MakeHuman2.0プレアルファ版がダウンロード可能に

投稿日時 2004年11月15日 | カテゴリ: Blender.org

元記事:MakeHuman 2.0 pre alpha ready for download

Manuel氏の記事です。
MakeHuman 2.0はすばやく簡単に人体の3Dモデルのモデリングを行うBlenderのプラグインです。とうとうダウンロードできるようになりました!

http://projects.blender.org/frs/?group_id=16

MakeHuman2.0はほとんどを完全にスクラッチから書き換えたため、少しずつアルファテストを行う必要があります。これはプレアルファなので、新機能は一部だけです:
  • 新しいリアルタイムインタフェイス

  • 数種類の新しいTarget

  • Windows用インストーラ


マッスルエンジン、新しい高解像度UVマッピング、BVH、FACS、そして多くのターゲットは次のリリースで利用できるようになります(アルファもしくはベータ)。下記のロードマップを見てください。
http://www.dedalo-3d.com/index.php?filename=SXCOL/makehuman/articles/makehuman_2_0_roadmap.html

このプレアルファの目的はテストのみです。"quick start"を近日公開します。
バグやサポート、機能のリクエストについてはこちらのトラッキングシステムを使用してください。
https://projects.blender.org/tracker/?group_id=16

アルファ後はCVSもリスタートします。そしてもし私たちの作業に真価を認めるなら、下記のオープンソースコンテストにMHを投票して下さい。
http://www.dedalo-3d.com/index.php?filename=SXCOL/makehuman/articles/open_source_contest.html

インストールに関する問題はすべて修正しました![Alt]+[P]も、手動による設定も必要ありません。Windowsユーザには、簡単なインストーラがたった3回のクリックで自動的にすべての設定(Target、Blend、Texture、リンクなど…)をしてくれます!

完全に生まれ変わったインタフェイス! 新しいGUIはプロフェッショナルユースを考慮してデザインされています。高い効率が期待できます:
  • スクリーンの94%がモデリングエリアに

  • 沢山のアイコンを記憶する必要はありません

  • アイコンから別の場所へ目を動かすことによる目の疲れもありません

  • エレメントからモデルへ自動ズーム

  • クイックリストと、最後に使用したTargetの編集

  • メインカテゴリへのクイックリンク(gender(性別)/age(年齢)/キャラクタ/ethnie((種族)の設定(プレアルファでは数種類のTargetしかありません))

  • "Subdivision mode"と"Reset All"コマンドへのクイックリンク

新しいTargetがいくつか追加されましたが、これは新しいTargetライブラリのほんの一部です。現在このターゲットは自動的にインストールされるため、別にダウンロードする必要はありません。また、名前とTargetの順番は一時的なものです…

Windows版では、インストーラを実行して、記事中のとおり、最初に1回、同意するかどうかで1回、インストールする場所を決めて1回の3回でインストールされ、従来のようなわずらわしさは一切なくなっています。実行はスタートメニューからMakeHumanのblendファイルをクリックするだけです。

GUIは右クリックでメニューがで、メインカテゴリからモーフターゲットを選び、数値を変更すると、その分だけモーフィングします。また、"MorphMode"というものが存在しており、体の変形できる部位がバウンディング球で表示され、さらに細かく変更できるようになっています。また、SaveとLoadは動作しないようなので注意して下さい。



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