Entoforms:Blender で成長する生物たち

投稿日時 2011年03月05日 | カテゴリ: 応用

元記事:Entoforms: Blender grown creepies | BlenderNation

B@rt氏による記事です。



Durian 他、数多くの Blender プロジェクトに携わってきた、アーティストの Dolf Veenvliet(macouno)氏 が、Blender を使用し、Blender内の DNAなどを使用した生物たちを「成長」させています。氏はこれらを Shapeways でプリントすることで、現実の昆虫採集のようにコレクションに加えることができるのです。

Dolf氏曰く、

皆さんこんにちは。B@rt氏に、私に現在作業中のこのプロジェクトについて何か書いてほしいと頼まれました。それは約二か月前、奇妙なアイデアとともに始まりました。このアイデアをどこから着想したかはっきりとはわかりません。私は “Entoforms” を Blender 内に作りました。Entoforms は小さな生物で、私が「育てて」います。ただしこれはランダムではありません…彼らはすべて自分の “dna string” を持っています。その名前は “Entomology(昆虫学)” を元にしています。私はこの Entoforms を3D(http://www.shapeways.com を参照のこと)でプリントし、これらの標本を保持する昆虫学者として公開しています。

私は1月の大半を費やし、形状を成長させることができる Blender 2.5アドオンを書きました。Blender 2.5の Python API のいいところは、通常手動で行っていることを Python を使用してできるようになったことです。
旧バージョンでは、私たちはいつも Blender ファイル内の「データ」を変更してきましたが、Mesh をモデリングするようには操作できませんでした。よって私はやっと、Extrude/Translate/Scale/Rotate を一度に複数回実行できるスクリプトを得られました。これは非常にパワフルで、クールな物を制作するのに、Blender のデータ構造について熟知している必要がありません。まだ少し作業の必要はありますが、素晴らしい API を作成された Campbell氏に感謝します!




残りとプリントされたモデルの写真は元記事でどうぞ(Google翻訳)。
また、氏のブログGoogle翻訳)にも、以降の状況が掲載されています。自分で作成した実物のモデルを採集箱に入れて虫ピンで止めるというはなかなか面白そうですね。

そういえば、似たような物を少し前に見た覚えが…




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