Aqsis が月例コンテストを開催&スクリプトが公開

投稿日時 2005年09月09日 | カテゴリ: YafRay(&外部レンダラ)

少し迷ったのですが、こちらに。

元記事:Aqsis Render Challenge - Experience RenderMan, win prizes

Panther氏によると、Aqsis Team月例コンテストを開催しているとのこと。今月は "summertime" だそうです。
Aqsis Team のGallery に作品をアップロードすることにより参加できます。
賞品はテクスチャCDとのこと。ルールもお読み下さい。

以下はスレッドからの引用です。コンテストのことよりむしろ、Aqsisでレンダリングするスクリプトと、その使用方法などが中心です。
また、Aqsis自体のドキュメントも用意されています。
当サイトのRendermanスレッドも参考にどうぞ。
Aqsis Team (www.aqsis.org) は、そのRenderMan 準拠のレンダラを使用した、賞品のある月例コンテスト(monthly challenges)を開始しました。

今月の題目はアウトドアの「サマータイム」を元にしたシーン ― 以上です!!!

興味のある方は下記リンク先をご覧下さい。
http://www.aqsis.org/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1177&forum=19

それでは。


追記:(05/09/07)

MBaas氏のおかげで、私たちは別の新たな、Blender の Scene を Aqsis でレンダリングするスクリプトを得ました - とはいえ、実際の目的は、Blender 内から CGKit2 を使用する方法を開発者に見せることだったのですが。

このスクリプトは Lamp と SubSurf の両方をサポートしています!!!

詳細(とスクリプト自身)は下記リンク先にあります。(訳注:二つめの記事。renderman.zip を解凍し、Scripts\bpymodules フォルダに、rendermanフォルダ(二重に解凍されたときは内側のみ)を入れ、scripttest.blend に、Appendして使用)
http://www.aqsis.org/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1182&forum=16

実行するには、スクリプトを使用する前に下記のインストールのステップ1〜6を行う必要があります。


追記:(05/09/06)

Sutabi氏のおかげで、私たちには Blender の Scene を Aqsis でレンダリングする小さな(まだ未完成の)スクリプトがあります - 詳細はこの記事をお読み下さい。

Blender 内部からよりアクセスしやすくするための、このスクリプトへのモジュールを少し作成しました。以下に説明します…。

1. Python 2.3 をインストールします。
- http://www.python.org/ftp/python/2.3.5/Python-2.3.5.exe

2. 最新の Python Imaging Library(PIL)をインストールします。
- http://effbot.org/downloads/PIL-1.1.5.win32-py2.3.exe

3. 最新の PyProtocols をインストールします。
- http://peak.telecommunity.com/dist/PyProtocols-0.9.3.win32-py2.3.exe
(訳注:上記のMBaas氏のスクリプトにのみ必要です)

4. 最新の CGKit2 をインストールします。
- http://prdownloads.sourceforge.net/cgkit/cgkit-2.0.0alpha5.win32-py2.3.exe?download

5. Aqsis 1.0.0 をインストールします。
- http://prdownloads.sourceforge.net/aqsis/aqsis-setup-1.0.0.exe?download

6. 環境変数 PATH に Scripts ディレクトリを追加します。
(訳注:これはしなくても構わないようです)

一度これを行えば、Aqsis をあなたのマシンで実行する用意が整います。あとは、単に以下のスクリプトをダウンロードし、Blender の Scripts ディレクトリにコピーすればいいのです…。

1. cgkit2_fb.py - http://www.creativemonsters.com/tmp/blender/cgkit2_fb.txt

2. cgkit2_file.py - http://www.creativemonsters.com/tmp/blender/cgkit2_file.txt
私たちのWebサーバでは、PYのアクセスができないため、手動で拡張子を txt から py にリネームする必要があるでしょう。すみません。

一度このすべてが完了すれば、次は Blender を起動し、'ScriptWindow' を開き、Scripts メニュー→ Render から、Aqsis による…レビューレンダリング、もしくは Tif ファイルの作成のどちらかを選択します - 以上です!

注意:

1. SubSurf は動作しないため、(必要ならば)Mesh への Convert が必要です。

2. レンダリングする前に、すべての Object に Material が適用されていることを確認して下さい(そうしないと、'Index out of range' エラーになります)。

3. レンダリング前は、常に 'ObjectMode' にして下さい(それ以外では変更が反映されないことがあります)。

4. 現時点では、ライティングのコントロールがありません(Sutabi氏のスクリプトは今はまだ完全ではないことを思い出して下さい)。

問題は、現状ではかなりやはり RIB レンダラということで、別に質感づけにRSLを自前で書く、もしくは出力してくれるアプリを使用する必要があるということでしょうか。また、MBaas氏のスクリプトは、現状では一時ファイルを作成してレンダリング後、ざっくり消しちゃうので、追加の記述もできません。AqsisBlender もなくなっているようですし、個人的にはBlenderからの実用に非常に疑問を感じてしまうのですが…この辺はどうなんでしょうね。

とはいえ、コンテスト自体は別にBlenderの使用が必須とはかかれていないので、元々 Aqsis でレンダリングされていた方には朗報かもしれません。



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