Farsthary氏が3D Coatへ!

投稿日時 2011年01月23日 | カテゴリ: コミュニティ・話題

元記事:farsthary – Moving to 3D Coat! | BlenderNation

Tim Formica [Room335]氏による記事です。

「エキサイティングな発表があります。私は Pilgway/3DCoat チームに加わることになりました! 私の Unlimited Clay が彼らに高く評価され、私は共同して3DCoat に動的サブディビジョンスカルプティングを統合する予定です」

「私が Blender の開発から抜けることを恐れているだろう、忠実なる Blender フォロワーの皆さんに私はいわなければなりません:ご心配なく! 私は最初、NDA(守秘義務契約)に制限される可能性を恐れていましたが、現実はそうではありませんでした! Pilgway/3DC チームは Blender チームが好きなのです。 非常にクールで、オープンかつ協力的な人たちなのです! もちろん、私は Blender の開発と、皆さんの愛しの Unlimited Clay は今も将来も続けることができるのです。」ヒュー!

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ハリケーンが来ても、停電になっても、彼はコーディングし続けてきました!

おめでとう、farsthary!


元記事のコメントには、素直に祝福を伝える人が大半ですが、中には、「Autodeskじゃなくてよかった」という人や、「Blender Foundation はなぜ彼を雇わなかったのか」という人もいます。
後者については、かの Matt Ebb氏が、Farshary氏は研究開発(R&D)タイプの実験的なコードが多く、保守を好むタイプではないため、BFは雇わなかったのではないか、とコメントされています。

そして、Farshary氏自身も登場し、自分がいなくなるようなコメントに対し、「Blender の開発を続ける予定」「3DCは自分に Blender 用 Unlimited Clay、Particle Surfacing、Physics などを続けさせてくれる予定」「3DCは Blender コミュニティを高く評価している」と大文字でコメントされています。

他にも、BFはもっと開発者を雇うべきだ、という声があり、これに対してTon氏は「私は『BF はもっと開発者を雇うべき』だとは考えていません。業界がもっと Blender の開発者を雇うことをその戦略としています。もちろん、できれば Blender のコーディングもしてほしいですが、他のプロジェクトもコーディングすれば、いずれ私たちもそこから恩恵を受けるでしょう」とコメントしています。

実際、この先どうなるかどうかはわかりませんが、少なくとも氏は Blender の開発から抜ける意思がないことは明確です。この先も氏の活動に期待できそうですね。



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