モジュールチーム制度の確立

投稿日時 2019年04月19日 | カテゴリ: Blender.org

元記事:Module Teams ? Blender Developers Blog

Brecht 氏の記事の翻訳です。
ユーザーにはあまり関係ない話題かもしれませんが。

Blender の開発チームは、Blender Foundation の開発者と外部貢献者の両方で成長を続けています。プロジェクトの拡大のため、私たちは自身の組織化を改善し、2.80でのプロジェクト間の依存の複雑化とボトルネックを回避する必要があります。

先週の Homestretch ワークショップで、この件について話し合い、少し前進するため決定を行いました。



解決策の最初のパートは、3ヶ月リリーススケジュールを固持することです。これは各プロジェクトが自身のペースで開発され、一度準備が出来たら、すぐさま公式リリースに入るという意味です。各機能は、master 入りする時に安定化させないといけません。ダメなら次のリリース行きになり、他のプロジェクトを遅らせません。私たちはこれを厳格に実行する意向です。

二つめのパートは、各自の領域について責任を持つアクティブモジュールチームの確立です。従来のモジュールオーナーシップはコードの多数の部分に分かれ、全体的な方向性についてのコンタクトまたはコミュニケーションにおいて、明確にならないこともありました。
現在は11のモジュールを設定し、約1つのモジュールの調整を、経験者の開発者が責任を持って行っています。

Modules ページ(wiki.blender.org)

このページは今後数ヶ月間更新し、私たちの取り組み内容や、2.81以降の各モジュールに取り組むプランなどの概要を判りやすく提供していく予定です。

また、順調なユーザーインターフェイスペーパーカットプロジェクト同様、ヘルプできる新規または既存の貢献者のタスクリストもできるでしょう。機能は安定するまで、むしろ優先度がマークされないと、特定の Blender バージョンに配置されることはありません。

Blender プロジェクト管理者は同じままです。私は一貫した方法や下した決定、そしてそのプロジェクトに新しいリリーススケジュールに間に合う、明確な範囲設定を確実にするため、全体的に Blender プロジェクトのデザインとアーキテクチャのレビューの役割を担う予定です。





Blender.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://blender.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://blender.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=4128