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はじめて

Blender の機能



Blender は3DCG統合環境であり、モデリングから動画編集まで非常に多くの機能を持っています。
その一部を以下にご紹介します。


Meshポリゴンモデリング


  • 押し出し(Extrude)ツールやナイフカット(knife)ツール

  • 任意の頂点にスナップするスナップ機能(Snap)

  • 辺による輪でカットするエッジループカット(Edge Loop)

  • 回転体の作成

  • 彫刻するようにモデリングできるスカルプトモード(SculptMode)

  • 複数の分解能を利用したマルチレスモード(multires)

  • モディファイアによる Mesh への変形機能

  • 重み付け可能なサブディビジョンサーフェス(SubSurf モディファイア)

  • 左右対称モデルの作成を容易にする Mirro モディファイア

  • カーブモデリング(ただし限定的)

  • 外部画像を下絵として表示可能



質感付け(Material)


  • ディフューズ・スペキュラの各シェーダモデルを選択可能

  • レイトレースによる鏡面反射・屈折(RayMirro、RayTransp)

  • サブサーフェススキャッタリング(SSS)

  • ファー(毛髪)表現(Strands)

  • ノードによる柔軟な設定が可能



テクスチャマッピング


  • 様々な投影マッピング、UV マッピング(後述)

  • ローカル以外にもワールド座標やビュー座標での投影が可能

  • 他のオブジェクトの位置を利用するデカールマッピング

  • プロシージャルテクスチャ&画像テクスチャ

  • 物体の凹凸を擬似的に表現するバンプマッピングとノーマルマッピング

  • 物体の凹凸を実際にモデルを変形させて表現するディスプレイスメントマッピング

  • テクスチャ画像には動画を使用可能

  • 3Dモデルに直接テクスチャを書き加えることができる TexturePaintMode



UVマッピング


  • 使用しやすいマップに自動展開

  • 一部だけを再展開できるピン止め機能(Pin)

  • モデルの辺を継ぎ目として指定し、任意のパーツに分解してくれる Seam 機能

  • 自動的にテクスチャエリアに詰め込んでくれる Pack Islands 機能

  • インタラクティブに UV 設定ができる Live UV Unwrap

  • UV座標は UV/Image ウィンドウの強力な編集機能により、柔軟な編集が可能



画像編集


  • UV/Image ウィンドウによる簡易的な画像編集



ライティング


  • 直接光源(点(Lamp)、平行(Sun)、スポット(Spot)、エリア(Area)、半球(Hemi))

  • ボリュームライト。

  • 遮蔽された場所に影をつけ周囲の光をシミュレートするアンビエントオクルージョン(AO、AAO)

  • 面同士の色の反射をシミュレートするラジオシティ

  • ソフトシャドウ

  • ライティング結果のベイク(Bake)



アニメーション


  • 各アニメーションキーを補間するキーフレームアニメーション

  • スキンアニメーションを行う Armature

  • アニメーションキーを編集する Ipo エディタ

  • Armature のキーを簡単に編集可能な Action エディタ

  • Action を部品として扱い、再利用や再生速度を調節可能な NLA エディタ

  • 頂点の変形アニメーションを行う ShapeKey

  • 衝突判定を含む物理演算や群れを表現する機能を備えたパーティクル機能

  • 剛体物理演算(ゲームモードにより可能)

  • 軟体物理演算(SoftBody)

  • 布をシミュレートするCloth

  • 水など流体をシミュレートする Fluid Simulation



コンポジット・動画編集


  • ノードにより、画像処理内容を柔軟かつ判りやすく設定可能

  • 画像や動画、音声などを時系列に並べて編集・出力できる Sequence エディタ



UI


  • エリア分割タイプのウィンドウマネージャ

  • スクロール・上下の移動、非表示が可能なウィンドウヘッダ

  • ウィンドウ毎に別々のウィンドウタイプを設定可能

  • ツールとプロパティ設定を操作するボタンウィンドウ

  • 3D空間を操作する3Dウィンドウ

  • オブジェクトの移動とデータの編集を明確に区別するObjectModeとEditMode

  • 視覚的にわかりやすく移動などを行うマニピュレータ



データ管理


  • シーン内のオブジェクトの階層を表現する Outlinerウィンドウ

  • blendファイル内のデータのつながりを視覚的に表現できるOops Schematicモード

  • 他のファイル内のデータの読み込み(Append)、参照(Link)が可能

  • ファイル間(前述)やオブジェクト間、その他データレベルでデータの共有。これによりファイルサイズを大幅に節約可能

  • 頂点や面、パーティクル、フレーム単位でデータを共有するコピーが作成可能



Blender でできないこと


Blenderはポリゴンによるアニメーション制作を目的として設計されているため、いくつかの機能はあまり改良されずそのままになっていたり、あえて仕様に取り入れられていない機能があります。

以下はBlenderにはない機能です。
  • IMEによる日本語の直接入力


また、カーブによる編集機能はあまり発達していないため、主にメッシュモデリングを使用してください。

Blenderは開発が活発に行われており、まだまだ多くの機能が追加される予定です。
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