Blender のLTS、2.83.20と2.93.9が同時リリース

投稿日時 2022年04月21日 | カテゴリ: 公式リリース

 Blender LTS(長期サポート)シリーズの2.83と2.93の最新版、2.83.20と2.93.9が4月20日付で公開されています。

 このシリーズではバグ修正が主となっており、新機能はありません。
 ダウンロードと修正されたバグのリストはそれぞれ次のリンクからアクセスできます。
2.83.20 LTS
2.93.9 LTS

 以下は上記ダウンロードリンク先の修正のリストの翻訳です。

2.93.9


  • クリーンアップ:NULL ポインタエラーの可能性を回避。[rBdf5da16aa11]

  • スプラインの calc_length() が制御点一つだけの NURBS カーブでクラッシュしていました。[T95137]

  • クリーンアップ:cast_primitive_type に中間的な変数を使用。[rB05f631b7ad6]

  • 符号付整数から浮動小数点数に変換した時の dna_genfile エラーを修正。[rB87b77a97b94]

  • 特定の HDRI のサムネイル表示時に Blender がクラッシュしていました。[T89542]

  • ライブラリオーバーライド内のアーマチュア用のキーイングセットが、元ファイルでの無関係のオブジェクトの変更で壊れていました。[T95601]

  • テクスチャペイント:Apply Camera Image(カメラ画像を適用)が画像選択時にクラッシュ。[T95787]

  • 壊れたシェイプキーの修正可能チェックに「from」変数の NULL ポインタのチェックを追加。[rBfc56ef5f970]

  • Magic UV: 正しいオペレーター識別子の引数を渡すように。[rBAa99ece99]

  • Node Preset アドオンをジオメトリノードで使用するとクラッシュしていました。[T90845]

  • 生成モディファイアー:多項式の次数が正しく動作していませんでした。[T96195]

  • PyDriver の評価時のメモリリークを修正。[rBc3fed26f376]

  • コマンドラインによるバッチレンダリング時、Workbench のスクリーンスペースキャビティがレンダリングされていませんでした。[T96243]

  • GPU: 異方性フィルタリング設定に `GL_MAX_TEXTURE_MAX_ANISOTROPY_EXT` の実装定義の値を使用できるように。[rB3dc36b32a1e]

  • リグレッション:オブジェクトが未選択時、トラックを並び替えると NLA がクラッシュしていました。[T96624]

  • グリースペンシル:フィル反転が原点(0, 0, 0)にストロークを作成していました。[T96790]

  • ベイクしたパーティクルが最終フレームでレンダリングされていませんでした。[T68290]

  • Adjust Last Operation(最後の操作を調整)パネルが遅い(元に戻す/やり直すが起こっている?)。[T85756]

  • ノードのマスクの選択がマーカーとのペアレントを考慮していませんでした。[T97135]

  • マスクのトランスフォームの原点が親トラックを考慮していませんでした。[T85467]



  • 2.83.20


  • クリーンアップ:NULL ポインタエラーの可能性を回避。[rB56958cd2e7d]

  • スプラインの calc_length() が制御点一つだけの NURBS カーブでクラッシュしていました。[T95137]

  • ライブラリオーバーライド内のアーマチュア用のキーイングセットが、元ファイルでの無関係のオブジェクトの変更で壊れていました。[T95601]

  • テクスチャペイント:Apply Camera Image(カメラ画像を適用)が画像選択時にクラッシュ。[T95787]

  • 壊れたシェイプキーの修正可能チェックに「from」変数の NULL ポインタのチェックを追加。[rB92d3a152391]






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