Next Generation Blender Invitation

投稿日時 2003年05月29日 | カテゴリ: Blender.org

Next Generation Blender Invitation

Eskil氏の投稿です。
次世代Blender計画の世界にようこそ!次世代Blender計画とはいったい何か?それはverseネットワークプロトコルをベースにした新しい3Dアプリの構築を狙いとしたプロジェクトです。これは試験的なプロジェクトであり、結果がどうなるかわかりませんが、私たちはここに集結します!

もし何かコーディングしたいのであれば、まずverseプロトコル(新しいバージョンは2です)のソースコードをダウンロードし、サーバをコンパイル(v_とvs_で始まるすべてのファイル)した後、あなた自身のプロジェクトを立ち上げ、すべてのverseファイル(v_で始まるファイル)をincludeします。そう、そのとおり。あなたのモジュールは実行可能になるのです!アプリがverseのファイルをincludeしている間は、他のすべてのコンポーネントと会話が可能になるのです。したがってあなたは他の人のコードをみる必要はなくなり、それらのコードスタイルもしくは何か同じような方法に従う必要もなくなります。あなたがする必要があるのは、vll.hにあるverseのAPIを使用することだけです。

将来的にはAPIの追加を次世代Blender計画のコアに行いますが、これらは皆さんの前進の妨げにならないようにオプションとなるでしょう。

verseの実装コードのソース(zip 60k)
verseのスペックのドラフト(MS doc 220k)

Eskil Steenberg
eskil@obsession.se

FAQ:

Q:mailをすると迷惑ですか?
A:いいえ、励みになります。でもすぐにはお返事できないかもしれません。

Q:では、私の質問がおろかなものでもmailすべきでしょうか?
A:もちろん!

Q:私はばかげたものを書きましたが、どうすべきでしょう?
A:投稿して下さい!

Q:このスペックの穴やスペリングの問題に気づいていますか?
A:はい、ただしあなたで止めずに、それについてのmailをして下さい。

Q:何か特別なことがあっても、私はコーディングに専念すべきですか?
A:いいえ。すべてのことは必要で大事なことです。あなたのしたいことをして下さい。

Q:verseプロトコルの実装のライセンスは何ですか?
A:LGPLで、もちろん商用コンポーネントを作成することができます。

Q:動作するプラットホームは?
A:verseは非常に可搬性に優れ、ほとんどの環境で動作します。

Q:私の環境でのコンパイルに問題を抱えています。どうしましょう?
A:メールして下さい。

Q:私は何のコマンドが送られてきたかを知るのに苦労しています。どうすればいいでしょう?
A:"V_PRINT_SEND_COMMANDS"と "V_PRINT_RECIVE_COMMANDS"がすべて定義してあれば、入出力のトラフィックが標準出力に出力されます。

Q:他のアプリにPlug-inを書くことや、verseで交信することはできますか?
A:はい!

Q:なんのライブラリが必要ですか?
A:verseはstd libとsocketsを必要としています。あなたの作ったコンポーネントはあなたの好きなものが使用できます(GL、Glut、GTK、Carbon、SDL、DirectX)。私たちはあなたのコンポーネントを可搬性が高くコーディングするよう助言しますが、強制ではありません。

Q:私はverseプロトコルをある処理系をサポートするため変更したいのですが、そんなことはできますか?
A:できますが、しないで下さい。なぜなら、そうすればこのプロトコルのために書かれた他の物との互換性がなくなるからです。代わりにメールして下されば、他の解決方法を探ろうと思います。

Q:いつアプリケーションを見ることができますか?
A:この実験はひとつのアプリケーションをつくることではありません。多くの小さなアプリケーションを集めて動かすことが目的です。

Q:素晴らしい。私はプログラマではありませんが、なにかできることはありませんか?
A:ええ、することはたくさんあります。webサイトのホストや似たようなことです。また、できる多くのヘルプやサポートを確保する必要があります。verseを広めて、できるだけ多くのヘルプを確保して下さい。
このコンセプトの肝は今までの総合型アプリとは違い、プロトコルを通じて必要な機能だけを集積するといった、unixなどのcuiツールのようなものを目指しているということです。




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