エレファンツドリームの立体視レンダリング
投稿日時 2010年09月21日 | カテゴリ: リソース・チュートリアル
元記事:Rendering Elephants Dream in Stereoscopic 3D | BlenderNation Banlu Kemiyatorn氏による記事です。 Wolfgang Draxinger氏から、現在 Elephants Dream を立体視の3Dでレンダリングし直しているという情報をいただきました。これを行うため、氏は Elephants Dream をレンダリングできる唯一のバージョンである、Blender 2.41にパッチ当てて使用されています。そのため、カメラを修正する必要はなく、単にレンダリングするだけなのです! …いや、完全にではありません。この映画のすべてを3Dにする必要はないため、氏はおそらくフェイクのマットペイントの作業を少し行う必要がああったと思われます。 他にも、Jayden Beveridge氏が、アナグリフ(訳注:赤と青のセロファンによる立体視)のビデオチュートリアルを作成されたとのこと。 Wolfgang氏曰く、 私は現在、Elephants Dream を立体視3Dでレンダリングする作業を行っています。ディジタルシネマの2k解像度で! これを行うため、Blender を少し拡張し、立体視するカメラを設定する支援をさせています。現在(少しの)ボタンを押せば立体視ができます。 下に準備段階バージョンの動画があります。
私はさらにカメラについて氏に訊きました。 できるだけ簡潔に書きます。Blender の Camera オブジェクトにステレオ機能を付けました。選択された目用にオフセットをつけ、ずらして投影してカメラをレンダリングできるとして、カメラとの距離がアニメーション可能な、Convergence フレーム平面内のポイントが、スクリーンの深度において明らかになります。stereo base で立体視の効果の影響度をコントロールします。 Wolfgang氏は氏の立体視パッチの2.5への移植と、これを Big Buck Bunny と Sintel に行うことを計画されています。 そして、Jayden Beveridge氏のアナグリフのチュートリアルです。 元記事のコメントには他の人による3Dの画像などがいくつかあります。そちらもご覧下さい。