テストビルド
テストビルド : Tuhopuu3 / Linux-amd64 (2005/02/12)
投稿者 : yamyam 投稿日時: 2005年02月13日 (1536 ヒット)

元記事:Tuhopuu3 / Linux-amd64 (2005/02/12)

Dracarys氏による2/12付Tuhopuu3 Linux版のAMD64プロセッサ最適化版ビルドの配布です。
国際化関連とQuicktimeについてはコンパイルできなかったためサポートされていないとのこと。gameBlenderはサポートされています。

2/7までの詳細はWindows版をご覧下さい。以降は2/9、10日分のダイジェストより引用。


Commit
bjornmose氏
Log:
ActionWindow。
Actionチャネルの順番を編集可能に:
[Y]キーで選択されたチャネルを1ユニット上に、
[Shift]+[Y]で選択されたチャネルを1ユニット下に、
[Alt]+[Y]で選択されたチャネルを一番上に移動します。

すぐに…従来のArmatureは引き裂かれ、作業を本当にシンプルなものにするため、「armature/bone名」によって、ActionチャネルとBoneとの「ルーズ」な対の恩恵を利用し、再構築されるでしょう。/* ファイル一つの変更で!!! */
ふむ…多分再デザインも気にしておくべきなのかも…。

theeth氏
Log:
- ArmatureのEditMode時のTransformを修正(子BoneからIKの親Boneを分割)。
- Meta elementのリサイズ(Metaballで動作していませんでした)。
実際のリサイズ(パラメータは上昇しますが、位置は変更されません)がまだおかしいです(Object用)。修正する必要があるでしょう。

themyers氏
Log:
BKE_text.cとtext.cと新機能、タブ補完でタブの追跡をする方法の変更を追加。
また、text.cに3語のデリミタの配列をオートインデント用に追加。

もし現在行に":"があり、[Enter]を押した場合、新しいタブがそのブロックにつきます。もしpass、break、returnがその行にあり、[Enter]を押した場合はそのブロックのタブ補完がひとつ削除されます。

blendix氏
Log:
IK Solverモジュールのパフォーマンスを少し改良。

チェーンにn個のジョイントとm個のConstraintがあると想像して下さい(mは常に一つがカレントになっています)。これはm*3行×n*3列のヤコブ行列を与えます。

SVD分解は行 >= 列であることが必須なため、ヤコブ行列を(n*3)x(n*3)行列にするため、0で埋められることになります。

その方法が転置したヤコブ配列の分解になりました。これはより小さいヤコブ配列をSVD分解させることになり、そしてまた、あとでヤコブ行列を逆行列を求めるコード内の行列がより小さくなります。

以上は複雑な理論を好む人向けで、要はこれはO(n2×m)のアルゴリズムをO(n×m2)にしたということです。

私のテストファイルでは、約30%IKの計算時間を短縮しました。これはもちろんIK Solverのパフォーマンスに影響する部分のみで、これはArmatureコード全体の小さな一部分であるため、すべての体感速度の向上を期待しないで下さい。

私が何か壊しているかもしれませんので、もし、あなたのファイルで違う結果がでたなら、教えてください。ただし、私の二つのテストファイルでは同じ結果になっているようです。


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