元記事：SimbiontBlender 0.4

pbridger氏作。DarkTreeというシェーダのスクリプトを、Blenderで利用できるようにするプラグイン。ライセンスの問題が解決されたようなのでご紹介します。

Pythonによるインタフェイスと、Texture プラグインとのセットで構成されています。現時点では、まだWindows版しかありません。

氏のサイトから、インストーラ(SimbiontBlender_latest.exe)をダウンロード後、実行します。インストールするフォルダには、Blenderをインストールしたフォルダを指定して下さい。参照時、状況によってはパスの末尾に"\Blender"という文字列がつくことがありますが、削除して下さい。

インストールすると、Blenderがあるフォルダに、DLLが三つ(msvcp71.dll、dtedyn_253.dll、boost_python.dll)がコピーされ、.blender\Scripts フォルダには、SimbiontBlenderというフォルダが、.blender\plugins フォルダにも SimbiontBlender フォルダができます。ちなみに、Scriptsフォルダを分けて使用いる場合でも、.blender\Scriptsに入れる必要があるようです(ソースにハードコードされているため)。ちゃんとメニューに読み込んでくれるのでご心配なく。

ScriptsWindow の Scripts メニュー→Materialから起動します。そして、GUI上の[Add texture]を押すと、FileSelector が開きますので、さきほどの .blender\plugins\plugins\SimbiontBlender フォルダ内の *.dsts ファイルを指定します。すると下に設定が表示されます。Channel Output のプルダウンメニューを、"Diffuse Level"、"Colour" などに設定して下さい。

これだけだと Texture に反映されないので、次に MaterialButtons([F5])に Texture を作成し、TextureButtons([F6])で、Plugin を指定、[Load Plugin]で .blender\plugins\plugins\SimbiontBlender フォルダ内の、"SimbiontBlenderDll.dll" を指定します。

TextureButtons にGUIが表示されていると思います。ID というのはPython側のGUIで表示されているIDのことです。Update で上で設定したパラメータが反映されます。これを押しても黒いままでしたら、前述のプルダウンメニューの"Colour"が設定されていることを確認して下さい。

こちらの"DarkTree Repository" に、色々なdstsファイルがあるようです。色々と試してみて下さい。(注：ダウンロードしたdstsファイルは、前述の.blender\plugins\plugins\SimbiontBlender フォルダにおく必要はありません)