究極の Blender 用コンピュータ購入ガイド

投稿日時 2010年09月22日 | カテゴリ: リソース・チュートリアル

元記事:The Ultimate Guide to Buying a Computer for Blender | BlenderNation

BNコミュニティレポーターによる記事です。

Andrew Price氏は私たちにこの Blender用コンピュータ購入ガイドを送ってくださいました。ちょうど3日ほど前に IRC で誰かにこのことについて尋ねたところであったので助かりました。Andrew氏に感謝!

Andrew Price氏曰く、

このハンディガイドは新しいコンピュータを購入するプロセスをわかりやすく説明しています。僕自身、過去に貧弱なハードウェアを購入してしまった犠牲者であり、他の人が僕と同じ轍を踏まないよう手助けしたいのです。

このガイド内では、私は Blender 内のレンダリング時間に対し、各コンポーネントがどんな効果をおよぼすのか、どのコンポーネントに費用をかけるべきかを説明しています。

詳しくは記事をお読み下さい。

The Ultimate Guide to Buying a Computer for Blender




簡単にまとめてみます。
OS
Linux は Windowsに比べ安定性にすぐれ、メモリ効率よく、スムーズに動くのですが、氏曰く、Ubuntu はセットアップがマジ苦痛だったとのことで、氏は Windows 7をおすすめとして挙げています。

CPU
とりあえずマルチコアでできるだけ早い物を買えとのこと。
まあ、レンダリング時間に直結してますし、ここにお金をつぎ込むべきでしょうね。

RAM
氏はこれを二番目に大事な物として挙げており、レンダリング時間には影響しないものの、限界が増え、Blender がクラッシュするのが減るためです。特に Fluid では2GBでは domain のレゾリューションが100以下しか使用できないのに対し、16GBでは800も可能とのこと。
ところで画像が不意打ちすぎです

グラフィックカード
3Dビューでの操作は快適にはなるものの、現時点での Blender のレンダリング時間には影響しないため(SmallLuxGPUOctane のような GPU レンダラを使うなら別)、特に高い性能のカードはいらないと述べています。また、やはり今でも ATi のカードは鬼門なので、Nvidia 一択です。

ケース
冷却効率のいいものを選べ、とのこと。実際に氏はレンダリング中にハードウェアにダメージを受けたようです(別に出火はしてないらしいですが)。ゲーム用のケースが普通のケースに比べ、よく冷えるのでおすすめだそうです。

HDD
Blenderのスピードの点では特記すべき点はないが、安定性を考えるなら同じHDDを二つ買い、RAID 1 にしてミラーリングするのがおすすめだそうです。

最後は氏の PC の動画と構成が書かれています。ご参考にどうぞ



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