テストビルド
テストビルド : bf-blender / Windows (2005/04/28) Intrr´s DoF 【4/29更新】
投稿者 : yamyam 投稿日時: 2005年04月27日 (1620 ヒット)

元記事:bf-blender / Windows (2005/04/28) Intrr´s DoF :) - UPDATE -

【更新】
ZanQdo氏による4/28付bf-blender Windows版のビルドの配布です。
4/28分のログについては、projects.blender.org のサーバ不調によりすべて取得できませんでした。

概要
- バグ修正
- zblur プラグイン(別名DoF)のレンダラへの統合
- 中マウスボタンの挙動の調整
- UV Editor の 移動とズームがスムーズに
- [E]キーによる、LSCM 展開のポップアップが復活
- Transform マニピュレータの議論の反映
- 新しい Ipo のメソッド。
- 明確に DXF がレイヤも読み込めるように
- TextWindow で、カーソル位置の括弧と対応する物をハイライト表示するように
- "tech stat" で、Transform()中に変更されるすべての値を描画するように
- ヘッダにマニピュレータ Widget の方向についてのメニューを追加

ton氏
Log:
zblur プラグイン(別名DoF)がレンダラに統合されました。Alexander氏提供のパッチと比べて変更・改良された点は以下のとおりです。

- Scene([F10])の新しいパネル、"Post Effects"パネルに移動しました。Edge Render などのような、他のポストプロセスオプションと一緒に集めました。また、これは DoF とは呼んでいません。そう呼ぶには、現時点ではまだ少しウソっぽいからです。よって、今は zblur なのです!

- アルファレンダリングも同様に行うようにしました。

- float バッファの使用と引渡しを行うように。

- 非常に汚かった zblur.c のコードは大きくクリーンアップされました。
すべてがレンダリングコードにはいっており、これ以上何も(ウィンドウ行列、Face の変換などが)必要ありませんでした。

- Z値使用によるエラーを修正。(Zバッファは signed int)

- front/back half の非常に妙なガンマ補正を削除。

- ガウシアンテーブルの調整、パラメータ 'Sigma'により、ガウスカーブの設定ができるように。

- 'auto focus' はまだコピーしていません。使用が非常に限られており、ユーザに間違った期待をさせ、deamon によるアニメーションのレンダリングも上手く動作しないからです。

大きな問題も残っています。あまり先進的な機能ではないこと…私はまだ、これ
にリリースする値打ちがあるかどうか非常に疑問に思っています。二日を費やし
問題を解決する糸口を得ようとしましたが、あまり成果が得られていません。

- ガウスフィルタのコードが大きな Blur サイズでは端に奇妙なエフェクトがかかります。
- 前面にぼやけた(ブラーのかかった)部分があると、背面のその周囲もブラーがかかります。
- ひどいエリアシングのエラーが…コードが二つに分割されていることも原因です。
- Unified Render ではまだ動作しません。
- Halo、Spot Halo、半透明の Face では動作しません。

いずれにせよ…コミットの約束はしましたので、アーティスト達はこれを使用することができるようになりました。
結局これが便利であるかわかるでしょうし、いくつかの修正も実装される可能性があります。

Log:
ちっ、偶然テストの描画コードをコミットしてしまい、赤成分の zsplit を表示していました。使用不可にしました!


theeth氏
Log:
zblur.c の powf を (float)pow で置き換え。MSVC で問題がありました(残りの pow を元にしたコードも同様)。

MSVC 6.0 のプロジェクトファイルを zblur と ketsji の新しいファイル用に変更。

また、プロジェクトファイル BL_src をコミットに追加、明らかに最新の transform_conversions ではないのですが、ここでは OK とみなし、diff はとりませんでした。

Log:
MSVC 6.0 プロジェクトファイルを transform_conversions.c のために変更。

CVS との diff はとりませんでした。悪の突然変異テクニックを使用する必要があったからで、その後は動作していています。(訳注:…訳判らなくてすみません)

MSVC 6.0 ユーザはそのままでコンパイルできるようになったと思います。


lukep氏
Log:
game engine と zblur のため、xcode を更新。


theeth氏
Log:
中マウスボタンの挙動を少しいじってみました。
軸制限していない状態で中クリックすると、すぐに軸制限が選択されます(軸選択機能は光りません)
軸制限中で中クリックすると、軸制限が解除されます。
両方のケース(軸制限ON/OFF)で中ドラッグすると、軸選択機能を使用します。

stopConstraint が CON_SELECT を消去していなかったので、軸選択中の Transform のキャンセルと、Transform への再移行がおかしくなっています。修正済です。


blendix氏
Log:
UV Editor のビューの移動とズームを「スムーズ」に。二つの倍率のズームレベルが View メニュー→View Navigation にあります。また、[Ctrl]+中クリックによるズームが追加されています。

[E]キーによる、LSCM 展開のポップアップが復活しました。

ton氏
Log:
Transform マニピュレータの議論の反映…。

画像と文章が以下にあります。
http://www.blender3d.org/cms/Manipulator_Widgets.548.0.html

Rotate Widgetの代案はまだ rt=2 と rt=3 でゆれています。

まだTodo には多くの作業がありますが、これが前進のためのいいステップになることを祈ります!

stiv氏
Log:
新しい Ipo のメソッド。
Ipo.delCurve( curve_name ):Ipo からその名前の Curve を削除。
Ipocurve.delBezier( int ):Ipo Curve から、その添字のポイントを削除。

Ken Hughes(khughes)氏による貢献です。感謝!

Log:
前回のコミット、新しい Ipo メソッドの重大な部分です。


ton氏
Log:
はぁ…デバッグ表示が残っていました…

stiv氏
Log:
見落としていたコンパイラのWarning を修正。ちくしょー。
貢献者の名前を更新。

zuster氏
Log:
- EXPP_addScriptLink が誤って間違った関数を呼んでいました(コンパイラはこれを警告していたんだと思います…)。

ton氏
Log:
バグ#2467
同一でないスケール+回転している Object で、Normal軸モードのマニピュレータが変形(複数の Face の選択時)、もしくは位置がおかしくなっていました。有名な逆行列により変換するトリックがここに必要でした。

bjornmose氏
Log:
SoftBodyDetectCollision(...)のパラメータリストのクリーンアップ。
SoftBodyDetectCollision()を「ユーザが SB Object を deflection のターゲットとして宣言することにより、自身の交差を防ぎたい」時に取り扱います。
ああ…そう…これに関するバグ報告をみることができます(私は肩身が狭いです…動作の保証はできません)

ton氏
Log:
バグ修正 #2469

明確に DXF がレイヤも読み込めるように…これは二つの方法が間違っていました。
- object->lay は base->lay と等価ではない。
- DXF がレイヤ情報を持っており、しかしそれが読めない場合、object->lay には「カレントのレイヤ」を使用する代わりに1を設定していた。

Log:
transform() が使用されている場合、sbObjectStep()からの脱出するようにしました。Lattice を処理するのに必要です…これらは Transform 中この関数を呼び出し続け、その結果、Lattice 自身とその子(SoftBodyの場合)が同じ場所に静止したままになってしまいます。

実際の解決には二つの包囲網が必要です:
- Lattice の変形されたLatticeのポイントを "DispList" として格納。
- 正しい依存グラフの使用。

また、Transform 中に SoftBody のシミュレーションを続け、SoftBody の挙動に対しフィードバックするアイデアもあります…これは後ほど。

Log:
環境マップ(envmap)+スレッドレンダリングの小さな修正… Linux と Windows では修正されているか確認していません…テストする予定です!

環境マップの立方体の側面の画像(6枚)が他のスレッドと共有する tex->ima に格納されていたのを修正しました。

guitargeek氏
Log:
Rotate Edges の #2472の修正。Edge の Hide フラグが消去されていました。
この追加で、これらのフラグの保存と復活をするようになりました。


sirdude氏
Log:
gcc 4.0 の Warning 群を修正。

source/creator/creator.c
ifdefの周辺の fpe_handler を実際に使用される時と適合するように変更。

intern/SoundSystem/intern/SND_AudioDevice.cpp
変更前:SND_SoundObject* oldobject = oldobject = pIdObject->GetSoundObject();
変更後:SND_SoundObject* oldobject = pIdObject->GetSoundObject();

intern/SoundSystem/openal/SND_OpenALDevice.cpp
未使用の変数を削除。

source/blender/blenkernel/intern/mball.c
初期化されていなかったいくつかの変数を初期化するように。

残りは型の適合で、その多くは short * を unsidned short * にするようなものでした。

Kent

ton氏
Log:
報告されていた(Jens Ole氏に感謝!)UVマップテクスチャのレンダリング時のエラーの修正。
スレッドセーフな環境マップレンダリングにした所為で起こりました…。

convertblenderscene.c のコミットは単に#define で const を置き換えているだけです。

stiv氏
Log:
テキストエディタに、すべての括弧のマッチング(訳注:カーソル位置の括弧と対応する物をハイライト表示)を追加。
Patch Trackerの#2437 からです。
Ricki Myers(themyers)氏の貢献です。感謝します!

ハイライトカラーは、UserPreference の Theme にあるカラーです。


ton氏
Log:
ステータスマニアの皆さんへ:"tech stat" で、Transform()中に変更されるすべての値を描画するように。

残りの描画は実際の選択と、ビューを非常にごちゃごちゃにして困ることになります。これが受け入れられることを祈ります。

Log:
ヘッダにマニピュレータ Widget の方向についてのメニューを追加。
また、メニューボタンの文字列描画の閾値を少し調整。文字列がクリッピングされ、速くなります。


DoFについては、RenderWindowを使用したテクニックがコメントにあります。ご参考にどうぞ。


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投稿者 スレッド
yamyam
投稿日時: 2005/4/27 10:16  更新日時: 2005/4/27 10:16
管理人
登録日: 2004/4/27
居住地: そうや、うちはおおさかやー
投稿数: 4405
 Re: bf-blender / Windows (2005/04/26) Intrr´s DoF :)
Focus の値を設定するいい方法を、Gabio氏が書かれていました

まず最初に簡単な画像をレンダリングし、RenderWindow上で左マウスドラッグすると、マウスカーソル下のピクセルのRGBAとZ値が表示されるので、焦点にしたい場所のZ値をFocusの場所に入れればいいということです。

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