Blender Developers ミーティングノート(190603)

投稿日時 2019年06月04日 | カテゴリ: 開発者ミーティング

元記事:3 June 2019 - Blender Development / Meeting Notes - Blender Developer Talk

Brecht Van Lommel 氏の記事の翻訳です(※リンク先は特に断りのない限り英文)。

開発


  • 今週 Summer of Code のコーディングが始まりました。Summer of Code フォーラムで開発を追えます。まだ最初期ながら、全ブランチのDaily Windows ビルドも利用可能です。

  • マニュアルの更新の作業も開始しましたが、まだ全開発者の参加の準備は出来ていません。そのため来週に延期し、その時には明確なタスクリストとガイドラインができあがり、章の大幅な再構成が行われるでしょう。

  • COLLADA への対応が2.80で改善しましたが、もっとテストを使用しましょう。こちらのフォーラムでフィードバックお願いします。




  • 新機能と変更


    いくつかユーザーインターフェイスの改良がありました。

  • ギズモが短い距離のドラッグ後にアクティブになるように。これはギズモの後ろのアイテムをクリックできるようにするためです。マウスとペンタブレットのドラッグの閾値も別々になりました。(Campbell Barton 氏)

  • ナビゲーションギズモが画像、クリップ、シーケンスエディターで利用可能に。(Campbell Barton 氏)

  • Continuous grab(連続グラブ)が、片方の軸のみ使用するオペレーターで X または Y 方向にのみ動作可能に。これにより、タイムライン中での再生位置のドラッグが予想しやすくなりました。(George Vogiatzis 氏)

  • 状況の情報がユニークな評価済形状のみ表示するようになり、メモリ消費量と CPU と GPU の演算コストの表示がより正確になりました。(Dalai Felinto 氏)

  • Walk mode(ウォークモード)がステータスバーにショートカットを表示するように。(Dalai Felinto 氏)



  • バグ修正への集中は継続中です。ここにいくつか大きな修正を挙げます。

  • macOS のビューポートのパフォーマンスが、ラグの問題があった特定のグラフィックカードで大幅に向上しました。この問題を解決するため、Blender が実行可能な最小要件を macOS 10.11 にする必要がありました。すでに公式対応は10.12以上ですが。(Tomoaki Kawada 氏、Brecht Van Lommel 氏)

  • インスタンス用の Cycles のメモリ消費量が2.79時代の物に戻りました。この最適化はコアの依存グラフに移動され、Eevee も恩恵を受けられます。(Sergey Sharybin 氏)

  • Cycles のデノイズが、明るい縁の周囲に光の出現を回避するよう改善されました。(Lukas Stockner 氏)

  • カーブオブジェクトのスナップがモディファイアーがあっても動作するように。(Germano Cavalcante 氏)

  • Windows 版の多コア環境でのテクスチャペインティングのパフォーマンスが大幅に向上し、旧スレッディングのボトルネックを修正しました。(Bastien Montagne 氏)



  • ウィークリーレポート


  • Bastien 氏

  • Brecht

  • Campbell 氏

  • Clément 氏

  • Dalai 氏

  • Jacques 氏

  • Jeroen 氏

  • Philipp 氏

  • Sergey 氏






  • Blender.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
    https://blender.jp

    このニュース記事が掲載されているURL:
    https://blender.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=4137