Blender User Groupについて(長文)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2009/11/9 12:26
Shige  長老   投稿数: 306
Shigeです。

 Osakaパーティで意見交換(全ての人と交換できず申し訳ありません)いたしましたように、Blender User Groupを立ち上げたいと思います。

きっかけ
 ご存知の通り、Blenderは誰でもが自由にダウンロードし、使用できるソフトです。
今までも、皆さん各自、自由に楽しまれてきたものと存じます。またMixi等のフォーラムなどもあり、コミュニティ全体の盛り上がりをもう少し期待してはいますが何かが阻害している、あるいは何か足りないものが有ると感じておりました。それは何なのか?ーというところで、「ユーザーグループ」の不在ではないかという考えに至りました。

なぜグループ化が必要か?
 この2年で名古屋、東京、大阪とBlenderパーティが催されましたが、毎回ほぼ30名程度の参加者がありました。個人的にはもう少し集まると期待してはいるのですが、幹事さんの苦労の割には今ひとつ鈍いような気がします。何が問題なのかを考えてみると

●個人が主催している
●パーティという形の妥当性
●開催場所、日時、金額、出し物(企画)の妥当性

この辺りではないかと個人的には思います。
 一つめの「個人が主催している」では、まんださんらが「言い出しっぺ」として尽力の結果、開催に漕ぎ着けてはいるのですが全てを「個人」の努力、負担の上に成り立っています。(まんださん、Yamyamさんありがとうございます)また、個人が主催であるが故に「その人を知らないし、仲良しが集まる会じゃないの?だったら参加しにくいなあ」という参加者(非参加者)の思いもあるかもしれません。
 二つめの「パーティという形」ですが、みんなで楽しく親睦を深めるということでパーティの形なのですが、当然「アルコール」が付き物であります。この点で、未成年者、酒を飲まない人に取っては参加が躊躇される点だと思います。
 三つめの「開催場所、日時、金額、出し物(企画)の妥当性」ですが、果たしてこれが妥当であるかも意見が割れるところだと思います。

この3つの問題点は何に起因しているかといえば、ひとえに「ユーザー層を把握していない」あるいは「ユーザーが所属する大きな団体」の不在という点に辿り着きます。個人が呼びかけて行なうよりも「ユーザー会が主催するイベント」の方が参加しやすいのではないか?という(漠然としてはいますが)感があります。
またマーケティング的な視点で考えれば、ターゲットのニーズはどこにあるのかが現状では把握できず、参加したいと思える企画(出し物)になっているかも不明です。たとえば「圧倒的に初心者が多い」会で、難しい言葉が飛び交うような講座や逆にコアなユーザーばかりの会で「初心者のモデリング講座」を行なっても参加者の満足が得られるとも思いませんし、参加の意欲も失せるでしょう。

グループ化のメリット
 ではグループ化によるメリットとは何か。ひとつは大まかなユーザー分布の把握によって計画が立てやすくなることでしょう。どの地域(県レベルでいいと思いますが)にどのくらいのユーザーが分布しているかで、元も効果的な場所でイベントが計画できます。また、ユーザーのニーズを吸い上げることによって、より参加したいと思える「講座」や「勉強会」が企画できると思います。あるいは「ユーザー会主催によるBlenderConference参加ツアー」なども企画できるかもしれません。
 「所属する」という意識によって、参加への障壁が取り除けるかもしれないというのもあります。先にも述べたように「自分の所属する団体が主催」のイベントとして、参加への不安が下がるのではないかとも期待できます。勿論グループに参加する、しないは個人の自由ですし、「そんなものは必要ない」という意見もあるかもしれませんが、そういう方には参加を求めることはありません。

作業の分担
 イベントを企画、運営する上でもメリットはあると思います。勿論このような「面倒な」作業、仕事は誰しもがやりたくないと思うところでしょう。個人でやるならなおさら「なんで俺が?」感があると思います。ユーザー会に「イベント企画チーム」などの部門を作るなど、分担が出来るシステムが必要なのではないかと思います。また現在、各ユーザーのサイトで行なわれている、ドキュメントの翻訳やチュートリアルの作成、Q&Aなどへの協力なども出来るのではないかと思います。

ユーザー間の結びつきを深める
 教育関係者で、Blenderを使われている方々、先生方も多いと思われますが、「教育部会」のような部門を作って、相互の情報交換や、学校間、部会での企画というのも考えられます。また、テキストやサンプルの制作などもし易くなるのではないかと思います。また、教育以外でもエンジニアリングや映像制作、異業種間でも結びついて何か起こせるかもしれません。
 地域での発展というのも期待できます。メンバーの分布も公表できる形(個人情報は出しませんが、神奈川県におおよそこれだけの学生ユーザーがいる、とか)で公表したいとは思いますが、それによってBlenderUserGroup神奈川等、地域ごとの勉強会やイベントも盛り上がるかもしれません。その結果を見て「じゃあ、うちもやろうよ」というような形で発展して行けばよいと思います。

将来的な展望
 これに関しても先日の2次会3次会で話が出ましたが、NPO化や企業化などいろいろな可能性が考えられますので、いずれ徐々に盛り上げて行きたいと思います。

デメリットおよび問題点
 さしあたってのデメリットはあまり思いついてはいませんが、もしあるようでしたらコメントしていただければと思います。問題点としては「誰が運営するのか」「メンバーの登録および管理はどうするのか」など様々あると思います。これらについても、以下コメント、ご意見いただきたいと思います。

以上、「言い出しっぺ」的なものですが、皆さんの意見を広くお聞きしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

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-- Shige

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