Code Quest ウィークリーログ(180528)

投稿日時 2018年05月30日 | カテゴリ: Blender.org

元記事:[Bf-committers] Code-quest notes: Last week and this week #2

Dalai Felinto 氏による記事の翻訳です。

こんにちは。

先週 Spring アニメーションチームが新しいビルディングに引っ越ししたため、私たちのこれまでの Code ウィークリーはアートチームに焦点を合わせた物に置き換えられました。

よって今日は再び、先週の出来事と今週のハイライトのいくつかを取り上げて開始します。



  • コピーオンライトが新しいデフォルトになり、大量の新しいバグが見つかりました。チームの大半はこれらへの取り組みに多くの時間を費やしました。

  • 今週に優先順位を付ける予定の残りのバグ:
    ・Multi-Resolution のクラッシュとスカルプティング対応(Brecht 氏)。
    ・ヘアー編集(Sergey 氏)。
    ・ポーズライブラリ(Joshua 氏)。
    ・ファイル生成時のパフォーマンスリグレッション(Campbell 氏)。

  • 今日、コピーオンライトミーティングを行いました。全員が共通認識を持っていること、いくつかの未解決の問題が解決されたことを確認しました。Sergey 氏が後で完全なレポートを投稿すると思われますが、私たちは大筋で合意しています。

  • Joshua 氏が Clear Transform オペレーターや似たような物(スナップなど)が、親の行列からの変更を必要とするかを調査し、タスクフォース用の追加のサンプルとしてリストアップする予定です。

    ・常にアクティブモード、時間、ビューレイヤーは一つだけです。他の違う状態のデータを必要とするウィンドウはすべて、リードオンリーとして、または一時的にモードレスモードに切り替えてアクセスされることでこのようになります。多分何か自動的な機能、またはユーザー設定の類になるでしょう。

    ・(ライトプローブキャッシング、物理演算などの)ベイキングは、ベイキング時のアクティブレイヤーを使用して行われます。コマンドラインベイキングも可能で、ビューレイヤーを指定した場合に行われます。

  • Clément Foucault 氏は先週、新しいヘアー描画の作業をしました。これは近日マージされる予定で、氏はライトプローブキャッシュのコミットに取り掛かり、その後モーションパス描画が続きます。

  • Pablo Vazquez 氏がさらに動画を https://www.youtube.com/user/BlenderCoders/videos に公開し、新しいダークテーマをコミットしました。二か月めの最後が近づき、氏は Blender 2.8と Code Quest の現在の状況のブログ記事に取り組む予定です。

  • Bastien Montagne 氏はバグ修正とポリッシングの合間に両オーバーライドシステムの作業を行いました。今週はコピーオンライトのバグに集中するとのこと。

  • Jeroen Bakker 氏は EEVEE 用の 透過モードをコミットし、マテリアルモードの作業を開始しました。これは現在コミット済ですが、一週間でオプションを追加してポリッシングするそうです。さらに Workbench 用のスペキュラーライティングに取り組む予定とのこと。

  • Brecht Van Lommel 氏はほとんどコレクションとコピーオンライトのバグの修正を行いました。今週は Cycles の未解決の問題と、さらなるコピーオンライトのバグの修正に挑戦する予定です。時間がゆるせばローカルビューを優先するそうです。

  • Sergey Sharybin 氏が復帰! ネットワークインフラストラクチャーの設定を完了しました。今週はまだレンダーファームのセットアップと、同時にコピーオンライトの処理も一週間ずっと行うと思われます。

  • Campbell Barton 氏はツールシステム、ポップオーバーショートカット、Extrude マニピュレーターに取り組みました。氏はもう少しツールの作業を行うとのこと(いずれ解決が必要な、他のスペースのツール用のオープンデザインもあります)。Spring チームのための2.8のバグ修正用の時間もちゃんと作るそうです。

  • Joshua Leung 氏はコピーオンライトのバグとともに、新しいドライバーパイプラインとユーザーインターフェイスの作業を行いました。今週は、一日で Grease Pencil のレビュー/マージを仕上げるのに専念してみるとのことですが、氏の狙いはアーティストからの新しいアニメーションツールのフィードバックを集めることだそうです。


  • それでは。
    Dalai





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