bf-blender / Windows (2004/06/17)

投稿日時 2004年06月19日 | カテゴリ: テストビルド

bf-blender / Windows (2004/06/17)

Gabio氏による、bf-blender6/17分ビルドの配布です。
今週も終わり、新しいビルドが来ました。

概要
- 新しいエクスポートスクリプト:DX8。
- バグ修正。
- 新しいPythonAPI。
- 新しいインポータスクリプト:OBJ。
- **ATiカードに対する互換性の修正**
- 考えうるすべてのズームスタイルが詰め込まれました…。
- Sequence Windowのフローティングパネルが追加。
- SOLID表示時に選択されたObjectのアウトラインをワイヤフレームで表示。

Commit:
ianwill氏Log:
新しいスクリプト:
Ben Omari氏によるDirectX8 エクスポータ(感謝!)。これは恐らく2.34リリースの前に他のいくつかの付属スクリプトと同じように更新されるでしょう。

ton氏Log:
バグ修正#1355
バグレポートのサンプルファイルによるデモにより、Recalculate normals(EditMode)にいくつか弱点があることがわかりました。どうやら単純に修正できる二つの部分からなっているようでした。

- 一番外側のFace(Normal Outsideの設定時)の計算にマンハッタン距離を使用しました。これにより、実際にいくつかのケースで本当の距離になるのを助けます。
- しかし一番重要なのは、このルーチンが三角形ポリゴンのみを勘定にいれている点で、非常にイレギュラーな四角形、特に4点が平面に乗っていない四角形には正しく働きませんでした。現在は四角形内の二つの三角形を個別に計算しています。
Log:
バグ修正#1349
Envmapレンダリングの異常:envmapオプション(F10)が使用されていないとき、まだ初期化されていないグローバル変数が元で縞模様になってしまいました。これはTransparent レイヤでのみ起こります…。

バグ修正#1335
ディスプレイスメントマッピング時にMap-InputでObjectが動作していませんでした。これはディスプレイスが計算される時に、Objectの逆行列が計算されなかった可能性によって引き起こされました。

逆行列の計算をmain関数の一番上に持ってくることで解決しました。

Yafrayのメモ:renderconverterからすべての変形部分を取り出す慣習により、これをYafrayセクションに移動(そして単なる行列変形の復活)することでよりエレガントな実装ができました。コードの可読性が低くなったものの、同時にディスプレイスメントもサポート(そして多分他のエラーも解決)されました。

lukep氏
Log:
MT_NDEBUGマクロをMT_DEBUGに変更し、定義を逆に。
これにより現在デフォルトでは、Assertはmotoのコードでは使用されていません。

もしAssertを使用(そしてblenderを一つのFailで停止)したいなら、
#define MT_DEBUG して下さい。

バグ#1292の解決と#1260のより適切な修正。

guignot氏
Log:(Python)
Metaballモジュールに新しい関数を追加:getMetaElemList
新しいクラスを追加:metaelemクラス

Log:
ドキュメントのMetaballを更新。

Log:
(get/set)Range関数の追加。
これに従い、ドキュメントも更新。
(Stephane SOPPERA氏の指摘です。感謝!)

broken氏
Log:
* フローティングパネルの装飾を調整。

* 最初あたりに見逃していた言語・ラベルの小さなクリーンナップ。

lukep氏
Log:
前回のいくつかの実験として行ったcommitが悪い問題となったことについてやり直し。

これは多数の人が行うか疑わしいMT_NDEBUGの定義をしなければ、バグ#1292が再びよみがえることを意味します。

jiri氏
Log:
- Campbell Barton(AKA Ideasman)氏のobjインポータスクリプト(分割が少し向上)。
- 私はMaterialとTextureのインポート(.mtlファイル)のサポートを追加しました。TextureとMaterialはFaceに割り付けられます。

ianwill氏
Log:
- 新しいスクリプト:
Wim Van Hoydonck氏は有名なKnifeスクリプトを投稿されました(Modeifierグループに置きました)。開発はStefano Selleri氏と彼自身です(二人ともありがとう!)。
- ヘルパー関数、Blender.sys.makenameを追加、ドキュメントの更新とac3d_exportスクリプトでこれを使用(同様に他のエクスポータも更新されるでしょう)。
この関数は単に必要なファイルネームのフォーマッタ(拡張子の変更、ディレクトリ名の削除、PATHとしてG.sceをデフォルトで使用)のシンプルなヘルパーです。
- テストメソッドの追加:Blender.Scene.getScriptlinks(eventName):
単にテスト用で、もしこの方法が便利と証明されれば、Object用などに、他の関数に一般的に追加もしくは作成されるでしょう。

jiri氏
Log:(python)
- バグ修正を少し:いくつかのvert tVertとnormalが1/2/3もしくは1//2//3で分割されていました。
- いくつかのテスト用ファイルがこちらにあります:http://e-learning.vslib.cz/hnidek/misc/objs/

ianwill氏
Log:
- Campbell Barton(Cam/ideasman)氏によるBlender.Drawの新しいメソッド:
PupStrInput。Blenderのpopupの文字列入力のラッパーです。(感謝!)
- バグ修正#1374:Gabriel Beloin(gabio)氏による報告です。感謝!
importメニューの小さなミス:VRMLがDXFとVICE-Versaを呼んでおり、ショートカットに異常がありました(これらは削除済)。
- その他の部分のドキュメントのマイナーアップデート。

kester氏
Log:
すべてのglFinish()をglFlush()に置き換えました。

これはATiカードでBlenderのインタフェイスがだんだんと遅くなっていくのを修正することになります。

ton氏
Log:
古いタイプのZoon in/outの復活と、Zoomタイプを表すUser Preferenceを追加。
- Continue: デフォルト。古いスタイル。
- Dolly: 上記と同じようなものですが、継続しません。
- Scale: 新しい方法。名前は実際のScaleビューを元にしています。

Log:
Sequence Windowのパネルのサポートを追加。そして古い[N]キーメニューをこれに変換(訳注:当方の環境では何の情報も表示されないのですが…)。

Log:
Scene.c: object flagをbaseからコピーするための、なくなっていたコードを追加。
Drawobject.c: 選択中のSolid Objectのアウトラインをワイヤフレームで表示するコードを追加。フィードバックが必要と考えています。私のシステムではかなり遅くなりました。






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