリプト:OBJ。
- **ATiカードに対する互換性の修正**
- 考えうるすべてのズームスタイルが詰め込まれました…。
- Sequence Windowのフローティングパネルが追加。
- SOLID表示時に選択されたObjectのアウトラインをワイヤフレームで表示。
Commit:
ianwill氏Log:
新しいスクリプト:
Ben Omari氏によるDirectX8 エクスポータ(感謝!)。これは恐らく2.34リリースの前に他のいくつかの付属スクリプトと同じように更新されるでしょう。
ton氏Log:
バグ修正#1355
バグレポートのサンプルファイルによるデモにより、Recalculate normals(EditMode)にいくつか弱点があることがわかりました。どうやら単純に修正できる二つの部分からなっているようでした。
- 一番外側のFace(Normal Outsideの設定時)の計算にマンハッタン距離を使用しました。これにより、実際にいくつかのケースで本当の距離になるのを助けます。
- しかし一番重要なのは、このルーチンが三角形ポリゴンのみを勘定にいれている点で、非常にイレギュラーな四角形、特に4点が平面に乗っていない四角形には正しく働きませんでした。現在は四角形内の二つの三角形を個別に計算しています。
Log:
バグ修正#1349
Envmapレンダリングの異常:envmapオプション(F10)が使用されていないとき、まだ初期化されていないグローバル変数が元で縞模様になってしまいました。これはTransparent レイヤでのみ起こります…。
バグ修正#1335
ディスプレイスメントマッピング時にMap-InputでObjectが動作していませんでした。これはディスプレイスが計算される時に、Objectの逆行列が計算されなかった可能性によって引き起こされました。
逆行列の計算をmain関数の一番上に持ってくることで解決しました。
Yafrayのメモ:renderconverterからすべての変形部分を取り出す慣習により、これをYafrayセクションに移動(そして単なる行列変形の復活)することでよりエレガントな実装ができました。コードの可読性が低くなったものの、同時にディスプレイスメントもサポート(そして多分他のエラーも解決)されました。
lukep氏
Log:
MT_NDEBUGマクロをMT_DEBUGに変更し、定義を逆に。
これにより現在デフォルトでは、Assertはmotoのコードでは使用されていません。
もしAssertを使用(そしてblenderを一つのFailで停止)したいなら、
#define MT_DEBUG して下さい。
バグ#1292の解決と#1260のより適切な修正。
guignot氏
Log:(Python)
Metaballモジュールに新しい関数を追加:getMetaElemList
新しいクラスを追加:metaelemクラス
Log:
ドキュメントのMetaballを更新。
Log:
(get/set)Range関数の追加。
これに従い、ドキュメントも更新。
(Stephane SOPPERA氏の指摘です。感謝!)
broken氏
Log:
* フローティングパネルの装飾を調整。
* 最初あたりに見逃していた言語・ラベルの小さなクリーンナップ。
lukep氏
Log:
前回のいくつかの実験として行ったcommitが悪い問題となったことについてやり直し。
これは多数の人が行うか疑わしいMT_NDEBUGの定義をしなければ、バグ#1292が再びよみがえることを意味します。
jiri氏
Log:
- Campbell Barton(AKA Ideasman)氏のobjインポータスクリプト(分割が少し向上)。
- 私はMaterialとTextureのインポート(.mtlファイル)のサポートを追加しました。TextureとMaterialはFaceに割り付けられます。
ianwill氏
Log:
- 新しいスクリプト:
Wim Van Hoydonck氏は有名なKnifeスクリプトを投稿されました(Modeifierグループに置きました)。開発はStefano Selleri氏と彼自身です(二人ともありがとう!)。
- ヘルパー関数、Blender.sys.makenameを追加、ドキュメントの更新とac3d_exportスクリプトでこれを使用(同様に他のエクスポータも更新されるでしょう)。
この関数は単に必要なファイルネームのフォーマッタ(拡張子の変更、ディレクトリ名の削除、PATHとしてG.sceをデフォルトで使用)のシンプルなヘルパーです。
- テストメソッドの追加:Blender.Scene.getScriptlinks(eventName):
単にテスト用で、もしこの方法が便利と証明されれば、Object用などに、他の関数に一般的に追加もしくは作成されるでしょう。
jiri氏
Log:(python)
- バグ修正を少し:いくつかのvert tVertとnormalが1/2/3もしくは1//2//3で分割されていました。
- いくつかのテスト用ファイルがこちらにあります:http://e-learning.vslib.cz/hnidek/misc/objs/
ianwill氏
Log:
- Campbell Barton(Cam/ideasman)氏によるBlender.Drawの新しいメソッド:
PupStrInput。Blenderのpopupの文字列入力のラッパーです。(感謝!)
- バグ修正#1374:Gabriel Beloin(gabio)氏による報告です。感謝!
importメニューの小さなミス:VRMLがDXFとVICE-Versaを呼んでおり、ショートカットに異常がありました(これらは削除済)。
- その他の部分のドキュメントのマイナーアップデート。
kester氏
Log:
すべてのglFinish()をglFlush()に置き換えました。
これはATiカードでBlenderのインタフェイスがだんだんと遅くなっていくのを修正することになります。
ton氏
Log:
古いタイプのZoon in/outの復活と、Zoomタイプを表すUser Preferenceを追加。
- Continue: デフォルト。古いスタイル。
- Dolly: 上記と同じようなものですが、継続しません。
- Scale: 新しい方法。名前は実際のScaleビューを元にしています。
Log:
Sequence Windowのパネルのサポートを追加。そして古い[N]キーメニューをこれに変換(訳注:当方の環境では何の情報も表示されないのですが…)。
Log:
Scene.c: object flagをbaseからコピーするための、なくなっていたコードを追加。
Drawobject.c: 選択中のSolid Objectのアウトラインをワイヤフレームで表示するコードを追加。フィードバックが必要と考えています。私のシステムではかなり遅くなりました。
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2021/07/01版
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