Garlicブランチの国際化プロジェクトご協力のお願い

投稿日時 2011年07月20日 | カテゴリ: 技術・開発関連

先日、Ton氏とcongcong009氏より、Garlicブランチの Blender の国際化とローカライゼーションの改善に関する GSoC プロジェクトに使用する、日本語版 PO ファイル制作についてメールが来ました。

翻訳には SVN とテキストエディタを使用するそうで、congcong009氏によると作業の流れとしてはおおよそ以下のようになるとのことです。

 ブランチの POファイルを Trunk の POT で更新(毎回ではなく、Blender リリース毎に一度だけ。Jp.poはすでに更新済)
→PO をブランチからチェックアウトし、翻訳・レビュー・コミットする
→POが完成したら Trunk とマージ
→MO にコンパイルし、BF にリリース用に送付


一番上の PO ファイルの更新というのは、Blender Foundationによるリリースがあった場合、Trunk側のPOファイルとマージし、新規部分の単語を取り込む必要があるということです。

また、このプロジェクトでは三つの役割があり、氏は以下のように説明されています。

翻訳者(Translator)
注意を払い、アイテムを英語から日本語に翻訳する役。POファイルで作業。

レビュアー(Reviewer)
翻訳をレビューし、問題があれば、翻訳者と議論した後、訂正する役。POファイルで作業。

テスター(Tester)
翻訳された Jp.POを使用し、日本語インターフェイスをカスタムのコンパイル済 Garlic Blender でテストする役。できれば Linux、Windows、Mac など、多くのOS環境を持っていることが望ましい。


また、以降も増え続ける新機能に対し、継続して翻訳作業できる方が望ましいとのこと。まあ、これはとりあえずは考えなくてもいいかもしれません。

興味のある方は、congcong009(a)gmail.com ((a)は@に(以下略)にメールをお願いします。返信メールで SVN へのアクセスなどが説明されます。なお、Googleアカウントがあれば将来的にその方がいいかもしれないとのことです。

参考
blender-translation - Translation Program for Blender - Google Project Hosting
User:Xiaoxiangquan/GoogleSummerOfCode/2011/Internationalization - BlenderWiki
BlenderArtistsのスレッド

後ほどこれらのページの一部の翻訳を追加する予定です。




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