BF が Blender 2.8のインタラクティブモードとBGE復活の可能性を示唆

投稿日時 2018年05月29日 | カテゴリ: Blender.org

元記事:[Bf-committers] Blender 2.8 - realtime and interactive 3d

Ton Roosendaal 氏の記事の翻訳です。

こんにちは皆さん。

Blender Foundation Development Fund がゲームエンジンとインタラクティブ3D関連の機能のために、多数の巨額の寄付(と寄付者のリクエスト)を受けました。
現在、2.8が形になりつつあり、この件についてチェックする時がきたようです。



昨日(訳注:5/27)の昼、私は Benoit Bolsee 氏と何人かの Code Quest 関係者と会い、Blender のリアルタイム3D機能のニーズと "interaction mode" の未来について議論しました。

その結果、Benoit 氏が1年間デザイナーとリード開発者として働き、リアルタイムインタラクティブ3Dシステムを Blender に復活させるための助成金が認可されました。氏は6月1日から週に平均1.5日、パートタイムで働く予定です。

もちろん、すべての作業と以降の議論は私たちのいつものチャンネル(メーリングリスト、code.blender.org、developer.blende.org、devtalk.blender.org)を使用し、公に行われます。他の Blender 開発者たちからの支援も大歓迎です。これについては Benoit 氏の作業開始時に詳しく告知されるでしょう。

要約すると、作業はまず二つの領域で行われる予定です。

  • 物理とイベント処理を行う、高品質なリアルタイムビューポート
    これはシミュレーションの設定とベイクに望ましい、便利な環境になるものと思われます。

  • 新しいノードタイプのロジックシステムの設計とプロトタイプ。

  • また、この作業に関連し、Godot、Armory、Blend4Web、Unreal、Unity などの外部エンジン用への対応(エクスポートまたは統合の類)も改善できます。
    私は特に最初の3つの(オープンソース)プロジェクトに、高レベルの互換性を維持する方法を探るため、連携の勧誘を行います。

    超高速描画(LOD など)の代表的なゲームエンジンの機能の作業も歓迎しますが、通常の Blender のビューポートや内部描画エンジンの作業の一部となると思われます。この方法だとみんなに恩恵があります。

    ではまた。

    -Ton-






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