BlendSwap に軽量版の Sintel モデルが登場

投稿日時 2011年03月01日 | カテゴリ: リソース・チュートリアル

元記事:Sintel ‘Lite’ – Character file for testing / learning.

ben氏による記事です。一部レイアウトを変更しています。

http://www.blendswap.com/3D-models/characters/sintel-lite/



アイデアは非常にストレートです―私は Sintel キャラクタファイルの「ライト」バージョンをテストと練習用に編集しました。DVD にあった、sintel.blend を 2.56a(Trunk版、renderブランチ版ではない)で開き、再保存すると約71MBになります。また、テクスチャもおおよそ1.25GBになり、主に映画用の .png ファイルによるものです。これは特にダウンロードやコピー、そして一般的に単一のキャラクタとして場所をあちこちに移動するのに適したサイズではありません。

業界にはもっと複雑なキャラクタがいることを知ってはいますが、世界中のBlender ユーザと、その各自のインターネット環境とハードウェアの範囲を考えると、このままにしておくのはあまりいいことだと思いません。
私は最初のオープンムービープロジェクトからの Proog のファイルを徹底的に調べたことを思い出し、これがコミュニティの役に立つだろうと考えました。



私のしたことの大半は、テクスチャの(大量の)圧縮と、オブジェクト、形状、Materialなどの中で、キャラクタの見た目や機能的に重要でないものの整理です。ハイレゾとローレゾ形状の両方があり、Particle Hair と、比較的早いライティング設定(すべてレイトレースなし)があります。すべて Blender 2.56a Trunk で動作するよう更新されています。ご存じでない方に説明すると、要は blender.org からメインで公式リリースされたビルドのことです。これは映画で使用された Render ブランチとは違います。また、Nathan氏がリグスクリプトをこのバージョン用に更新する作業を手伝ってくれました。

しかし、Blender の仕様が変更される可能性があることは注意すべきことであり、このリギングスクリプトも将来の Blender ビルドでは再び動かなくなってしまう可能性があります。

以下に簡単に紹介します(DVD の sintel.blend との違い)。

Layer 1 – ハイレゾMesh
Layer 2 – Hair
Layer 3 – Proxy Mesh
Layer 10 – Hair用衝突判定Mesh
Layer 11 – キャラクタリグ
Layer 12 – Lamp、Camera、地面
Layer 13 – OpenGL ライト設定(要はキャラクタのポージング用に影のない設定)
Layer 20 – その他すべて(実際のリグを生成するのに使用された Meta rig と、Mesh デフォームケージ)

以下のリンクはすべて同じ .blend ファイルが収められており、単に .blend、.7z、.zip で投稿されているだけです。

http://www.blendswap.com/3D-models/characters/sintel-lite/
http://www.filefactory.com/file/b55h1hf/n/sintel_lite_v2_1.7z (6.2MB)
http://www.filefactory.com/file/b55h262/n/sintel_lite_v2_1.zip (11.6MB)

上の動画は、映画からのアニメーションに非互換性が生じているファイルがないかどうかを確認するテストです。

私が壊してしまったのですが、まだ修正されていない物(指摘された物)は、他のファイルにインポートするためのグループです。

開発者の Aligorith氏による、このコピーの修正方法の説明とテストです。私が上の竹林のビデオテストで行ったことはシンプルで、キャラクタファイルのコピーに Action をインポート・Appendし、レンダリングしただけです。

http://aligorith.blogspot.com/2011/01/more-sintel-posing-fun.html
Google翻訳版

次は皆さんが楽しむ番です! ダウンロードが済んだらアニメーションや機能のテスト、バグ報告用ファイルを作るのにこのファイルを使ってください。改良や共有も自由です。いわなくてもお分かりだと思いますが、このファイルのライセンスは、DVDファイルと同じクリエイティブコモンズライセンスです。

フィードバックと議論のため、現在このブログよりも Blenderartists.org をよく見ています。下記スレッドへの投稿はご自由にどうぞ。
http://blenderartists.org/forum/showthread.php?t=206875

それでは。Ben





Blender.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
https://blender.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
https://blender.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=3373