GS0C の今年のプロジェクトのティーザー(4/1)
投稿日時 2014年04月01日 | カテゴリ: コミュニティ・話題
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遅くなりましたが、Ton Roosendaare氏による記事の翻訳です。
今年のBlender Fountaionに割り当てられたスロットは残念ながら5つに減ってしまいました。これは非常にゆゆしき事態ですが、仕方ありません。私たちは出来ることをするまでです。
以下はそのプロジェクトです。
●クロスシミュレーションの改良 (Cloth Simulator improvement) クロスシミュレーションは比較的重く、特に複雑な形状との衝突判定は苦痛を伴う物でした。このプロジェクトはそれを改良し、さらに他のシミュレーションツールとの相互作用(流体による "水ぬれ" や、火炎シミュレーションによる "焼失"、Boidによる "虫食い" など)にも対応する予定です。
●Windowsモード (Windows mode) 従来、Blender は非常に独特のインターフェイスを持つことで知られてきましたが、このツールは広く一般に親しまれた "Windows" 準拠のインターフェイスになり、ルックアンドフィールが一般的な Windows アプリケーションの物になります。例えば矩形選択するとき、毎回[B]キーに手を伸ばさなくても済み、これにより腱鞘炎の予防にもなります!
●Cyclesレンダーのノイズ除去 (New solution for Cycles noise) Cyclesレンダーでの一般的な悩みといえば、ノイズが発生することです。 これは3Dプリンタを利用し、モデルを実際に出力することで、ノイズを軽減することができます。テクスチャも3Dプリンタの種類によっては利用でき、まるで本物のような質感が得られ、触感も追加されるという夢のような機能です。
●Blenderアプリ (Blender App) Blenderがアプリとして利用できるようになります。ただしサブセット版で、Cyclesレンダリングなどは使用できず、モデリングなどが中心です。これはスマートフォンやタブレットでの使用に最適化されている物と思われます。 基本的に無料で公開されますが、欠けているツールの一部はアプリ内購入または低額の抽選により追加されるという、昨今のアプリ事情を反映した、物になる予定で、ツールにはレギュラー(トランスフォーム(Transform)、細分割曲面(Subsurf)など)、レア(ベベル(Bevel)、スカルプトモードなど)、スーパーレア(SSS、ヘアー(Hair)など)があり、後者ほど高価または確率が低い物になります。得た資金は運営活動(主にピザ代)にあてられる予定です。
●モデル作成(HENTAI Maker) これは数年前から噂されてきましたが、多くの人が待ち望んできた、「ワンクリックでモデルを作成」するという夢のような機能です。日本の伝統芸能である、独特のプロポーションを持ち、昆虫のような大きな目を持つ、あの "Hentai" モデルを自動的に作成します。モデルは約65535あるパラメータにより、完全にコントロール可能です。
どれも魅力的な物ばかりですね。プロジェクト成功を祈るばかりです。
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