ワークフローは基本的にこんな感じです。ここではノードエディタを使用してみます。

1. ノードエディタのコンポジットモードを設定する
　一番上のヘッダの「Default」と書いてあるリストから「Compositing」を選択し、
　上側のウィンドウのヘッダ（中央あたり）の「ノードを使用」をチェックする。

2. 写真画像をBlenderに読み込ませる
　単純に先ほどの上側のウィンドウに画像ファイルをD＆DでOK。

3. 3Dシーンを設定する
　レンダープロパティ→▼レンダー→▼シェーディング→アルファ→透過を設定し、同様に▼寸法で写真の大きさを入れておく。

4. アルファオーバーノードを追加する
　追加メニュー→カラー→アルファオーバーを実行し、出現したノードを「レンダーレイヤー」ノードと「コンポジット」ノードの間に置く。

5. 必要なソケットをつなげる
　「レンダーレイヤー」ノードの「アルファ」ソケットからリンクを左ドラッグで引っ張り、「アルファオーバー」ノードの「係数」に追加する。
　さらに「画像」ノードの「画像」ソケットから、「アルファオーバー」ノードの上の「画像」ソケットに同様にリンクする。
　すでにここには「レンダーレイヤー」からリンクが張られているはずなので、ここにリンクするとこれが下側の「画像」ソケットに移動するはず。

6. [F12]キーでレンダリングする
　うまくいけば左下のUV/画像エディタに合成結果が表示されるはず。
　ちなみに下の図は面倒だったので元画像とレンダリングサイズは合わせていません。



7．気合で元の画像とマッチする照明を設定する
　頑張ってください。

　ちなみにデジカメ写真を撮影した時に、あらかじめ「ミラーボール」（カラオケなどにあるキラキラではなく、完全に球となった鏡）などを撮影しておき、ワールドに画像テクスチャとして貼り付け（マッピングは角度マップ(Angmap)）、アンビエントオクルージョンを「乗算」に、環境照明を「大気テクスチャ」に設定すればある程度は近似してくれます。