EF-12のバージョンアップと、TGS用ゲームキャラクタ募集

投稿日時 2013年07月06日 | カテゴリ: コンテスト

先日お伝えしました EF-12 が1.51にバージョンアップしました。

そしてさらに、9月に開催予定の東京ゲームショー(TGS)でこの EF-12 が出展され、その際に使用されるキャラクタ・背景(とBGMも)のコンテストが開催されることになりました!

7/7追記:コンテストに「Blender賞」が追加されました! その他新情報についてはこちらをご覧ください。


●EF-12 1.51


EF-12はフリー(or 寄付)の電子格闘競技環境で、「e-スポーツを通じたゲームの文化的価値向上」という思想とともに配布されています(この思想については、Game*Spark にて詳しく記事にされていますので、そちらをご覧ください)。

その EF-12がバージョンアップし、AIの記述が可能になった模様です。記述にはエクセルを使用します。

他にもバグ修正や、081氏の協力の元、Blender によるモデル開発に正式対応しています。リリースノートの詳細はこちら

ダウンロードも同ページからどうぞ。今回から、任意の値段による購入もできるようになっています(ただし従来どおり無料でDLも可能)。


●東京ゲームショー用キャラ/ステージ/BGMコンテスト


さらに、9月19日から東京で開催される東京ゲームショー(TGS)にて、EF-12が披露されることになり、そこで使用されるキャラクタとステージ、BGMが募集されることになりました。

条件は決められたファイル形式であること、自分が著作権を所有するもの(要はオリジナルということ)。これはステージ、BGMも同様です。
なお、一人で複数の作品を提出することもできます。もちろん賞品も用意されています。

テーマは「未来的、サイバー」「サイボーグ、アンドロイド、アバター」といった物が採用されやすいとのこと。

その他のルールの詳細はこちらをご覧ください。

Blender でキャラクタを制作する場合、こちらの「G6Liteシンプルデフォーマ for Blender」をDLし(ブリュンヒルデは不可)、それを参考にモデリング・頂点ウェイト付けを行い、モデルエクスポーターで出力するという手順となります。詳しい手順は先日の記事をご覧ください。

問題はマテリアルです。現時点では上記のサンプルに対し、放射(Emit)を増減(1で通常表示。0以外推奨)する他は、UV テクスチャを変更する以外の自由度はありません(バンプ未対応)。アルファによる透過にも対応していません。また、両面ポリゴンに対応していませんので、厚みを付けた方がよさそうです。詳しくは公式のマニュアルをご覧ください。

この辺は制約の中でデザインするか、応募時にblendファイルを一緒に送ってアピールするなどするしかないかもしれません。
7/7追記:現在、マテリアルの制約はほとんどないそうです。詳しくはこちらをご覧ください。



締め切りは8月31日。充分時間はあると思います。
皆さんの腕を試してみませんか?

参考
当サイトのEF-12スレッド



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